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タマちゃんに象徴されるマスメディアの実態 -投稿者: ふぉふぉふぉ  2002-10-06 20:18:05
 初めて投稿しますふぉふぉふぉというものです。
以後、お見知りおきを。
さて、本題はマスメディアの悲しき性への批判である。
タマちゃんに象徴されるのは
1.マスメディアが流行を作り出す
2.繰り返し報道して既成事実化する
3.社会現象・問題にする
 マスメディアの目的としては@営利目的(視聴率)A純粋な報道
B既成事実化によってある考えを主流化させる、ことに思われる。 問題はマス
メディアは社会の公器(現代人の目であり耳であり口)であるとの自覚に乏しい点
にある。彼らは目的に合えば嘘をいかにも真実として電波に流す。我々が自覚し
なければ彼らの言葉の言いなりになる恐れ大である。彼らはカネにしか興味はな
い。視聴者を洗脳して常にイニシアティブを握ろうとする。
 彼らの言い分として、@視聴者の求めるものを報道しているA内容は視聴者が判
断するB我々は一民間企業である、と言うだろう。
 第4の権力はすべての権力を握っている現実は揺るがない。

Re:タマちゃんに象徴されるマスメディア -投稿者: 大山健一  2002-10-06 22:57:55
 タマちゃん報道に象徴されているのは正にご指摘のように
視聴率至上主義ということだろうと思います。あれだけの人
がマスコミ報道なしに連日押しかけていったかはかなり疑問
がありますから。そうするとマスコミは意識しているかどうか
はともかくとして今や言われているように「第4の権力」に
なっているわけでそこには当然のこと自制が求められると思う。
 例をあげれば松本サリン事件でのマスコミの誤報による冤罪
事件、或はロス疑惑報道等が示しているものは単に視聴者が求め
ているということを理由にしてセンセーショナルなものを追求
していって人々の覗き見趣味を煽っただけだった。そこには
ジャーナリズムとしての気概も熱意も全く存在していない。
 あるのは「視聴率」である。しかしこれでいいのかといえば
私は良くないと考えている。最近では小泉首相の登場で人々の
目が政治に向いたと前向きに評価する向きもあるが私はかなり
懐疑的でマスコミに作り上げられたものだったと思う。そもそも
9割の人々が本当に支持していたならば田中前外務大臣を更迭
したくらいで支持率が簡単に落ちたりはしない。多くの人は
マスコミに乗せられ支持した、単なる似非小泉支持者である。
 このような事実は社会の健全なあり様を私達に問いかけている
のだと思う。そこで提案したいのは@メディア規制法の成立(但し
やりすぎはまずいので報道の自由は確保しつつ、ワイドショー的
なものは規制していく)Aマスコミを一つの権力として認識して
重大な誤報等があった時は免許を取り上げる。というものですが
どうでしょうか。

マスメディアと読者・視聴者 -投稿者: コロリン@ROM  2002-10-07 08:15:39
 ふぉふぉふぉさん、大山健一さん、はじめまして。
 私もふぉふぉふぉさんが指摘されている点には、全面的に同意します。
全く持って仰るとおりです。

 数年前に起こった東電OL殺害事件では、犯人がなかなか捕まらなかったせいも
あってか、被害者の私生活のプライバシーに関する報道や記事が、かなりの
長期間にわたってワイドショー、そして週刊誌などを賑わせていました。
 殺された方は被害者であるにもかかわらず、です。私は当時、いかがなものかと
思っておりました。しかしこの責任は、マスメディア側だけにあるのではなく、
週刊誌の場合などは特に、購読者の要望・支持などもある程度はとりいれて、
載せているのでしょうから、読者のモラルなども問われてくるところが
あるかと思います。
なのでマスメディア側の言い分である「視聴者の求めるものを報道している」
「内容は視聴者が判断する」というのも、一面の真理であるとも思います。

 話は戻りますが、OL殺害事件の被害者のプライバシー報道にはどうやって
幕を閉じたか。被害者の母親がいくつかの報道機関に、
「娘は被害者なのに、なぜプライバシーまで暴かれなければならないのか」
といった内容の書簡を送られて、ようやく報道も終了したのでした。
 それを聞いて、ある編集部は母親の方の気持ちを汲み取って、報道を切り上げた
のですが、別の編集部は確か「読者が求めるものを提供しているだけだ」
といった趣旨のコメントを出していた記憶があります。

 まさにマスメディアは「第4の権力」ですよね 
 それでは失礼します。

こんちは♪ -投稿者: MONSTER2  2002-10-08 00:10:24
ボクも3人に賛成だ。とくに大山さんの提案は人の批判しか
できない愚かな連中とはわけがちがう。実に建設的だ。

@(メディア規制法)はここの管理人はじめその他大勢は反対
みたいだよ。
だけどボクは違う、むしろ単なる覗き趣味の腰抜け偽メディアと
違反覚悟でも真実を伝えるために切りこむ本物とをふるいにかける
いいリトマス試験紙になりそうだから賛成。

Aはいいサンプルがあるよ。2つともゴルフの大会での
ことなんだけど、マスターズという大会で、あるジャーナリストが
密かに持ちこんでた携帯をならしてその処罰として永久に
マスターズが開催されるコースに入れなくなった。
今年の全英オープンという大会で読売の記者がタイガーウッズが
ボールを打とうとして集中している時にフラッシュたいて写真とって
まるで凶悪犯を捕りおさえられるみたいに抱えられて外に
追い出されたよ。
つまり何が言いたいかというと、欧米のマスコミのルール違反には
日本とは比べものにならないくらい厳しい処置があるてこと。
もし日本の大会だったら「そんなことしちゃダメよ」程度だ。
スポーツの大会でもことだから一概に比べられないかもしれないが、
欧米に比べると日本はマスコミの処罰が甘い。欧米にもパパラッチが
いるがあれは日本の腰抜けとはわけが違うし、あくまで一部だ。
銃で撃ち殺されるくらいの覚悟でやってる。日本は体制側が
パパラッチの出来そこないみたいなもの。

公正ならば怖くない -投稿者: ふぉふぉふぉ  2002-10-11 22:39:11
私はメディア規正法についてはどちらかというと反対です。
ただ、マスメディアの言う「報道の自由」は責任を伴うことを明確
にして、三権分立ならぬ四権分立体制を確立する必要があると考え
ます。もちろん情報発信者のプライバシーなどを強力に保護した上
でです。
「自由」な報道は個人及び組織名を明らかにして責任所在がはっき
りすれば大いに結構だと思います。「公正」であれば司法は怖くないのですか
ら。久米さんは責任所在がはっきりしていていいですが
危なそうですね(笑)。
また、メディアの相互批判が、特にテレビで、活発に行われれば、
視聴者が一方的な受身にならなくなって、自分の意思に基づいて判
断するようになるでしょう。
競争にもまれるのは社会では当然です。いまのマスメディアは口だ
け威勢のいい、スネオか?、他者を批判する資格があるか疑わしい
最も汚れた存在のように感じます。

マスメディアと犯罪捜査1 -投稿者: コロリン@ROM  2002-10-12 22:43:37
 メディア規制法については……正直言って、よくわかりません(笑)。
あまりにも複雑な要素が絡んでいて、まだまだ審議しなければいけな
い箇所があるのではないか、とは思っていますが。なので賛否どちら
ともいえないです。

 マスメディアは時に犯罪事件の捜査への大きな促進力となることも
あります。最近ではまず、愛媛・松山ホステス殺人事件。時効直前に
テレビで特別番組を放送して、捜査協力を呼びかけたところ、福井の
旅館に似た人がいるという通報があって、ぎりぎりのところで容疑者の
逮捕に至りました。これはテレビの力によるところが大きく、もし放送
されなかったら、そのまま時効成立になったかもしれない事件でした。

 そして、もうひとつの例は、いまから3年前に起きた埼玉・桶川の女子
大生殺人事件。決してただの感情のもつれとはいえない事件だったのを
上尾警察署は殆どまともにとりあおうとはしませんでした。結果、あのよう
な最悪の事態に至ってしまいましたが、埼玉県警の捜査はなかなか進まず、
警察の捜査の遅れを批判してきたのが、確か『週刊新潮』などの週刊誌で
した。この件に関しては『週刊新潮』は積極的に取材を試みていたようで、
被害者の交際相手が北海道へ逃走していて、ロシアへ渡るのかどうか、
といった点まで調べ上げていました(真偽のほどは定かではありませんが、
その可能性はなくはなかったのでは、というのが私の考えです)。結果は
この人物の投身自殺(?)ということになってしまい、警察の捜査姿勢に
批判が数多く寄せられることになりましたが。
(続く)

マスメディアと犯罪捜査2 -投稿者: コロリン@ROM  2002-10-12 22:44:49
 しかし、一方ではいくつかのマスメディアは相も変わらず、この事件を
スキャンダラスに取り上げており、やはりここでも被害者の名誉を貶める
記事を載せていた雑誌もいくつかありました。この事件の記事の傾向として
「A」という雑誌が被害者の擁護の記事を載せると、雑誌「B」は逆に被害
者に対して中傷的な記事を載せる、といった点が見られました。
 女性週刊誌の世界ではたまに、この手法が用いられます。芸能人のバッシング
記事などがいい例。メディア受けのよかった松たか子について、某女性週刊
誌はひたすらバッシング記事を載せ続けて、またそれが結構な評判になった
ようです。私は最初どうしてだろう、編集部は彼女になにか嫌なことでもされた
のだろうか、と訝りました。が、そのあまりのしつこさに「もしかすると商売で
やって
いるのか?」と思うようになりましたが、本当の理由は不明。まぁ、別に知りたく
もないですが。
 
 話が戻りますが、こうなると、金儲け、読者のウケを狙うという点ばかりが
先行したあげくの愚行というしかないでしょう。特に「あそこは被害者擁護
だから、ウチは逆をいこう」などと考えるマスメディアの姿勢は言語道断もの
ですね。本来の使命を忘れてしまっているとしか思えません。呉智英氏がか
つて「メディアも所詮、商売でやっている」といった趣旨のことを仰っていました
が、商業主義もここまでくると、どうしようもないと思います。
 後日、被害者の御両親が、警察への批判と報道被害、その弊害について、
訴えていたのが印象に残っております。マスメディアも被害者側の人権・プラ
イバシーにもっと配慮していただきたく思います。

タマちゃん騒動に踊らされる視聴者 -投稿者: コロリン@ROM  2002-10-12 22:50:08
 こうなると、メディアの相互批判、雑誌でも必要になってくるのかもしれない
と、思っています。しかし、一般への影響力という点ではテレビのほうが大きい
かとも思います。情報が動く映像と一緒に入ってくるぶんだけ、頭にすり込まれる
度合いはある意味、文字・写真で構成された情報よりも大きいかもしれないし、
視聴者の年齢層も、雑誌の購読者のそれより幅広いです。

 子供たちによる「ターマちゃーん」の合唱音とともに、川に浮かぶアザラシの
映像が出てきて、これを送り手が何度も流して、受け手が見続ければ、やがて
それが流行となって、既成事実化されて、社会現象・問題化されるという構図に
なるのでしょう、仰るとおりに。そして、その本質をよく考えもせずに、川へ見物
へ行ったり、「タマちゃんはかわいい」と話のタネに終始しがちになったり。
こうなると知らずしらずのうちにテレビに踊らされていることになり、視聴者の
大半はそれを自覚せぬまま、洗脳されるということになりますね。
 しかし一方では、そういうのにひっかからない人もいることも事実。何パーセ
ント
いるのかはわかりませんが……。

 失礼します。

テレビ局による自局批評番組 -投稿者: コロリン@ROM  2002-10-20 08:08:58
 テレビ局による相互批判の案がありましたが、自局の番組を自己批評
する番組は、実は存在するんですよね。他局同士で建設的な批判ができ
ればそれに越したことはありませんが、とりあえず自局番組批評の番組が
あるのですから、まずはここから充実したメディア批判を展開していっても
いいのではないかと、私は考えています。

 関東地区の場合、NHK、民放各局にそうした番組はあります。ただ、放送
時間が土日の早朝5時台から6時台に集中しており(NHK以外)、放送の頻
度も毎週のところもあれば、月1回のみのところ、不定期のところもあり、バ
ラバラです。だいいち、朝早い時間にこうした番組をわざわざ起きてまで観よ
うとする視聴者はなかなかいないだろうと思います。
 よっぽど興味がある人でないかぎり、ビデオに録画してまでチェックしよう
とする人もそうはいないのではないかと思います。要するに、各局ともできる
だけ多くの人に見てもらうことを考えていないのはあきらかで、ただ「こういう
自己批評・批判番組もありますよ」ということを示すための、お飾りというか、
免罪符的な存在でしかないわけです。私がこういう番組の存在を最初に知っ
たのは、先日亡くなられたナンシー関さんのコラムを読んでからでした。そこ
で、おおよそ上記に書いたことを、鋭く指摘されていました(早世が惜しまれ
ます……)。
(続く)

日本テレビの自局批評番組 -投稿者: コロリン@ROM  2002-10-20 08:10:03
 今朝、日本テレビの批評番組を見ました。視聴者からのはがき・ファックス
等を読み上げて、それに対して回答していくという番組です。
 今日取り上げた内容は、だいたい以下のとおりです。

1.巨人の某選手は未成年なのに、ビールかけに参加しているシーンを放送して
  いいのか→酒を使った祝い事は日本古来の伝統なのだから、大目に見てやっ
  てほしい。あくまでもビールを「かけられて」いるだけで、飲酒しているわ
けでは
  ないのだから。
2.よど号のドラマでベートーベンの第九が使われていたが、これは事件や犯人を
  かっこよく見せすぎやしないか。それに美化にはならないか→(製作者側の
意見)
  ドラマなので、ある程度効果音を使ってシーンを盛り上げることはかかせな
い。
  このドラマは高視聴率だったみたいですが、時期が時期だけに批判も多かった
  ようです。
3.みのもんた『おもいっきりテレビ殺人事件』(のようなタイトルの2時間ド
ラマ)を、
  事情があって見られなかったので、ぜひ再放送を→放送局冥利につきる嬉しい
  意見。後で再放送する。

 最後になって、放送委員らしい方が「北朝鮮から帰国した人々の報道には、
報道すべきところとしなくていいところとがあるように思う。いままで見ている
と、しな
くてもいい報道も少なくなかったのではないか。マスメディアもそのあたりを、
もう少し
考えたほうがいい」と、いった趣旨の発言をされていました。同感です。
(続く)

自局批評番組をもっと見てもらうには -投稿者: コロリン@ROM  2002-10-20 08:10:56
 できるだけ多くの視聴者にこうした自局批評番組を見てもらうにはどうすれば
よいかというと、別に難しいことはない、放送時間を変更すればいいと思います。
番組の中身については、奇を衒わない、受け狙いに走らない、地に足のついた
ジャーナリスティック精神に基づいた堅実な批評を心がけるようにする。以上の
ことをあまり、堅苦しくなりすぎずにできればいいのではないかと、考えていま
す。

1.ゴールデンタイム(19:00〜23:00)に、毎週か隔週で放送する。
但し複数
の局の批評番組が重ならないように調整をする。曜日は平日でもいいが、土日
の夜のほうがもっといい。4chは第1土曜の夜9:00〜30まで放送すれば、6ch
は第2土曜の夜9:30〜10:00まで放送するとか。これなら視聴率が最低
5〜
10パーセント前後は見込めると思います(但し中身がしっかりしたものでないと
だめですが)。あとは裏に高視聴率の番組があるかどうかも関係してくるところが
あると思いますが、できるだけそうした時間帯には放送しないようにする等の工夫
は必要かもしれません。とにかく視聴率1パーセントで100万人が見ているこ
とに
なるので、批評番組の意義がある程度は成り立ってくるでしょう。
 しかし、この時間帯は各局とも高視聴率が狙えるバラエティーやドラマをぶつけ
てくるし、制作側が、いかに視聴者を惹きつける「面白さ」を追求した番組づく
りを
目標にしているかを考えると、自分のところの番組を批判するような番組を持って
くるのはテレビのセオリーに反した行動とも言えるわけで、これを実現させるのは
難しいかもしれないとも思います。それにどこかで「面白くなければテレビじゃ
ない」
という格言(?)も耳にしたこともあります(これはある意味ずばり、テレビの
本質を
言い当てていると思います。だからそれを拡大解釈したようなタマちゃん騒動も生
みだされるわけです)。

2.または土日の午前中(9:00〜12:00)に放送する。もちろん複数の
局の批評
番組が重ならないよう調整をしたうえで。夜よりもすっきりと批評が頭のなかに
入っ
てくるでしょうし、週末の朝のひとときに、こうした番組を見てテレビについて
まじめに
考えるのも一興ではないかな、とも思います。とにかく早朝の5時台に放送させ
ておく
ような番組ではありません。

マスメディアへの単純な疑問ですが… -投稿者: コロリン@ROM  2002-10-20 08:26:02
 連続投稿、失礼いたします。
 マスメディアの役目のひとつは、事実を報道することです。例を挙げれば、不
正があった場合にはマスメディアが率先して、それを公平かつ正確に報道する
役割があるということです。

 ですが例えばの話、以下のような実態があるとすれば、どうなのでしょうか。
もしも、とあるマスメディア(テレビ・ラジオ等の放送局、新聞・雑誌等の紙媒
体、
有料・無料、規模の大小などは一切問わない、あらゆるメディア媒体を含みます)
と、既存の勢力(企業、有力者、政治家等など)が癒着していた場合、いざという
ときに事実を捻じ曲げるような記事、報道をするような事態が絶対に起こらない、
と、断言できるのでしょうか。
 こうしたメディアと有力者が結びついていて、その有力者のもとに、あるネタや
事件、ニュースをとりあげてほしいと、他所から依頼があったとします。通常なら
ば話を聞き、綿密な取材を行い、偏った立場の人間からだけではなく、別の立場
の人間にも取材を試みる。そうした作業を経て、ようやくメディアに載せられる一
定の水準に達した記事、報道ができあがるのが普通だと考えます。
 しかし、仮に有力者に頼み込んだ他所の人間にのみ、都合の良い記事を載せ
るように仕向けられたらどうするのか? その人側の立場のみの取材に終始し、
ろくにウラも取らずに記事が俎上にのせられるということもありえるのではないか
と、思ってしまいます。内容によっては、頼み込んだ人間と対立する立場の人を
中傷するような記事ができあがりかねないかもしれません。考えすぎかもしれま
せんが……。もしも上記のようなことが裏で行われていることもあるとすれば、こ
れは由々しき事態だと思います。

 できれば、このあたりの事情にお詳しそうな管理人さんにお答えいただきたく
思います。時間が空いたときで全然構いませんので……。

初めまして。 -投稿者: Skywarp  2002-10-20 20:25:07
なかなか有意義な話なので、是非参加させて頂きたく思います。

コロリン@ROMさんの仮定というのは、
僕は実際に在り得ると言うよりも現実問題既に存在しているような気がします
ね。そう考えた方がいいと思います。
俺が観てマスメディアの洗脳の恐ろしさを感じた「タマちゃん騒動」に関するエピ
ソードなんですが…。
と言うか正確にはその2番煎じとも言える「ウタちゃん」を報じたニュースで観た
ものなんですが、
そのウタちゃんのいるとされる川に集まった人々の中に、お孫さんを連れてきて
いると思しき60歳くらいの年配の女性がいたんですね。
その時には結局ウタちゃんは姿を現さなかったんですが、その時に発せられた女
性の一言に正直ぞっとさせられたのを今も鮮明に憶えてます。
ちょっとぼやき加減の口調で、
「折角孫も見に来てるのにねぇ…」。
多分彼女自身はその言葉自体、あまり意識せずに発したのだという事は間違いな
いでしょう。
飽くまでもお孫さんの喜ぶ顔を見たかった余りにこういう言葉を不用意に発した
であろう事は想像がつきます。
「楽しくなければTVじゃない」…確か昔のCXのキャッチコピーだったと思います。
実際に多くの人がTVに娯楽を求めている現状はありますが、面白さだけを追求
し、その裏にあるものを何も報じない、或いは考えさせないというのは戦後の日
本が辿って来た一番駄目な処だと思います。
そういう意味での痛み、苦しみというのは結局自分自身で考えを深める過程の中
で見つけていくものだと思います。それを意図的に避けてきた…いや、今も避け
続けている、或いは今後も見ない振りを決め込む事が出来ると思っているんで
しょう。
本来そういう事を一番に考える切っ掛けを与える存在である筈のニュース番組自
体がそういう風潮を煽っているというのは正直笑えないジョークって気がしまし
た。
これも結局は「敗戦後遺症」ってやつなんでしょうか?
ちょっと纏まりのない文章になってしまいましたが、あの一言に「タマちゃん騒
動」に関する事だけでなく、今までの日本の辿って来た過程に於ける引っ掛かり
を感じたのは事実です。それでは…。

政治面は提灯記事 -投稿者: ふぉふぉふぉ  2002-10-21 14:12:31
どの新聞も政治面は提灯記事が横行しているくらいですから
有力者の意向がメディアに反映されているのは確実でしょう。
ほかにあるタレントが逮捕された時に「覚せい剤使用がばれたか」
とよく言われますし(違う件で逮捕)、裏金工作で事件を表に出さな
いように警察を手なずけているとも言われます。まあ、そのような
事例はごく少数でほとんどは明るみになると思いますが。
やはり持ちつ持たれつで取引関係が成立(情報提供、手心、権力行
使など)するものが人間そのものの姿ですから、結局は情報を見抜
く力が必要なのでしょう。常にそのことを意識することが大事だと
思います。

Re:政治面は提灯記事 -投稿者: コロリン@ROM  2002-10-21 23:54:25
 ふぉふぉふぉさん、どうもです。Skywarpさん、はじめまして。
返信、どうもありがとうございます。
 
 先日の投稿で呈した疑問、私のなかでは半ば確信というか、ほとんど直感
に近いものがあったのですが、おふたりのご意見を伺うとやっぱりそうなのか
もしれないと思います。政治記事にはその新聞のカラーが最も強く反映されて
いるので、これには有力者の意向が反映されているというのは仰るとおりだと
思います。芸能人や政治家の別件逮捕の話はよく聞きますが、気になるのは
「裏金工作」「持ちつ持たれつで取引関係が成立」というあたりですね。特に手
心や権力行使を悪用されたら、たまらないです。警察もしっかりしてもらいたい
ですが、どれくらいあてになるのか、いささか不安ではあります。
 そうなると、ふぉふぉふぉさんが仰るように、情報を見抜く力(メディアリテ
ラシー)が、
重要になってくるかと思います。

タマちゃん報道とマスメディア1 -投稿者: コロリン@ROM  2002-10-21 23:55:52
>Skywarpさん

 実のところ、私は最初「タマちゃん騒動」について、ニュースになっていること
は知ってはいたのですが、あんまり詳しいことは把握してなかったんですよ。
正直いって、大して関心もなかったので「どうしてそんなに騒いでいるの?」くら
いにしか思っていませんでした。

 ですが、「ふぉーらむ」で次の意見を読んでから、考えが変わりました。
「えさも食えずに日々やせ細っていくアザラシをさらし者のように笑いながら眺
めるなんて残酷なことをするもんだなと思ったけどね。冷静に考えればそれく
らいのことは考えられるはずだね、(中略) ところが多くの日本人はただ 『非
日常』の出来事を楽しむだけ、それがどういうことかなどは考えもせずにね」
……これには思わずハッとさせられたというか、そういうことだったのか、と認
識し直すに至りました(MONSTER2さん、ありがとうございます)。
 それで今度はいくぶん注意を払って、タマちゃん報道を見るようにしたのです
が、確かに毛並みも顔色(?)も決して良好とはいえないアザラシを見世物にし
ている、というのはあると思いました。マスコミの見世物にしようという意図は見
事に効を奏しているようで、子供はもちろん大人まですっかりのせられちゃって
いるように思えました。

 Skywarpさんが以下の文章で指摘されている点と、上記に引用した意見で呈
されている点には相通じるところがあるといいますか、リンクしてくる部分がある
と思います。

>実際に多くの人がTVに娯楽を求めている現状はありますが、面白さだけを追
>求し、その裏にあるものを何も報じない、或いは考えさせないというのは戦後の
>日本が辿って来た一番駄目な処だと思います。 そういう意味での痛み、苦しみ
>というのは結局自分自身で考えを深める過程の中で見つけていくものだと思い
>ます。それを意図的に避けてきた…いや、今も避け続けている、或いは今後も
>見ない振りを決め込む事が出来ると思っているんでしょう。
(続く)

タマちゃん報道とマスメディア2 -投稿者: コロリン@ROM  2002-10-22 00:07:24
 「楽しくなければTVじゃない」

 うろ覚えだったのですが、正確には、そういうコピーでしたか。教えてくだ
さってど
うもありがとうございます。CX……フジテレビあたりが言っていたんじゃなかったか
な、とは思っていたけれど、記憶が不確かだったので断定はしませんでした。やっ
ぱりそうでしたか。フジらしいといえば、らしいキャッチコピーだとは思います。

 テレビが「面白さ」「楽しさ」を追求するというのは悪いことではないと思う
し、その
性質からいっても当然なのではないかと思っています。視聴者の興味をかきたてる
ような番組を製作していくのはもはや使命とも言えるでしょう(個人的には、好
きな
ジャンルもあれば、嫌いなジャンルのものも少なくないですが)。
 しかし、それをニュース番組も一緒になって倣うのはいただけないですね。勘
違い
も甚だしい。先日、『タマちゃんソング』なるCDも発売されたようで(シール等
の特典付
きらしい…)、レコード会社の商売っ気も相変わらずです。ただ、それを責める
つもり
はありません。あれだけ「流行」にもなれば、市場原理にのっとって、テーマソ
ングで
も作って一儲けしようという動きが出てくるのも当たり前です。

 いちばん責任があるのはTVをはじめとするマスメディア、次に悪いのは川に押
しか
ける人達やタマちゃん報道を求める視聴者達ってことになるんでしょうね。TVを
見て
も、わざわざ川に押しかけなければ、TV局側の意図に乗らなかったということに
なり、
これは、すなわち“NO”のサインを出すことにもなると思います。そうなれば
ニュース
番組も、あれほどの報道をすることもなかったでしょう。
(続く)

タマちゃん報道とマスメディア3 -投稿者: コロリン@ROM  2002-10-22 00:09:29
 そして今度は「ウタちゃん」ですか。その年配の女性の、お孫さんを喜ばせた
い気
持ちはわからなくはないけれど、完全にマスコミの手の内に踊らされてしまって
いま
すね。ウタちゃんが置かれている背景に思いを馳せるよりか、自分の孫を喜ばせる
ことのほうに目がいってしまっている。いい年をした方でもそうなるのですか
ら、「敗
戦後遺症」というのも案外当たっているかもしれないですね……。

>あの一言に「タマちゃん騒動」に関する事だけでなく、今までの日本の辿って来
た過
>程に於ける引っ掛かりを感じたのは事実です。

 なかなか深い文章だと思います。これは、大戦後にGHQによる洗脳によって日
本は左傾へ
の道を辿り、戦後に出現したTVメディアによって、「面白さ」のオブラートに包
まれてエン
ターテインメント化した「タマちゃん騒動」で洗脳されてくる人達が出てきてい
る、という意
味に解釈してもいいのでしょうか(飛躍しすぎかも?)。 
 日本人全員が「タマちゃん騒動」に踊らされているとは思いませんが、確実に
のせら
れてしまっている人達がいることも事実ですよね。そのうち目が覚める(また
は、飽きる)
日もやってくるでしょう。そのときに「あの騒動はいったいなんだったんだろ
う」と思い返
して、事の本質に気づけばいいですが、なんとなく忘れちゃって、次の「流行」
「非日常」
に何の疑いも抱かずにハマって、また同じことの繰り返し…ってことにならなけ
ればい
いんですけれどね。

 件の女性も、おそらく批判・批評精神が殆ど欠けたまま、ただ目の前に流れて
いる映
像を眺めて、情報を耳に入れていたのではないかと思います。事故報道には「お
気の毒
に…」、事件報道には「許せない!」、政治家の犯罪には「なっとらん!」と憤
ることができ
ても、案外こういう愛らしい動物が主体のニュースへの反応には、その動物が、
どうして
そうなったかということを考えることよりも、「うわー、川にアザラシがいる!
 珍しい〜」や
「タマちゃん、かっわいい〜!!」という気持ちのほうが先になりがちなのもま
たひとつの
真実なわけでして……。これってテレビ局側の見せ方のあざとい上手さと、TVのア
ザラシ
の映像が人の脳に強く焼きついているところも大きいのではないかな、と。
 この点については、私達も留意しておくべきことだと思います。
 失礼します。

タマちゃんに象徴されるマスメディアの実態 -投稿者: コロリン@ROM  2002-10-29 07:18:30
 昨日、タマちゃんのニュースを見ました。
 先日、一週間ぶりに横浜の帷子川に現れたらしく、週末の良い
天気の日にテレビ局がやってきて撮影していたのですが、15人
程度の集まりだったようです。ピーク時には100人くらい来て
いたということです。今回来ていた人のひとりは「人が少ないほ
うが、カメラで追いかけやすいからいい」と、言い、別の人は、
「最初に来ていた人でいまはもう来ない人は本当のファンではな
かった」といったようなことを口にしていました。
 スポーツ新聞の扱いも始めは一面に持ってきていて大きかった
ようですが、最近はベタ記事のところが多いようです。
 これは最近、重大なニュースが多くて視聴者のタマちゃんへの
関心が薄れたか、テレビ局もアザラシ報道よりもっと他に取材す
べきニュースがあるのか、または、マスメディアに踊らされてい
ることに気づいてバカバカしくなったのか、それとも日本人の性
である熱しやすく冷めやすい国民性が表われたからなのかは、よ
くわかりませんが……。おそらく、以上の全てが原因なのでしょ
う。最後にレポーターが、「タマちゃんのニュースをこれからも
追いかけていきます」と、言っていたのが印象的でした。