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靖国神社 -投稿者: okajoe  2002-10-31 09:29:21

 APECで江沢民に会った(遭った)小泉首相は、靖国神社参拝に関して、イ
チャモンをつけられたそうだ。首相は言い訳とも反論ともつかぬ言葉でその場を
逃れてきたらしい。
 むやみに北京へ詣でて「頭ナデナデ」されて喜んで帰ってくるような、お馬鹿
さんよりはいくらか増しであるが、もっと上手に言い返すことを覚えて欲しい。
たとえば、こんな会話だ。
「お国では、『文化大革命』がありましたが、その歴史的評価はいかがですか?」
「大きな災いをもたらしました。」
「その中心人物は故毛沢東主席だと思いますが、その評価はどうですか。」
「過ちはあったが、革命を成功させた偉大な指導者である。」
「天安門広場に大きな肖像画がありますが、あれに向かって敬意を表すことは
『文化大革命』を支持することになるのでしょうか。」
「そんなことはない。」
「靖国神社も同じです。」

Re:靖国神社 -投稿者: 道灌山  2002-10-31 12:00:58
okajoeさん、うまいものですな。

ちなみに、靖国神社と
満州事変以後の日本の戦争について高市早苗を罵倒し、
中国閣僚に会う手土産としたのが
田原総一朗でした。

Re:靖国神社 -投稿者: okajoe  2002-11-02 08:39:08
日本人は、「ずるい」のを嫌って、「ずる賢い」のも悪いことのように見るよう
です。しかし、外交交渉で「クレバー」なのは「ずる賢い」人のことですよね。

Re:靖国神社 -投稿者: 道灌山  2002-11-03 00:22:45
なるほど、世界を席巻した英米(アングロ・サクソン)は
「戦略的なずる賢さ」をもっていますよね。
ザメンホフのエスペラントが広まらず、
英語が「世界共通語」面しているのも、
その結果であるとも言えます。

「ずる賢さのすすめ」ですか?

エスペラント -投稿者: okajoe  2002-11-03 01:19:07
人工的なものは、自然的に発生したものには勝てません。
戦略以前に、武力で作った秩序も、悲しいかな強力です。
アフリカで英語やフランス語をしゃべる人を見ると傷跡の
大きさを感じます。

Re:靖国神社 -投稿者: 道灌山  2002-11-03 01:35:05
う〜む、それはちょっと…

続エスペラント -投稿者: okajoe  2002-11-03 01:58:31
英語が世界共通語(フランス語がNo2)づらしているのは、
「ずる賢さ」の次元ではなく、武力で押し付けた「秩序」
だと思うのです。

Re:靖国神社 -投稿者: 道灌山  2002-11-03 03:06:11
う〜〜む、それもちょっと…

私はあなたが「クレバー」と言ったので、
「英語帝国主義」に言及しました。
武力で「秩序」を押しつける前には、
そのための「戦略」があったはずです。
兵ハ詭道ナリと言いますね。敵の裏をかく訳です。
英語が世界語ヅラをしているのは、アングロ・サクソンが
世界に植民地を持つ程「ずる賢かった」からではありませんか?

でも、タイトルから離れるばかりですね。
ご興味あれば、現在ふぉーらむのNo.71にある
「靖国問題」を御覧下さい。

道灌山へ -投稿者: okajoe  2002-11-03 04:02:52
あなたの言う「戦略」は、私は単なる「欲望」もっとはっきり言え
ば「食欲」だと思っているのです。肉食獣が弱いものを襲うよう
に。
まあ、2人で議論しても盛り上がらないですからね。
他を見に行ってきます。

Re:靖国神社 -投稿者: 道灌山  2002-11-03 04:21:55
おや、嫌われたものだ。

つまり、
羊頭狗肉のタイトルだったのネ。

Re:靖国神社 -投稿者: 大山健一  2002-11-03 16:07:16
 靖国神社問題が他国に左右されること自体おかしいと思います。そもそも
国家の為に亡くなられた方を慰霊することは社稷の根本である。それについて
他国に言われる筋合いは全くなく明らかな内政干渉である。
 首相は言い返してやればいいのだ。「そもそもあなた方共産主義者にとっては
霊魂などというものは存在しないはずである。そのようなありもしないものを
こちらが慰霊したとしてそう目くじらを立ててくれるな」と。
 更に相手がいってきたら「なるほどあなた方は共産主義を捨ててくれた
わけだこれで私達の距離もいくらか縮まった」と。
 靖国神社については多くの誤解があるが、その起源は明治二年に明治天皇
によって「東京招魂社」として創建されたのが始まりである。その後、明治十二年
名称を現在の靖国神社に改称した。そこに祀られているのは戊辰戦争で亡くなっ
た方方
から現在に至るまで国家の為に亡くなった方を慰霊しているのである。
 靖国問題で必ず出てくるのは分祀の話である。A級戦犯がいるから参拝は
認められないというものであるが、そもそも内政干渉であることは前に述べた
のであえてその主張に沿って考えてみる。そうすると戦犯とは何かという
話になるであろう。A級戦犯とは東京裁判によって戦争犯罪者とされた方々
のことである。しかし国内的には彼等は犯罪者とはなっておらず遺族はきちんと
恩給を受けている。又、サンフランシスコ講和条約にしても刑の執行を受諾
したのであって歴史観まで拘束される謂れはない。
 明らかに政治裁判であった東京裁判は国際法上違法であり、我が国の立場
としてこれを認めることはできない。よってA級戦犯などというものは存在
しないというのが私の立場である。首相は正々堂々参拝し、将来は陛下の御親拝
があって然るべきであろう。

Re:大山さんへ -投稿者: okajoe  2002-11-03 20:54:04
ほとんど同意見です。
ただ、中国が文句をつけているのは「戦争を美化することになる」
という点で、霊魂のことは関係ないと思います。
別の追悼施設を作る話もあるようですが、そんなものいまさら作る
必要はないと思います。別に誰も参拝を強制されていないのに、多
くの人が訪れているのは、そこに心があるからです。参拝者の心が。

Re:靖国神社 -投稿者: ふぉふぉふぉ  2002-11-03 20:56:14
江沢民は日本を憎んでいるから耳にたこができるくらい「日本軍国
主義」への警告を発するけど、それをおいておくとすれば、日本が
戦後の秩序(戦勝国は平和をもたらした正義の存在、敗戦国は悪と
いう物語)を否定するような行為をすれば、日本は「物語」の脚本通りに演
じてないと特に中国はいらだつ。他の国も演じなければならないので
日本の味方はいないし、それは困ると感じているはずだ。
日本は物語を変えなければだめだ!

ふぉふぉふぉ さんへ -投稿者: okajoe  2002-11-05 01:11:48
そうですね。やはり、人類史の中での意味、役割を物語として主張
できなければ、千年後の子孫に残せる歴史は作れません。
その意味で、本当に歴史学的に語れるのは、当事者がみんないなく
なった、百年後ぐらいからのように思いますが、そのときの資料と
なるものはしっかり残しておかなければならないと思います。

Re:okajoeさんへ -投稿者: 道灌山  2002-11-08 01:33:59
了解しました。

靖国神社の存在意義 -投稿者: okajoe  2002-12-05 06:57:41
靖国神社とは別に、国立の追悼施設を作る話が、現実味を帯びてまいりました。
そんなのを作るべきでない。(作るのは税金の無駄遣いだ。)
作ったって、誰が行くんだ。(中国・韓国ご要人様御用達)
東京裁判そのものを受け入れていいのか。
「死者を追悼する」とは何なのか。

かなり重い題材ですが、今議論が必要なテーマだと思いますので、いろいろなご
意見を聞きたいと思います。気軽な感想も含めて、言いたいことをみんな書き込
んでいただきたく思います。
と言いつつ、東京の靖国神社には参拝したことのない私です。
今度、東京に行く機会があれば、参るつもりですが。

GARUさんの投稿(とまり木より) -投稿者: okajoe  2002-12-05 19:43:07
僕としては「靖国神社に代わる国立追悼施設」には
反対したい気持ちです。
その理由としては、戦争に行かれた方々の中に
「靖国で会おう」と言う言葉が、合言葉のように
語られていたと聞きます。
そこを国立追悼施設に現代の都合で変更するということは
「死んでいった人たちの気持ちはとりあえず置いといて、
形式だけでも、摩擦の無いようにすればいいんじゃない」
と言っているような気がしてなりません。

もし、自分が戦争で死んだとしたら、
やっぱり、友と約束した地で祭られたいと思いますし、
それを、勝手に変えられても「なんだかなぁ・・・」です。

「いま、生きている人が大切でしょう」っていう人も
いましたが、それなら、そんな気持ちなら追悼なんか
しないほうがいいと思いました。
なんか、それって「きちんとお参りしている自分って
えらいでしょ^^」って言ってるみたいで
死んだ人の気持ちはどうでもいいんかいっ!!って感じです。

追悼するなら、される相手の気持ちに立って
何が最良なのかを考えることが大事だと思います。

私が思う事 -投稿者: 騎士のテツ  2002-12-06 18:53:37
靖国神社について前から思っていた事を書く。
そもそも、中国と韓国はなぜ、終戦記念日に靖国神社を参拝するしない
で、あんなに、さわぐので、あろうか?
靖国神社にA級戦犯がまつられているから、そこに、まいることが、
過去の戦争の肯定となると、考えているのだろうか。
私は、戦争する事が、いいことと、思っていないが、いいかげん、
過去のことは、忘れて、先のことを、考えませんかと思うのですが、
(やったものは、忘れるが、やられたものは、忘れないと言いますか
ら、虫がよすぎるのかな。どうだろう。)
ところで、これは、過程の話しなのだが、もし、日本が戦争に、勝っていたら、
この、靖国問題は、起こっていたろうか?

Re:靖国神社 -投稿者: 道灌山  2002-12-07 03:38:16
>そもそも、中国と韓国はなぜ、終戦記念日に(日本の閣僚が)
>靖国神社を参拝するしないで、あんなに、さわぐので、あろうか?

騎士のテツさん、この疑問にあなたの解答をお出し下さい。

「中国が統一され、人民共和国政権が誕生したのはみな日本の中国侵略
のおかげだ。我々は日本に感謝しなければならない」と、毛沢東は語った。
にもかかわらず、なぜ北京政府は「靖国問題」を持ち出すのか?
以下、私の仮説です。こう考える人は珍しくはありません。

「靖国問題」は共産党政権にとって、「過去」の問題ではなく、
「現在」の政権維持の問題だからである。
第二次世界大戦以後、中国では大躍進、文化大革命と長い内乱が続き、
国内はずたずたになり、経済・文化は遅れ遅れた。政権はもう国内に
敵を作り出す事がいかに危険か思い知らされた。そこで国外に敵を
求めて国内の不満を外に向けさせたのである。それが反日教育である。
これは江沢民の発明で、1980年代から始まった。幸い、日本政府が
オタオタしてくれたので、外交カードとして有効なことが判ったのだ。
中韓共に戦勝国ではない。それが50年昔の戦勝国の理屈を振り回そう
と言うのだ。落ちぶれたとは言え、まだ経済大国の日本は恐ろしい。
その首根っこをおさえ、あわよくば属国にするのは国家戦略だ。
とにかく、隣国が弱小であることが政権維持の必須条件だ。
靖国神社は日本人のアイデンティティーに直結しているから、そこを
つつき回すのは極めて有効である。

Re:靖国神社 -投稿者: Ponya  2002-12-07 22:15:56
現状に対して今どうすればよいか…といっても特に具体案をもっていないので、
今まで傍観しておりましたが、「気軽な感想も含めて」というokajoeさんの
要望に反応してみます。

皆さんのお説を拝見したところ方向性にほとんど違いがなく、理想としての
「靖国はこうあるべき」という部分には私も大賛成です。ただ、最近思うのは
靖国神社の捉え方を「魂の場所」とか「参拝者の心」とか「約束の地」とか、
そういった日本人的感覚で捉えている人は実際に多いにも関わらず、問題点を
「A級戦犯が合祀されているからダメなんだ」と信じている人が以外に多い
のではないかということです。

私は職業上、時事問題に多少なりとも関心を持つお客様とお話をする機会に
恵まれているのですが、この問題に関しては特にテレビや新聞報道の影響から
日本共産党の主張どおりの「A級戦犯合祀問題」を意識している方が多いと
感じるのです。特に顕著なのは昭和1ケタ〜20年生まれと思われる方で、
実際に「どうしてA級戦犯合祀だとダメなんですか?」と訊ねてみても、
「そらぁ〜東条とかな、君らは知らんやろけど日本人を地獄に引き込んだ
張本人なんや、同じその時代を生きた日本人としても納得できん」といった
頑なな反応が殆どです。

Re:靖国神社 -投稿者: Ponya  2002-12-07 22:17:44
(↑のつづき)
そうなると東京裁判史観の問題について議論を始めなければならず、相手が
お客様では、もうそこで遠慮してしまってダメなんですが…。もしも議論を
続けるとして「A級戦犯」の犯罪性を議論するに値するまともな論点は何か?
たとえば東条英機なら「中国に対する侵略行為(?)の指導的立場にあった」と
いうことで、最終的に「侵略行為」に論点が移るのではないかと思うんです。

要するにこの靖国問題を語る場合、テレビで田原総一朗氏がさんざんっぱら
言ってたように、満州事変以降の日中戦争が「侵略だった」のか「自衛だった」
のか、結局この問題に直結してくるのではないか? もちろん私自身の見解は
「自衛」なんですが、日本人の多くが「なんとなく」侵略だと思い込んでいて、
その為にA級戦犯絡みで靖国問題を語ることになっているんじゃないか??
なんとなく…というのは、靖国問題を語る人でA級戦犯合祀だから云々という
人に限って「東条英機」以外のA級戦犯の名前をほとんど知らないからです。

また、中国にとっては東京裁判が無効であろうが、そんなことはどうでもよい
ことであり、実際にあれは「侵略」だった、という事実さえ残ればよい。
そのためには、侵略戦争の指導者としてのシンボルとして「A級戦犯」は
靖国問題から切り離せない問題なんだろうな。

…というのが現在の私の感想です。

Re:靖国神社 -投稿者: 道灌山  2002-12-08 07:27:26
岡目八目のPonyaさん、なかなか絶妙なフリですよ。

「昭和1ケタ〜20年生まれ」は会社などの組織では偉イサンです。
「君らは知らんやろけど…」以下の「頑なな反応」は、彼らの先入観・固定
観念です。私は、この世代の人々の多くは世界の政治情勢について
勉強していないと思います。でも、若い頃は勉強したのです。
それが、東西冷戦下の「アメリカの核の傘」のもとでの「安全な」米ソ代理
戦争(左翼運動)です。ウオー・ギルト・インフォメーション・プログラムでゴッテリ味付け
された東京裁判史観をつまみ食いした左翼思想を勉強したのです。
そもそもは「敵(日本政府)の敵(中ソ)は味方だ」と言うやり方で
はじめたのですが、いつまで経っても政権は取れず、そのうち
気楽な万年野党に安住し、「気楽な売国奴」になった訳ですね。
その末裔が社民・民主党ではないですか?民主党の今回のテイタラクは
「国政への危機感の欠如」と言わざるを得ません。

冷戦終結後、世界はアメリカの一人勝ちのようでいて、流動化し始めました。
そこにでてきたのが、中国・イスラム社会です。欧州・ロシアもこれまでとは
違う動きを始めています。
若い頃、左翼思想の洗礼を受けた人々は、この時「深刻なアイデンティティーの
危機」に陥るはずでしたが、大部分はどうもそうはならなかったようです。(続)

Re:靖国神社 -投稿者: 道灌山  2002-12-08 07:48:50
もう、社会の中枢に居て安定した生活を営んでいるのですから、
「今さらそんな面倒は嫌だ。そんなことしなくても、食って行くのに
困りはしない」と言う事でしょう。
彼らは、さんざん言われる「共産陣営の暗黒面」も見ず、ウオー・ギルト…の
周到な恐ろしさも調べず、若い頃得たイデオロギーを振り回している
だけです。マスコミも日教組教育も彼らを支持してきましたから、
彼らに「不勉強の自覚」はありません。若い者が反論すれば、
「君らは知らんやろけど…」とお説教したつもりが、東京裁判も
ウオー・ギルト…も実態を知ってはいません。のんきなものです。
その証拠に、「極悪人」と言う意味で「A級戦犯と言う言い回し」が
使われるではありませんか。1959年生まれの牛村圭が
「そう言う不謹慎な言い回しはやめよう」との結論に達したにも
かかわらず。
>日本人の多くが「なんとなく」侵略だと思い込んでいて、
>その為にA級戦犯絡みで靖国問題を語ることになっているんじゃないか??

オソマツなことに、現状はまさしくその通りです。
Ponyaさんなら、「お客様への遠慮」を取っ払えた場合、
どのように切り出しますか?
私はそれを聞いてみたいんですがネ?

A級戦犯の受けとめ方 -投稿者: okajoe  2002-12-08 14:12:44
どうやら、皆さんのご意見に大差は無いようです。
ここで一番、我々の不愉快の元は中国の態度です。
「A級戦犯を合祀した靖国神社に参るのは、戦争を美化することになる。」
これをいつも繰り返して言ってきます。彼らの文化では憎い奴は死んだ後でも、
いつまでも憎んで墓まで掘り起こすのも平気です。
坊主憎けりゃ、けさきた新聞まで憎む民族です。
これに対してをどうするかが、今重要かと思います。

・A級戦犯を合祀することは、是か否か。
・「A級戦犯」とする判決そのものを認めるや、否や。
・それらを中国に対して主張し、認めさせる戦略はいかに。
・それが困難とするなら、

↑のつづき -投稿者: okajoe  2002-12-08 14:23:09
・それが困難なら、別の方向の戦略はいかに。

私が、「あと20年で中華人民共和国は無くなる。」と予言してから15年が経
ちました。
「胡錦濤は『中国のゴルバチョフ』になるか。」
とういうテーマを今考えています。

12月24日が「靖国の分水嶺?」(1) -投稿者: いあつま  2002-12-08 19:25:57
マッカーサーGHQの有名な(?)「ウォーギルトインフォメーションプログラム」
に基づく「ねつ造された侵略国家日本」のイメージは、東京裁判によって固定的
なイメージとなり、「日本社会の精神性・道徳性の確立・普及、その結果として
の『自然発生的な愛国心の芽生え・独立国家・国民としての気概の育成』等々
に悪影響を与え続けたこと」は周知のとおりです。

パール判事は、この裁判が最初から日本を侵略国と決め付けていることに不快感を
示した上で、「この裁判の本質は連合国側の政治目的を達成するために設置された
に過ぎず、日本の敗戦を被告達の侵略行為によるものと裁く事によって、日本大衆
を『心理的に支配』しようとしている」と批判しました。

さらに、検察側の掲げる日本の侵略行為の傍証を、「歴史の偽造だ」とまで断言
し、
「かつて欧米諸国がアジア諸国に対して行った行為こそ、まさに侵略そのもので
ある」と訴え、東条英機を含む全被告を「無罪である」と主張しました。

そして、このパール判事の主張・見解は、英国法曹界の長老ロード・ハンキーの
「パール判事の無罪論こそ正論である、とする『戦犯裁判の錯誤』と題する著書」
によるまでもなく、現在の国際的な法学会の主流的考え方でもあります。

しかし、当事国の日本政府・国民の大部分は「先の大東亜戦争の意義、その後の
東京裁判の本質を、誤解・曲解・偏向解釈迎合」のまま、いまだに「ウォーギル
トインフォメーションプログラム・東京裁判史観」の呪縛に『心理的に支配』さ
れたままです。

まず日本の社会から「A級戦犯」などという、いわば「東京裁判で、偽造・ねつ
造された概念・用語」を追放して「偽装裁判による誤処刑戦死者・昭和殉難者、
等々という概念・用語」を使用したいものです。戦争交戦国(敵国)の裁判官たち
による、それも、もっともらしく粉飾された事後法で、法的根拠もないまま処刑
されたのですから、戦死者と同じでしょう。少なくとも我が国のために戦った
人々を同胞である私たち日本人自らが「A級戦犯」などと呼ぶ習慣は止めていた
だきたいと思いますが、この日本ではなかなか困難のようです(笑)

12月24日が「靖国の分水嶺?」(2) -投稿者: いあつま  2002-12-08 19:28:11
このような状況は一刻も早く打破しなければならない、と考えるのが「まっと
うな日本人(?)」であるはずなのに「いまだ洗脳プログラムが半解(?)状態の福田
官房長官の私的懇談会に過ぎない『追悼懇』」は、この期に及んで「まっとうな
日本人」の意識とは全く逆のベクトル(?)とでもいうべき「日本の精神性・道徳
性の最後の拠り所とされている靖国神社の、こともあろうに実質的形骸化計画」
を打ち出してきました。それが、「追悼・平和祈念のための記念碑等施設の在り
方を考える懇談会(通称;追悼懇)」です。

その「追悼懇」が11月18日に正式会合を開催し、「不戦を誓う、無宗教の国
立追悼施設」を造る方向で突如、基本合意し、この合意にもとづき、12月24
日までに最終報告書を政府に提出し、国会に諮ることもなく、予算措置を講ずる
ことにする、その方向で福田官房長官がまとめるらしい。

ちなみにこの「追悼懇」の座長は「自分のことしか考えない・ことなかれ保守
の典型(?)といわれている、あの経団連名誉会長の今井氏」である。道路関係
民営化委員長も兼任していた今井氏だが、このたび民営化委員長は辞任したそ
うだが、いずれにしろ、小泉内閣の様々な私的懇談会の委員は、一体どういう
基準で人選しているのか?、あまりにも露骨な世論誘導のための人選ではない
のか?と憤りさえ感じる今日この頃です。

「追悼される英霊・遺族・国民の思い等々は全く無視し、中国・韓国の国家戦略
に無批判に迎合」し、唯一追悼施設建設反対の論陣を張っていた坂本学習院大学
教授が亡くなるや、喪に服すどころか、中止されていた勉強会を急遽開催し、そ
の勉強会を公開するまでもなく、密室的に建設賛成でまとめあげ、今月24日に
政府に答申するというところまで、きてしまっている、ということです。

福田官房長官の独断(?)とその意向を受けた座長今井氏との、見事な(?)連携プレー
と言っても過言ではないでしょう。こうまでして、「この緊急財政下の税金の無
駄遣い」「中国・韓国の内政干渉のたまもの(?)」でもある「国立追悼施設建設」
を推進しているのが小泉内閣の官房長官ですから、「小泉なんでも丸投げ首相?」
云々という批判をする前に、まず「福田一派の精神分析をしろ」とでもいいた
くなります。

12月24日が「靖国の分水嶺?」(3) -投稿者: いあつま  2002-12-08 19:33:16
この「追悼懇」の暴挙(?)に「自民党、保守党、自由党、民主党の超党派の国会
議員231名も反対」し、また去る12月4日には、日本会議が「まっとうな
国民の一部(?)約千人と多数の超党派の国会議員に、憲政記念館、星陵会館に結
集してもらい、福田官房長官の暴挙(?)に反対する大会」を開催し、その後、
参議院、衆議院への陳情、日比谷公園までのデモ行進等々、寒い雨の中にも関
わらず多くの人々が参加し、デモ隊の垂れ幕には「奸賊・福田討伐(?)」の激
しい憤りを表現するものもあり、交通渋滞も発生するほどの一種騒然とした雰
囲気もあった一大国民運動(?)を、毎度のこととはいえ、なんと、その模様を
報道したのが「産経新聞」のベタ記事程度の記事だけだったとは・・・

「おまえら、それでもジャーナリストか、日本人か!」と罵倒したくもなります
が、罵倒してみても「かえるのツラになんとか」ほどの効果もないのが、この手
の「洗脳呪縛未解放(?)・自虐人間たち」なのでしょう。

このままでは、百年、二百年規模の日本の国家戦略などという発想もむなしく
響いてしまいます。私たち、少なくとも私は確実に生存していないはずの西暦2
050年に、日本列島に住民はいるのだろうか?いるとして、果たしてそれは
日本人なのであろうか?、ただ、日本国籍を持ち、日本語を話す、よくて半日(?)
日本人程度の、日本の伝統・文化・精神性・道徳性から切り離された、全く別の
人々、どこかほかの人々ではないのでしょうか?

こんな、あまりにも暗い(?)未来予想は「悪い冗談である」と思いたいです
が・・・。

12月24日が「靖国の分水嶺?」(終) -投稿者: いあつま  2002-12-08 21:49:06
この集会でもっとも拍手のあった、民主党・松原仁衆議院議員、中西輝政京都
大学教授の勉強会にも参加していると挨拶された、松原仁衆議院議員の発言を
私なりに要約して紹介すると次のようになります。

『精神性・道徳性が否定され続けた国家・国民の必然か(?)、まず「日本国政府
及び日本人の大人たち」から精神的・道徳的自信が喪失し、それが「日本のこども
たち」にも悪影響を与え、そのためか、世界でも稀な(?)実に60%以上の「日本
のこどもたち」が自分に自信がない、と答える惨憺たる国民・国家になってしまい
ました。このままではいけない。私も微力ながらこの状況を打破するために、皆様
と共に戦い続けます』

と、とても感動的でさえあった、迫力のある演説をされていました。

東条さんたちの墓について -投稿者: 騎士のテツ  2002-12-08 22:34:59
そんなことは知っているよといわれそうだが、カキコさせてもらいます。12月23
日はいわゆるA級戦犯と呼ばれる人達、東条英機、松井石根
土肥原賢二、武藤章、板垣征四郎、木村兵太郎、広田弘毅、達が、処刑
された日です。彼らの遺体は、すぐに、火葬され、そのあと、一個所
に、集められこなごなに砕かれ、箱にいれられ、その骨は、海にまかれ
ました。そして、次の日、火葬場長を回収した、三文字弁護士と市川和
尚が、飛田火葬場長の案内で、火葬された場所に侵入し手探りで灰を集
めて、持ち帰り、伊豆山中に安置されましたが、今は三河湾国定公園三
ヶ根山頂にある、殉国七士の墓に奉られています。
私は、ツアーで、そのなかのコースに、入っていて、そこに、いって
この話を知ったのですが、なんか感動しましたね。
福田官房長官はこの話を、しっていて、わざと12月24日を選んでいるのでしょう
か?
だとしたらゆるせないですね。

そうですねぇ〜 -投稿者: Ponya  2002-12-09 18:24:55
そもそも12月23日を処刑日に選ばれたのが、当時の皇太子継宮明仁親王の誕
生日、
つまり後の天皇誕生日であることを強く意識して決定されたという、GHQの周
到な
計画ですから、福田閑房長奸も似たようなことを考えているかもしれませんなぁ…。

日本共産党の主張について1 -投稿者: Ponya  2002-12-09 20:50:09
日本共産党のHPには、次のような一文があります。
-------------------------------------------------------
 靖国神社は、東京裁判は戦勝国が押しつけた一方的な裁判だと描こうとしてい
ます。
しかし、東京裁判は戦勝国が敗戦国を裁いたという単純なものではありませんで
した。
最高の戦争責任者である昭和天皇の責任が追及されなかったことなど、不徹底な
ところ
はありましたが、《一九二八年の不戦条約》で禁止された「国際紛争解決ノ為」の
戦争
を、国際犯罪と位置付け、その後の世界平和の探求に大きな意義をもつものでし
た。
-------------------------------------------------------(《 》は引用者が添
付)

この一九二八年の不戦条約というのは、戦争ノ抛棄ニ関スル条約(不戦条約)す
なわち
-------------------------------------------------------
【第1条】(戦争放棄)
 締約国ハ、国際紛争解決ノ為戦争ニ訴フルコトヲ非トシ、且其ノ相互関係ニ於テ
国家ノ政策ノ手段トシテノ戦争ヲ抛棄スルコトヲ其ノ人民ノ名ニ於テ厳粛ニ宣言
ス。

【第2条】(紛争の平和的解決)
 締約国ハ、相互間ニ起ルコトアルヘキ一切ノ紛争又ハ紛議ハ、其ノ性質又ハ起
因ノ
如何ヲ問ハス、平和的手段ニ依ルノ外之カ処理又ハ解決ヲ求メサルコトヲ約ス。

【第3条】(批准、加入)
 本条約ハ、前文ニ掲ケラルル締約国ニ依リ其ノ各自ノ憲法上ノ要件ニ従ヒ批准
セラルヘク、且各国ノ批准書カ総テ「ワシントン」ニ於テ寄託セラレタル後直ニ締約国間ニ
実施セラルヘシ。
-------------------------------------------------------
といった3条からなる条約で、当時の英・仏・米・露・独・伊・日を含む世界
59ヶ国
の当事国で締結されたものです。

日本共産党の主張について2 -投稿者: Ponya  2002-12-09 20:51:11
ただし、条約以前に「主権国家」としての「自衛権」は存在していることを明確に
するため、米国政府は不戦条約について次のような声明を発表しています。
----------------------------------------------------------
 不戦条約の米国案は、いかなる形においても自衛権を制限しまたは毀損するな
にもの
も含むものではない。この権利は各主権国家に固有のものであり、すべての条約
に暗黙
に含まれている。各国は、いかなる場合にも、また条約の規定に関係なく、自国
の領土
を攻撃または侵入から守る自由をもち、また事態が自衛のための戦争に訴えるこ
とを
必要とするか否かを独自に決定する権限をもつ。
----------------------------------------------------------
考えてみれば当然です。「自衛権を持たない」=「主権国家の体をなしていない」
という事ですから、自衛権を考慮しないなら戦力を保持している時点でおかしい。
(この点でいうと、現行の日本国憲法9条2項は主権国家の憲法にあるまじき項
目で、
 当然改正すべきですが…これはまた別の話^^;)

国際紛争解決ノ為であったか自衛権の発動であったか、この点において東京裁判
とは、
(パール判事をのぞけば)戦勝国に都合のよい解釈を押しつけたものであることは
明白でしょう。その事には触れずに、「不戦条約で禁止された国際犯罪」と単純に
位置付ける「日本共産党の主張」自体が悪意的であり、「閲覧者の無知」を期待
した
…つまり読み手をバカにしたシロモノだと思います。

田原総一朗の主張について(0) -投稿者: 道灌山  2002-12-10 01:59:09
Ponyaさん、貴重な史料と論評ありがとうございました。

ところで、カタカナの「カ」と漢字の「力」を見分けにくいのですが、
【第2条】の2行目は
「平和的手段によるのほか、これが処理または解決を求めざることを約す。」
でいいんですよね?
この夏、サンプロで靖国問題に関して物議をかもした田原総一朗の主張、
「満州事変以後の日本の戦争は侵略戦争である。
なぜなら、ワシントン条約に違反したからだ。」
の「ワシントン条約」はひょっとしてこの「1928年の不戦条約」の事かいな?
気になって調べたら、やはり「1921〜22年のワシントン会議」の事でした。
満州事変は「ワシントン条約」違反に該当せず、事変後、国際連盟から派遣
されたリットン調査団の報告書は「満州は他に例のない地域であり、
満州事変は一つの国が他の国を侵攻したとか、そう言う簡単な問題
ではない」と指摘しています。
「NHKニュースが『日本は北朝鮮から600万人(ダカ?)を強制連行した』と主張す
る北朝鮮一兵士の談話を流すと、田原はソノママをテレビで主張した」と、
2chでたたかれていました。
田原総一朗の主張にみるべきものはやはり無かったと言う意味の(0)です。
スミマセンネ

福田一派の精神分析?1 -投稿者: 道灌山  2002-12-10 06:10:11
戦前の歴史についておかしな事を言う人には2種類あるらしい。
1つは、満州事変当時、大学生で左翼だった人だ。林健太郎・猪木正道・共
産党の古手などがそうだ。こう言うのは筋金入りの確信犯だ。
もう1つは、敗戦の時、まだ旧制中学に入学していなかった、昭和8年
生まれ以後の世代だ(田原総一朗は昭和9年生)。この世代は占領教育を
「刷り込まれ」たものだから、東京裁判史観に傾きがちだ。
ここで問題にするのは、昭和8年生まれ以後の世代である。彼らは
「占領下日本」を隠蔽した「新生日本」の「希望の星」として、東京裁判
史観教育に「目を輝かせて洗脳された」に相違あるまい。

少し憲法に寄り道する。
憲法前文は、「日本国民は、…平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼
して、我らの安全と生存を保持しようと決意した」と述べ、「平和を愛する
諸国民」とされる連合国に安全保障を委任する政策を採用した。平和主義
である。そして、第9条2項では、この政策を具体化して自衛戦力と
交戦権を放棄している。
しかし、果たして連合国は「平和を愛する諸国民」であったのか。
そうだとして、果たして彼らの「公正と信義に信頼して」日本の安全保障
を考える事は可能であろうか。答は否である。

福田一派の精神分析?2 -投稿者: 道灌山  2002-12-10 06:35:43
可能であれば、なぜ連合国は同じ策をとらないのか。歴史的に、
自らの力で自国を守らない国家は、強国の保護国になるか滅亡するか、
いずれかの憂き目に遭ってきた。その点を明確に認識していたからこそ、
同じ策をとらないのだ。
では、憲法前文は何を意味するのか。そもそも、国の安全と外交を
他国に任せる国家のことを保護国と言う。国の安全を他国に依頼すれば
他国に外交権も制約されるだろう。それゆえ、「日本国憲法」は
「独立国であることをやめ、連合国の保護国になります」と宣言しているのである。
ではなぜ、武装放棄して連合国の保護国にならねばならないのか。
「日本国憲法」の世界では、人類性善説と日本人性悪説によって根拠
づけられている。「日本国憲法」の世界では、日本人以外の人類は、
とりわけ連合国の人々は性善なる人々だから、軍隊を持ち自前で防衛す
る事が許されるし、日本を侵略したりもしない。これに対し、日本人は
過去に侵略戦争を引き起こした性悪な存在であるから、武装が許され
ない存在なのである。

福田一派の精神分析?3 -投稿者: 道灌山  2002-12-10 06:49:29
昭和20年代の公民教育は、日本人に侵略戦争をしたと言う原罪意識を
植え付け、その原罪意識によって戦力放棄を合理化している。中教出版
の昭和27〜31年度版の中学公民教科書は「世界に対する罪」の見出し
の下、戦争放棄を次のように説明している。

「軍国日本は世界の民衆に対して大きな罪を犯した。この罪をつぐなう
ためには、過去の侵略主義を捨て、平和のためにできるだけの手伝い
をしなくてはならない。将来絶対に再び侵略によって諸国の民衆に
わざわいをおよぼさないためには、さっぱりと永久にわれわれの手から
武器をすてるのがよい。これが日本の戦争放棄の一つの理由である」

福田一派の精神分析?4 -投稿者: 道灌山  2002-12-10 07:23:41
上の説明をみると、「日本国憲法」の世界では、日本国は、通常の国家よ
りも道徳的に下位である「下層国」または「侵略国」として位置づけられて
いることが、良くわかる。だから、なぜ、細川首相が1993(平成5)年8月
の記者会見で侵略戦争発言をしてしまったのか、よく分かる。
更に、宮沢内閣の河野洋平官房長官が、「従軍慰安婦」問題で、日本の
官憲による「強制連行」が存在しないらしいと分かっても、同年8月4日の
談話で「強制連行」を事実上認めてしまったのも、理解できる気がする。

細川は昭和13年1月生まれ、河野は12年1月生まれで、昭和20年代に
戦後教育を受けている。
強烈に原罪意識を植え付けられた世代である。河野が韓国政府に押し
負けて「強制連行」を認めてしまったのは、青少年期に原罪意識を植え付け
られ、特に中韓との関係で日本国を「下層国」と意識して、日本の立場を
主張できないからであろう。
田中真紀子・加藤紘一、そして、福田一派も彼らと同様である。
福田官房長官の父は、かつて「超法規的」に国内法を曲げている。
それは、「日本国憲法」の精神に通暁する「英断」と言わねばなるまい。

占領期の自動延長装置1 -投稿者: 道灌山  2002-12-10 07:51:14
それにしても、戦後50年以上も、日本国を「侵略国」や「下層国」として
位置付け続けるためには、相当に極端な物語が必要になる。それが、
「南京大虐殺」、「従軍慰安婦」、「強制連行」などの日本軍悪行「物語」だ。
それがデッチアゲだと証明されようと、「日本国憲法」の世界では
「悪行物語」が必要なのだ。いかにアジア解放戦争の面が指摘されようと
も、その側面は無視されなければならないことになる。

つまり、憲法前文や第9条2項を信奉している限り、これらを正当化
するために、日本国は永遠に、謝罪の足りない「侵略国家」か「犯罪国家」
の役どころを演じ続けなければならない。別に言えば、いわゆる
自虐史観を生み出す根源として、前文や第9条2項が存在するのである。
こうして、前文や第9条2項が自虐史観を生み出し、自虐史観が
前文や第9条2項への信仰を生み出すと言う悪循環が存在する事に
注目すべきだ。

日本国憲法は日本の占領期の自動延長装置である。「占領されていたい」
との願望を隠しているゆえに、自虐的になるのである。

以上の論旨は、次の論文をツマミグイしたものです。あまりにも
素晴らしいので、ほとんどが引用になってしまいました。

占領期の自動延長装置2 -投稿者: 道灌山  2002-12-10 08:10:29
小山常美(2003)「戦後日本の“拘束具”としての日本国憲法」
『正論』2003年1月号.P.86-97.

論文摘要
1970年代まではいまだ戦前の教育を受けた人物が国の指導層であったから、
何とか事無きを得てきた。だが、1980年代以降、国家とは何かと言う
事について教えない戦後教育で育てられた指導層が増加して行き、
1990年代には、首相さえも戦後教育で育った世代となる。それにつれ、
教科書問題や瀋陽事件、靖国参拝問題に見られるように、通常の国家
では信じられないような事態が発生するようになった。これは、日本
国憲法の害毒が日本国の身体全体に広がり、その脳髄まで犯しつつある
からである。

ご興味ある方の一読をお薦めします。

東京裁判(極東軍事裁判)の矛盾点 -投稿者: Ponya  2002-12-12 02:11:17
道灌山さん、福田一派の精神分析…なかなか面白かったです。

>【第2条】の2行目は
>「平和的手段によるのほか、これが処理または解決を求めざることを約す。」
>でいいんですよね?

日本国憲法もそうなんですが、他言語からの訳文型の条約はどうも
今一つ意味が掴みかねるところがあるので原文をあたってみました。
引用してみましょう。まさか敵性言語と怒る人もいないでしょうからね :-p

ARTICLE II
The high contracting parties agree that the settlement or solution of
all disputes
or conflicts of whatever nature or of whatever origin they may be,
which may arise among them, shall never be sought except by pacific means.

これによりますと、第2条は今風に訳すならば…

「締約国は、相互間で起こり得る全ての紛争あるいは紛議の起因を問わず、
 平和的手段による処理以外は求められないものと合意する。」
…ぐらいが適当かと思います。

これに対して条約起草国である米国が「自衛権」の確認の為に発表したのが、先
ほどの
当時の国務長官ケロッグ氏の声明文(日本を含む諸国に送達した1928年6月23日
付公文)
なのですが…そこに含まれる次の一文は重要です。

「自衛のための戦争に訴えることを必要とするか否かを独自に決定する権限をも
つ」

これは「日本以外のどの国も自衛か侵略かを決定する権限はない」ということで
あり、
東京裁判において、1928年パリ不戦条約を根拠として「日本以外の戦勝国」が裁
くことは
声明文と大きく矛盾しています。

もちろんこのことは弁護側の証拠として提出されましたが、受理されなかったと
いう
記録があります。とても正当な裁判とは言えませんね。

言葉による歴史意識の分断化 -投稿者: 道灌山  2002-12-14 03:30:59
Ponyaさん、ピン・ポイントの重要文書につき、
解説ありがとうございました。

なるほど、「約(束)す」より「合意する」の方が適訳ですね。
こういう外交文書は、高校英語のテキストにすべきでしょうね。
意味が重大なのだから、誤訳・悪訳・名訳・適訳の例を示して
批判的に取り扱う訓練をすべきです。

ところで、明治の英文はスンナリ分かった事がありますが、
戦前の日本語はずいぶん分かりにくくなりました。
戦前の文語文と戦後の口語文でギャップがある訳ですが、
戦後でも、30〜40年前の文章は分かりにくくなっています。
こうして意識が分断化され、歴史オンチが増えてしまいます。
ピン・ポイントや設置スル・設立スルの意の「立ち上げる」や「先行き不透明」
などの短命な(?)流行語は使わないで欲しいものです(笑)。

「占領米軍の基本方針」に適訳を -投稿者: 道灌山  2002-12-14 04:48:06
さて、靖国問題その他は、
「東京裁判や日本国憲法を、日本人が正当に理解・批判していない事が原因である」
ことがはっきりしてきました。その結果として、
>日本人の多くが「なんとなく」侵略だと思い込んでいて
>その為にA級戦犯絡みで靖国問題を語ることになっているんじゃないか??
と言う気分状況を払拭し切れずに居る事が現在の国民的問題である
と思います。
その問題解決のためには東京裁判や憲法の不当性を論ずる事が大切ですが、
その前にそれらを設置する背景となった占領米軍の対日基本方針:
“War Guilt Information Program”を周知させる必要があります。
その為には、適訳が不可欠です。今のところ、
戦争贖罪意識宣伝計画(色摩,2000)
戦争責罪周知徹底計画(小堀,2001)
戦争についての罪の意識を日本人の潜在意識に植え付けるための情報宣伝計画
(高橋,1997)
があります。とまり木では「GHQの『ニッポン洗脳計画』」と言いましたが、
その後考え直しました。目下、以下を提案いたします。

GHQの「日本人洗脳作戦」

占領政策と情報戦 -投稿者: Ponya  2002-12-14 20:45:28
支那とその周辺でも、他国への占領政策・民衆懐柔政策として旧体制の罪悪化や
因習破壊などの「情報戦」が行なわれたことが、歴史書などからうかがえます。
(その多くは「蛮夷の地を徳化」などと都合のよい記述になっていますが…)

現在でも自国の軍を「解放軍」と称しているなど、中国にしても米国にしても
これらの政策は「覇権主義」とセットになったものと考えられます。

当然ながら戦時の日本も同質の覇権主義を持っており、対アジア諸国の政策では
同質の面を持つ「大東亜共栄の大義」を掲げていました。各種の宣伝ビラなどの
情報戦も行われていました。一部のアジア諸国ではこの「大義」は受け入れられ、
後の親日感情を生み出す効果があったと言えるでしょう。

しかし支那中心主義の、いわゆる「華夷秩序」と「冊封体制」の強い地域では、
「大東亜共栄」の大義は結果的にうまく機能しなかったのではないかと思えます。

ようするに『白人の植民地からの脱却は良いが日本ごとき東夷が中心では許せな
い』
…という感情が今も昔もあるので、そのために「日本中心の大義」では機能せず、
日中戦線も泥沼化し、日韓併合や満州建国も、後の反日感情に結びついているのだ
と思うのです。

自らの情報戦はうまく行かず、一方で敗戦後の米国の占領政策にはコロリとやら
れ、
まるでイイところ無しの日本ですが…。それでは、なぜ米国の対日情報戦略だけは
こんなにうまく機能したのでしょう? 世界史上これほどうまくいった戦後政策は
数少ないのではないでしょうか。

それはつまり、米国は対日戦で行った自らの「虐殺行為」を世界の目から逸らす
ため
にも、日本の戦時体制をスケーブゴートにする必要があったわけですが、この米
国の
対日政策が中国の政策と「利害が一致」したからではないでしょうか?

何が今の問題なのか?(1) -投稿者: 道灌山  2002-12-15 06:58:40
「なぜ米国の対日情報戦略だけがうまく行ったのか?それは、米国と
中国の対日政策で、利害が一致したからではないのか?」
Ponyaさん、それは先走りし過ぎではありませんか?Ponyaさんの問題
提起は「今、語られるべき問題」の各論としては有用かも知れませんが、
大本はオサエテ置くべきです。

歴史の「流れを見る目」とは過去を見ると同時に現在を見、さらには未来
を予見するものである。その目を曇らせないためには、自分で努力する
しかない。ところが今の社会の第一線で活躍している人達の目は
かすんでいるように思えてならない。そのような日本人を生み出したの
は、戦後の教育が原因ではないだろうか。
西尾幹二氏が『沈黙する歴史』(徳間書店)の中で言っている次の言葉
はまさにこの状況を言い当てている。すなわち、
「『戦後における戦争』に敗れた事が日本の『敗戦』の本当の意味である。
戦闘に勝った他の国々は戦後もずっと『自分の』戦争を闘い続けていた
のに、日本はそれを忘れ、戦争と言えば『自分の』戦争を思い出す事も
なく、戦争一般の概念に所を譲った。これは別言すれば、
自分の歴史を他人の歴史にしてしまったと言うことだ」

何が今の問題なのか?(2) -投稿者: 道灌山  2002-12-15 07:32:17
あの戦争が終結してから57年経ったけれども、占領軍による洗脳に
始まり、戦後の教育によって引き継がれたあの戦争の意味、つまり日本は侵略戦
争を企てた悪玉であり、それを阻止したアメリカをはじめとする
連合国は善玉であるというおかしな図式が日本人の頭から消え去らない
限り、戦後は終わらないのである(井上太郎・編集後記・日野原重明(監)
2002年「新老人の会」(編)(2002)『語り残す戦争体験−私たちの遺書』
講談社)。

「なんとなく」侵略したと思い込んでいるのは、日本全体がGHQの
マインドコントロールにかかったままでいるからだ。今日では、GHQが
連合国最高司令官総司令部であることも知らぬ日本人が大多数である。
いま日本にとって必要なことは、日本人が自分自身の力でこの呪縛から
脱却することである。
「それには、どうしたらよいのか?」
これこそが、今の最大の問題なのである。

<以下、蛇足>
その結果は、「大東亜戦争とその敗戦および戦後の評価」にかかわって
くる。これは、日本史始まって以来の最大の課題である。
のみならず、世界史・人類史においても、重要な意味を持つに違いない。

Re:靖国神社 -投稿者: 騎士のテツ  2002-12-16 08:36:28
侵略ではないとしたらなんですか、日本のしたことは、よその国で
軍事行動をしたのだから、どういいつくろったって、侵略といわれて
も、それは、しかたたがないことだと思うのですが、東京裁判は、
戦勝国が負けた日本をつるしあげただけのこと、公平な裁判なわけがない。A級
戦犯は、負けた責任をとらされたいけにえ、であると思いますが、この見解であ
やまっているのなら、ちがうところを、教えて下さい。道灌山さん、おねがいし
ます。
ところで、なぜ、あなたたは、そんなに、くわしいのですか?

Re:靖国神社 -投稿者: 道灌山  2002-12-16 23:27:10
騎士のテツさん、↑の質問は論旨が乱れています。論旨が乱れても、
話し言葉では身振りなどでマア分かります。そう言う感覚で、
こういう場でもそうなりがちです(私もよくやります)。
今回、お答えする内容の問題もあって、質問内容を明らかにして
いただかなければお答えできません。

↑と同じ内容でいいですから、文章表現を変えて、もう一度書いて下さい。
その際、「一つの文章に一つのまとまった意味」を基本として、「。」で
区切って下さい。相反する事を言うときは、文頭に「しかし」「だが」を
使っていただけると私に分かりやすくなります。また、3行目の
「思うのですが」の主語は「あなた」だと私は思いますが、クドクテモ
主語を補って下さい。他人の意見を引用する場合は、
「………」と誰々は言っている
として下さい。

無恥なわたしの質問 -投稿者: 騎士のテツ  2002-12-17 01:27:14
道灌山さんはこの間の戦争がなんとなく、日本が侵略したと思わされ
ているとお書きですが、侵略で、なかったらなんなんですか、この間の
戦争は。

私の見解は中国でおこした軍事行動がもとになって、おこった戦争なので、侵略
と言われてもしょうがないのではという見解なのですが、
どうなんでしょうか。

東京裁判はかたよった裁判だといいますが、戦勝国が負けた日本を
つるしあげただけのこと、公平な裁判なわけがない。A級戦犯は
負けた責任をとらされたいけにえであると、思いますが、この見解は、
まちがっているのでしょうか。

ところで、道灌山さんは、なんでそんなに、おくわしいんですか。
このあいだの戦争に行かれたんですか?
よろしければ理由を教えて下さい。