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天皇制の必要性について -投稿者: 一(はじめ)  2001-10-23 12:53:36
 先日、知り合いの女の子と天皇関係の話になり、「天皇制は必要かな?別に天
皇さんについて

敵意や嫌悪感は持っていないけれど、税金を使っているのだから、税金を浮かせ
るために天皇制  

を廃止してもいいのではないか。」と言われたのですが、みなさんはどう思いま
す?僕には僕の

返答をしたのですが、みなさんにいろいろと意見や考えを伺ってみたいです。

 彼女はまじめなタイプなのですが、戦後民主主義の影響も強く受けているよう
な子でして。

 ご意見お待ちしています。

Re:天皇制の必要性について -投稿者: Y・S  2001-10-24 00:09:42
はじめまして、つい最近登録した新参者ですがどうぞ
よろしくお願いします。
私の考えは、もし天皇制がなくなればそれこそオウムのように
日本の権力、権威を目指す妙な団体や野心家が一斉に権力闘争に
走りだすと思うのです。そこまでいくと考えすぎのような気もする
と思いますが、昨今の極少数の反国家主義者の反対集会を異常に
クローズアップして報道するマスコミや教科書問題や靖国参拝などで
見られた左翼団体の気ちがいのような騒ぎっぷりを見ますと
自分としては悲観的に考えてしまいます。新聞やテレビの天皇に関する
報道を見ると、批判的なことは一切無く、テレビのコメンテイター
の言葉使いも非常に丁寧で謙った言い回しが目立ち、他の事柄に
対する扱いとは明らかに違うのが見て取れます。日本国民は子供の
頃から何らかの形でそういうのを見ているから一般的に言って、
天皇と自分たちとは例え意識的でなく無意識的にでもどこか違う尊い
存在だなと感じていると思います。
「天皇」という存在が心にすり込まれているからこそ、今の日本に
大げさに言えば易姓革命が起らないのではないかなと思うのです。
まだ足らぬ点があると思いますが、その際はどうぞご指摘お願いします。

Re:天皇制の必要性について -投稿者: 一(はじめ)  2001-10-25 17:30:29
 ちなみに僕が答えたのは、

1、天皇は外交に役立っている。

2、近代化の中で、悪用もされたが、役にたったと思う。

3、日本の権力構造というのは中心が空になっており、その空の部分を天皇が満
たしている。

 というようなものだったと思います。

 
 確かに易姓革命による大虐殺を防ぐというのもありますね。他に、なにかあり
ますか?

Re:天皇制の必要性について -投稿者: Ken  2001-10-30 21:50:41
はじめまして、私も最近登録した新参者です。
どうぞ宜しくお願いいたします。

結論から申し上げますと、あって困る物ではないし、
無くても別に困らない。と言ったところでしょうか。

個人的な感想から言うと、今上陛下と今の国民のような
関係であれば、あってもなくても変わらないのでは・・・
と思っています。

私は20代前半の学生で、終戦直後の時代を体験している
わけではありませんが、当時の昭和天皇と国民の関係には
熱いものを感じます。
連合国によって問われることはなくとも、昭和天皇は
自らの責任をお感じになっておられたのでしょう。
戦後の復興に力を尽くす国民を、自ら行って激励し、
時には列車内で宿泊し、炭坑内にまで入られた陛下と、
当時の国民はしっかりと結びついていたと思います。
そのような、国民の精神的支柱になるような方ならば、
存在意義はあるとおもいます。

ただ、今上陛下は震災や災害のお見舞いには行かれますが、
昭和天皇と国民にあったような一体感が今ひとつ感じられ
ないのです。もうすこし、見える形で熱心さがあれば
良いと思うのですが。

そう言う面で国民の支えになるような存在ならば、税金を
使う価値もあると思います。

Re:天皇制の必要性について -投稿者: effort  2001-11-04 00:53:09

現在の天皇制は所詮、民主主義政府と天皇とのかかわり方の一例
に過ぎません。
天皇制を廃止しても天皇という存在はなくならないのだから、
野放しにするのは現時点ではまだ危険だと思います。
従って日本の象徴ということにして政権の内部に確保しておくのは
当然の常套手段だと思います。

次に天皇の役割ですが、いままでの議論に出てきたもののほかに、
歴史からの正当性と連続性、さらに一種の品のようなものを
日本という国家に付与していると思います。

個人的には天皇が政府からもう少し距離を置いてけん制勢力に
なったほうが政治に緊張感が出るかもしれないなどという事も
考えたりしますが、そこまで期待するのは無理があるでしょうね。

あと、この一連のスレッドを読んでいて気づいたことですが、
われわれ戦後世代には、(不遜ですが)天皇を税金で飼っている
という意識が多かれ少なかれあるんだなということです。
これは、戦後民主主義教育の賜物(?)だと思いますが、
意識の底にこの考えを持つ限り、天皇制は民主主義国家にとって
あっても害にはならないがなくても困らない即ち
不必要な存在という結論に行き着かざるを得ないでしょう。

Re:天皇制の必要性について -投稿者: Ken  2001-11-04 23:19:23
天皇を税金で飼っているという意識がある、と言うご意見について。

これは、我々の税金が使われている以上、当然であると思います。
たとえば、"God Save The Queen "で知られるイギリス国歌は、
王室の繁栄を歌う一方で、2番では法律を尊守する事を求めています。
きちんと役割を果たしてこそ、崇められるということですね。

我が国も憲法で国民主権が認められている以上、天皇も国家国民の
象徴として、きちんと役割を果たして貰う必要があると考えます。
もし、我々国民の多くが望むような状況になれば、正当な手続きを
持って天皇制を廃止する権利が、我々国民にはあると考えています。

Re:天皇制の必要性について -投稿者: 一(はじめ)  2001-11-05 12:37:38
 いろいろと書き込んでもらってありがとうございます。

 天皇と民主主義の関係で、もともとは、民主主義を成り立たせるため
にキリストの代わりに天皇を利用したということがあるわけです。西洋
では自明のようにキリスト教があり、それを背景として近代国家なり、
民主主義が発生したと思うのです。日本ではその背景がなく、天皇をも
ってきました。

 天皇の存在というのが健全な民主主義を成り立たせるのに必要なので
しょうか?、民主主義とキリスト教は不可分だと思うのですが、はたし
て日本でキリスト教的なものがなくても健全な民主主義は成り立つでし
ょうか。僕自身、迷っているところなのですが。

Re:天皇制の必要性について -投稿者: やまかわ  2001-11-08 19:36:13
大変なテーマに首をつっこむのに躊躇するのですが、皆さんの(恐らく若い
?)ご意見を見て、此の侭終らせてはならない様な思いがして参加しま
した。
天皇の問題を語るのには少ないスペースでは無理です。端的云うならこの
日本の永い歴史を通読すれば、この国における天皇の有り様が分るの ではない
でしょうか。ですからこの場では私の思うことを手短く述べ
ます。
必要かどうか 役に立つのか して役割は などなど、更に民主主義と
天皇との関連 キリスト教との比較など、どうも社会的 日常行動的な
スタンスで捉えているようで(無理もありませんが)。
こう考えてみては---貴方の家庭の仏壇は必要 不必要?なんかの時に
知らず知らずに手を合わせたことって、これ一体何?私達の周辺の神社
仏閣に御参りするのは これは何?受験間近の合格祈願の御参りは何?
これらの正体不明だが、なにか深い心の淵から、フツフツと涌いてくる私共
の仕草には日本人特有の何かがあるのでは?
この国には宗教戦争で大きな国難もなく、異質な宗教も受け入れては
特有の文化に消化する、このような根底にこの国の天皇に向かう国民の
姿が有ったのでは?と思われます。長くなりますので、抽象的ですが
今日のとりあえずの結論は、敗戦日本を評したアメリカ、タイム紙は
「戦争を始める前から天皇で 戦争中も天皇で 負けた時も天皇で、
こんなに繁栄しているのも みんな同じ天皇だ。天皇を昔は神様だと
云っていたらしいが やはり本当に神様なのかも知れない。」
日本人の意識下に祖先伝承の感情と、心の核の天皇が変わらないことで
日本人の精神を安定させていたのではないでしょうか。

Re:天皇制の必要性について -投稿者: 一(はじめ)  2001-11-09 13:21:30
 やまかわさんがおっしゃっているのは、神道のことですか?日本の貴
重な文化の1つとして天皇制を存続させようということですか?

 神道と天皇のかかわりは、詳しくは知らないのですが、庶民に天皇が
愛されていたというのは聞いたことがあります。戦前に日本に共産主義
が広まらなかったのも、共産主義の1番のお客さんである庶民が君主を
殺そうとする共産主義に馴染まなかったというのを聞いたことがありま
す。

 今現在、神道的な自然に畏敬の念を抱くなどの感覚が、日本人になく
なっているような気がします。そういう意味で、日本の文化を守ってい
くのも大切なのかもしれません。

 最後のアメリカの記事を書いた人は、GODと日本の神の違いをきちん
と理解しているのでしょうか?天皇と八百万の神の関係について聞きた
いのですけど、天皇は八百万の神の1つなのでしょうか?それとも、神
を祀る神聖な仕事をしているので、神にもっとも近い人間というか神と
いうかそういう曖昧な存在なのでしょうか?誰か知っている人がいたら
教えてください。

Re:天皇制の必要性について -投稿者: effort  2001-11-09 23:36:41
天皇と民主主義の関係について
確かに非常に難しい問題です。

まず、現憲法において天皇は国家の象徴という
特別な存在として定義されています。
しかし、天皇を国家の象徴(特別な存在)として認めるかどうか
は個人の感性の問題で、信仰の自由と同様に人権にかかわる
問題であると私には思われます。
即ち、天皇は特別な存在であると感じる人間が多数であったとき
これを絶対的な憲法として全ての人間に強制してもよいのか。

次に、現憲法(現天皇制)は本当に民主主義に沿って決定された
といえるかどうか。

将来、天皇を特別な存在として感じない人間が増えたとき
どうすればよいか。
即ち、民主主義の結論は天皇制を廃止することが
できるかどうか。

思いつく問題点を挙げてみました。
あえて、歴史伝統との関連はカットしました。

人間は皆平等である。という原則と
天皇は特別な存在である。という現実
この二つのギャップが自分の中で、まだうまく
処理できていないので、上記の問題が自分には
解決不能なのですが、さてどうしたものでしょう。

Re:天皇制の必要性について -投稿者: やまかわ  2001-11-11 19:46:46
私の記述では、やはり天皇は神と取られるのでは、と思っていましたが
---決して神などと思っている訳ではありません、が神道の話がでましたので私
なりの考えを言います。
神道とキリスト教や他の宗教と根本的に違うのは、経典がない 戒律もない
従がってお経らしきものも無い、似たものといえば祝詞があるがこれは
神に(実体もない)対する祈りのみです。だから神道は厳密に言えば宗教
ではない。(靖国神社は名は宗教法人だが、宗教でないから政教分離の
観点での非難は当たらない---と私は思っています)
この国のことを、「未開の小さな有色人種がこんな近代国家を創りあげ
た根源は、彼等に強い影響力の持った宗教にあると」思はれていた。
そして全く異質な「カミ」に注目した。
この国の「カミ」とは--神話の時代の「神」から今の天皇に至るまで直系
の子孫であり、全ての氏族の源の上にたつ「カミ」であること。
(井沢の掲示板に天皇の姓についての項にカミの持つ日本人の概念を記述しています)
天皇はどんな時代でも不動だにしなかったので、民主主義が決めたり
軍閥や全ての政治権力で決めたりするものでは無い。
永い歴史上で如何なる権力者も天皇に取って代わろうとした者もいない
(不穏な一時期はあったが)が、天皇に取り入り結婚政策等で外祖になり
栄達した藤原一族、天皇の名を冠した軍国主義の時代など不幸な時期の
あったのも事実です。
この不可思議な日本人の民族意識 それはこの国のアイデンテイテイそのもの
と云えるでしょう。このテーマでは、ごく部分的な記述に終りましたが
ご意見など聞かせて下さい。

Re:天皇制の必要性について -投稿者: 一(はじめ)  2001-11-12 14:39:55
 天皇制と、民主主義の関係の問題など、やはりこの辺には、「日本」と
キリスト教を始めとした「西洋」との矛盾や混乱があるように思われます。
歴史的にキリスト教ではない日本に人権とか、民主主義といったものを
根ずかせるのに矛盾が生じてしまったのではないでしょうか。

 最近思ったのですが、宗教と、政治や教育は完全に切り離せるのかな
と疑問に感じています。例えば、民主主義の人は皆、平等というのがあ
りますけど、これは絶大なGODの前での平等です。世の中、見渡してみる
と、不平等だらけです。つまり平等というのは不自然です。しかし、絶大な
GODの前では、そのような差異はとるにたらない、ということだったと
思うのですが。
 教育に関しては、当たり前のように行われている道徳やしつけも宗教
とは切ってもきれない関係にあると思います。

 「日本」とキリスト教を始めとした「西洋」との矛盾や差異をいかに
うまくこなしていくかが、これからの課題だと思います。
 日本人は融通無碍なので、適当に消化してしまうかもしれませんが。

Re:天皇制の必要性について -投稿者: やまかわ  2001-11-12 20:51:43
古来から天皇はこの国の象徴的存在でした。象徴だから何かをしては
いけないのです。国の進路を決める重大な決議に際しても、意見らしい
事は言われても、これをおし通される事はなかった。決定事項は全て
最高会議に従がわれた。意見は必ず反対の意見があるもの、国の決定に
左右しかねないからです。
ある時期天皇が必要か否かの岐路に立たされた事があった。敗戦後に
占領軍が、この国の過去全ての価値を抹殺し再び国力回復させない為に
あらゆる施策を打ち、その総括が東京裁判でした。更にこの国に対する
否定勢力のコミンテルの台頭を放任し(共産主義)天皇制反対運動が蔓延する
に至る。  敗戦した国は、元首は国外逃亡か、自国民に惨殺されるか
又は易姓改革で元首が交替させられるかだが、日本は天皇のお言葉一つ
で一糸乱れず平穏裡に治まった事など世界中どこの国にも例が無くその
源に国民の天皇えの崇拝にあると見たわけです。
今左派と言われる政党も天皇制反対を声高に唱えることは無いのは、
何なのか、天皇が国民に深く象徴として根づいている事を認識している
からである。かくて単独講和に反対しソ連中国を含む全面講和を主張し
て止まなかった彼等の共産革命の意図が粉砕されるに至ったのです。
古来から存在し続けた天皇は、国家権力での政治体制に直接の間与は
されなかったので、民主主義で選ばれるなどは論外です。
矛盾などありません。この国日本の不思議なる国体でもあり、稀に見る
世界に類のない国民なんだとおもいます。

Re:天皇制の必要性について -投稿者: やまかわ  2001-11-14 15:13:12
補足します。
天皇が必要かどうかのご指摘は、自分の人生 生活に直接、間接に
いかなる間与があり、それが自分にとって役立っているかどうかの
スタンスで考える狭量なミクロの観点からです。この国に生まれこの国に育ち
生きていけること、これが日本人であるとの思いがマクロの考えです。
これがこの国の伝統 文化でしょう。でなければ国の一員として皆と
社会生活が送れないでしょう。良いも悪いも先祖の脈々とした血を受け
継いで、お互い分かち合っている事に違いがないのですから。
天皇が心ならずも「神」であった時代がありました。
神国日本 八紘一宇など天皇を神として敬い、従がうのが国民の義務で
あるとしたある種の宗教性を濃く滲ませ戦争えと誘導した時代でした。
戦後人間宣言をされ、作られた神からの解脱されたのは至極当然の事で
古来からの象徴的天皇に戻られたに過ぎません。
民主主議 個人主義は「神との一体」の不気味な国体を骨抜きにする為
に占領軍が押しつけた社会体制でした。
日本の国民が自らの意志で選択したものでなく、世界の2大勢力の一つ
の自由主義社会圏えの勢力分布の参加を促した大国の戦略に他ならない
ものでした。しかし与えられたこの国を独自の伝統文化に同化させ乍ら
脅威的に再生させて、世界に類の少ない「社会主義的民主国家」を実現
させたのは、今あるこの国を見ればよく分ることです。
この為の功罪はいろいろですが、別の機会にするとして。
この一連の恐らく若い方達のご意見は私にとって有意義でした。
私は老青年?ですが、やはり教育で教えられていないことが多いのでは
?私はこの国に生まれた事に誇りを感じています。なんやかんや云って
も好きです。やいやい言う事の多いぬるま湯みたいな、ええ加減の
まあまあ人のいるこの国ガです。意見御待ちしています。

Re:天皇制の必要性について -投稿者: 一(はじめ)  2001-11-14 15:51:20
僕が矛盾と言ったのは、日本的なものと、西洋的なものという対比で
す。おのおのの中に、天皇やキリスト教から発生した民主主義というの
もはいります。別に、民主主義の敵が天皇制というようなことも言って
いません。それに、僕は単純に民主主義を肯定していません。絶対的な
ものとはみていません。

 やはり、今の若い人には天皇というものを、どうとらえたらよいかと
いうのが曖昧なのではないでしょうか。日本の文化として、残す必要は
あると思いますが、日本の文化そのものが消えている今日ですから。自然
の中に存在している八百万の神々に畏敬の念を示したり、ありがたいと
思ったりすることが、今の若い人にはなくなっているような気がしますから。

 日本の天皇が実権を持っていなかったのは知っていますが、その天皇
の存在の役割というか、ありがたみというのを、もっと具体的にやまかわ
さんに語ってもらいたいのですが。
 あと、天皇の人間宣言については「かみ」と「GOD」のアメリカ側の誤解
もあったと思うのですが。

Re:天皇制の必要性について -投稿者: しげ  2001-11-19 17:32:51
天皇制、これにより日本国は存在できていると考えられます。
天皇家は日本の総本家、我々国民は神々の子孫なのです。
西洋も昔はあちこちに神々がいたと伝説上はいわれています。
それをキリスト教の唯一の神か受け入れることにより、捨ててしまったのです。
その神との契約から、資本主義や民主主義が生まれてきたのです。

日本の『和』の精神は、ある意味『民主主義』と考えられます。
民主主義はある一つのルールであり、絶対的なものではありません。
もちろん、天皇制も絶対的なものではありません。しかし、神々の子孫である
我々が、先祖をたたえ、民主的に生きていくうえで、
天皇制が今まで有効であったことを歴史は証明しているように思えます。
日本国は、案外とても深い歴史を背負っているのかもしれません。

性別があるように、全ての人間がまったく同じである訳がありません。
天候などの自然条件、これでさえ地域によって違います。
しかし、因果応報(作用反作用)、重力などの自然の法則などは、平等に感じま
す。

天皇としてお生まれになられた方は、やはり我々の天皇だと思います。

Re:天皇制の必要性について -投稿者: やまかわ  2001-11-22 00:23:42
はじめ さん、宿題を頂きながら5日程留守にしていましたので、返事
が遅くなりました。が正直貴兄の率直な疑問には、はたと困りました。
私自信天皇の役割とか、有り難みなど改まって深く考えたことなどなか
った。いろいろ自問自答しましたが、期待に添う事が言えるかどうか?
天皇の存在そのものがこの国にとって必要欠くべからざるもの自体が
最大の役割と言えるでしょう。天皇の行う神事の1つに10月に豊穣祈願
の祭祀として神に米の収穫を祈る神嘗祭など(、国民に成り代わって)
(22年「国民の祝日に関する法律」によって祭日廃止となる)あるも
全て、国の繁栄 国民の安寧を祈願するもので天皇の行為 言語は常に
国民に対して普遍的なものであります。
先祖の頂点に天皇がある---先祖を敬う事と天皇を敬う事とが妙に噛み
あってしまうのが、この日本人の心情でしょう。
氏族は自分の先祖つまり氏神を祭り、生きてるものは死者を祭り、
万民が天皇を現人神と尊敬し、天皇も全ての国民を代表して全ての神々
を祭るといった具合に、国の社会構造が「祭り」で結束されていったの
でないかと思います。
キリスト イスラムは絶対神の宗教でしょう。同じキリストでありながらキリスト教と
カトリックの排他性は時には殺戮をもあるほど、比べてこの国は何でも有りといえる
ほどの宗教がある。そして国民を巻き添えにするような大きな
戦いに成らなかったのは---天皇の存在がそれらの神をぼやけたものに
した1番の功労ではなかったと思うんですが。
はからずも「しげ」さんのコメントには同感する所多いのですが、我々も
神の子孫と言われると--合点〃と言うには少し戸惑いを感じてしまうん
です。我ながらガッカリですが、まあこんなもんでしょうと思って堪忍
して下さい。勉強して又お目見えします。

Re:天皇制の必要性について -投稿者: しげ  2001-11-24 16:05:08
Re:やまわかさん

私は何の学者でもない、30代の会社員ですが、
いろいろと考えたりもします。
先に『神々の子孫である我々』と書き込ませていただいたのは、
宇宙がビッグバンで始まったとするならば、
この世に存在するもの全てが、『神の化身』
であるといえると思うのです。

月が地球を回り、地球が太陽を周り、太陽系自体が回り、
最近では銀河団が更に回っているというデータもあります。
はっきりとは言い切れないのですが、
人間社会の中心となる誰かが
必要な気がします。正に象徴なのかもしれません。

私自身は欲深いですし、タバコも吸うようなレベルです。
そんな自分でも襟を正さなければいけないなあ、と最近思うのです。

Re:天皇制の必要性について--平等 -投稿者: やまかわ  2001-11-28 00:35:24
しげさんの言はれる大きな意味で人間は神の子です。
この場合の神は--「全ての生命は唯一の神によって創造されたと云う
事---造物主(井沢氏の言うクリエータ)により人間は平等に造られ、譲り
渡す事の無い権利を保有して生まれてきた」と言う神でしょう。
そしてこれがアメリカの基本的人権のルーツと思います。
民主主義 天皇 平等この絡みで若い方のコメントがありましたので、少し
考えてみます。
「何の前において万人を平等と考えるか」
ユダヤ キリスト教団は「万人は神の前において平等」
ローマは「法の前において平等」を建前とした。それは多くの異民族を
抱えていたので忠誠なローマ市民とする為の公平な基準を法に求めたの
では?       だが造物主(エホバの神)の一元的管理下にある
人間には「あの神の忠実な行為として」先住民を殺戮して聖地とする
などしても、罪の意識もなくむしろ正義、神のためとの大義名分のみ
残った---など何か今のテロ事件に共通しているようですね。
では、日本は「何の前での平等なのか」
彼等のように絶対神を持たない日本人は---一体何なのでしょう。
平等という聞きなれない言葉を身近に知ったのは、憲法の一文からで
はなかったと思います。民主主義の言葉とセットで知ったのでしょう。
あらゆる価値の逆転の世界に投げ出された国民が、兎に角掴まされた
真新しい国の形でした。
私はこの答えが見出せません。
ただ平等の真の意味と違った使われ方が気に懸かります。
この意味の曖昧さが、上を 師を 先輩をも そして人間の尊厳に
ついても畏敬の念を失ってしまったのかも知れませんね。
しかしこの国は平和に推移しています。有りがたい国民です。

Re:天皇制の必要性について--変遷 -投稿者: やまかわ  2001-12-01 22:00:46
はからずも内親王の誕生の報に接しまことにお目出度いかぎりです。
この際に私の見た「天皇像の変遷」を簡略に述べて見たいと思います。大政奉還
の結果国家権力の移行が明治維新となり、現人神(アラヒトカミ)の
尊厳に加えて絶対権力者としての天皇が生まれた--のも永い幕政からの
新しい国家体制を構築し国民の統合に必要であったと思はれます。
天皇が国家統一の名実ともに権力者とした時代は第二次大戦迄続いた。
例え軍閥や政権が天皇の名を利用策謀したとしても、国民には天皇の
命にひたすら服従すべきと心に期したに違いありません。
そして 敗戦の日に宮城前に額ずく国民の涙する姿から始まり、併せ
伊勢神宮え敗戦の報告に行幸の際 お召し列車に土下座して奉拝する
農民、又全国巡行に熱狂的な歓迎をみせた国民の姿に、危惧を感じた
GHQはソ連の抵抗もあって48年一年間の巡行を禁止した。
当時のマスメディアは一様に天皇擁護の報道合戦を繰り広げた。
これは勝利国連合軍に対する抵抗とこの国保全のプロパガンダだったの
でしょう。更に天皇の人間宣言を期に「開かれた皇室」と天皇の大衆化
が進み、国民的人気スター並となるも天皇の尊厳は著しく損われた事も
事実であった。しかしかくして「天皇制」は象徴としての制度化され
戦争責任は過避されたのもGHQのこの国の新しい体制の為の戦略と言え
るのでは---。
民主主義のもとに天皇制が生まれたのでなく、古代から継承されて来た
もので「制」など無かったものです。
国民主権の国の在り方に迎合した苦肉の「制度」だったのです。
ただいかように政治の体制が変わろうとも天皇の存在は不動だにしない
のは古来からの歴史が証明しています。
今 スター的人気も 尊厳も まして現人神でもないこの国のシンボリックな
存在として定着したように思はれます。
税金で飼うとかのいささか不穏当な表現などありましたが、税のことは
又の機会にします。

Re:天皇制の必要性について -投稿者: 一(はじめ)  2001-12-03 14:42:55
 ご出産で、おめでたいことではありますが、僕自身は少しマスコミを
中心に騒ぎすぎの感じがあります。ご夫妻とお子様に、ストレスがかか
るような気もします。もう少し、落ち着きがあってもいいような気もし
ます。
 でも、こういう時に「天皇制の必要性について」という議論ができる
おおらかさというのは大切だと思います。

 本題ですが、やまかわさんは、天皇制という言葉にこだわっておられ
ますが僕自身は別に使ってもいいと思います。もちろんこの言葉が、左翼の人達
が天皇を批判する意図で使ったのは知っています。しかし、言葉それ自
体には差別的な意味はありませんし、いいと思います。シナという言葉
を使っていい理由と同じです。他にも、左翼の人達が使い始めた言葉で
すが、天皇教や15年戦争などの言葉もいいと思います。

 明治の頃からの天皇が、名実ともに権力者とやまかわさんはおっしゃって
おりますが、僕は「名」としては権力者だが、「実」としてはそれほど
の権力は持っていなかったと思います。拒否権はないわけですし、天皇
自身も専制君主にならないように気を配っていたからです。

 民主主義のもとに天皇制が生まれたのでなく、古代から継承されて来た
ものとありましたが、そのとうりだと思うのですが、確かに民主主義という
概念は日本史の中でつい最近でてきました。西洋の物真似ですが、以前にも
書いた通りキリスト教ではない日本でこの辺りの兼ね合いをどうするかが
問題だと思います。日本人は何か無批判に民主主義を理想的な制度と思い
込んで、現在の現状を見ると、非常に危うい感じがします。民主主義という
制度は元々、危うい制度らしいのですが、このままの日本の状態では衆愚政治
で自滅するかもしれません。

 天皇というのは、貴重な日本の文化として残した方がよいと思います。
さらには、近代国家日本のへそとしての役割もあると思います。そのへそ
は実質的な力を持たないことにより、日本という国が安定しているのだと
思います。この辺りのことで詳しく知っている方がいたら教えて欲しいの
ですが。

Re:天皇制の必要性について--と民主主義 -投稿者: やまかわ  2001-12-04 00:32:16
はじめさんコメント有難う。ご生誕の祝賀ムードが全国に広がりました。
この自然発生的な国民の高ぶり--不況の暗い世相の反動とも言えるの
でしょうが、ふと人々の深い淵に潜む天皇への畏敬の念の発露のような
気がします。或いは御祭り好きな日本人が分け隔ての無い喜びを分かち
あえる集合体になった所為でしょうか。
本題に戻ります。 誰か仰っていられた様に、戦後与えられた民主主義
でなく 聖徳太子の「和をもって尊ぶ----合議せよ」の17条憲法から
この国の国民性となっているのは勿論ですが、実は神の時代から、既に
あったのです。   イザナギ イザナミの二神が国造りの後女神の言うは
「我が身は成り成りて成り合わざる処一処あり」是に対して男神の言う
「我が身は成り成りて成り余れる処一処あり、身の成り余れる処をもち
て汝が身の成り合わざる処に刺し塞ぎて---」
日本人の宇宙観 人間観は人間社会における根本的な影響が芽生えてい
た---即ち二者が合体することにより完全体となりそこから新しい生命
が生まれると言う考え方は、神ですら不完全なのに「ましてや人間が」
と言う事になり、これが絶対神を持たなかったこの国の形と思います。
八百万の神は この不完全が故に合議する神々のことであります。
この神々は森羅万象、人間の生活に必要な全てに、安産 婦人病に至る
まで専門職の神の総称です。古来から精神 風土が綿々と受け継がれて
きた「合議主義」から今の「民主主義」は下手をすれば一人の賢人より
百人の愚衆政治(はじめさんのご指摘通り)が国をリードする危険大です。
今この時代に強いリーダーを渇望して久しいが、残念ながらこの国は
突出した人物の輩出を好まない 許さないのです
嘗て飛びぬけたリーダは不幸な結末を迎えたことは過去の歴史が証明して
います。(信長のような)
ヌラリクラリの国政は続くでしょう。そして何事においても過激を嫌う国民は
仲良く 曖昧に 楽しく 平和を満喫していくでしょう。

Re:天皇制の必要性について -投稿者: 一(はじめ)  2001-12-05 17:10:46
  やまかわさんのおっしゃっている、イザナギ イザナミの二神の国造りの
話はいわゆる、「男と女の交わり」というか、「秘めごと」についてで
すね。日本人は西洋のキリスト教の人達と違って、性をタブーではなく
自然でめでたいこととして携えている気がします。だから今回のことでも
お祭り気分なのでしょう。

 「合議主義」から今の「民主主義」という話がありましたが、実を言うと
今でも日本人は「民主主義」というより「合議主義」で国が動いている
のではないでしょうか。理想的な政治制度みたいなものはおそらくないでしょう
し、
おのおのの制度が欠点を持ちながらもやっていくというのが現実だと思います。
日本型「民主主義」のような型で、折衷主義(いいとこ取り)で柔軟に
やっていくのがいいのかもしれません。

 多少、やまかわさんに反論があるのですが、飛びぬけたリーダは不幸な結末を迎
えたことは過去の歴史が証明
とありますが、もちろん負の点もありますが飛びぬけたリーダの果たした
重要な役割もあるのではないでしょうか。井沢さんも確か書いていましたが
信長のやったことで、宗教の自由や合理主義の精神というのも生まれて
きたのではないでしょうか。井沢さんは信長に対する評価は高いように
思われます。その他にも源頼朝などの武士の出現により当時の貴族がやって
いた不当な財産の私有化などが是正されたり、後の元寇の時に戦闘集団である
武士がいたことが国防上、大きかったと思います。仲良く 曖昧に 楽しく 平
和を満喫
とありましたが、外からの侵略者がいなければいいのですが、歴史をみると
そんなに安穏ともしていられません。

Re:天皇制の必要性について--その存在感 -投稿者: やまかわ  2001-12-09 20:01:35
前に天皇一家を我々の税金で云々と有りましたので、反論は兎も角と
して少し古いデータですが--明治憲法下では「御料」を中心として私的
財産の収入でまかなわれてきたが、戦後は国有財産に移管されたので
皇室費用は国庫から支出となる。10年前ではあるが生活費は内廷費で
年間2億9千万、皇居維持費(宮殿での晩餐会含む)53億、その他7皇族に
2億9千4百万、合計59億円である。参考だがプロ野球のちょっとした選手
で2億3億はザラ、と考えるとびっくりする程のものでは無い。
むしろ比較的質素な生活振りと考えられる。
本論に戻るとして、私は決して信長 頼朝の功績を無為にするなんて
思っていません。然し独断専行型のカリスマ性のリーダの末路は決して恵まれ
ていないのが多かった。或いは暗殺 左遷と彼等の志し半ばでの挫折が
。 国の民は強いリーダを求めながら、専行を許さず、挙句に抹殺しよう
とする力学が生じてしまう。この不思議な力の作用は---その裏側には
天皇という絶対存在感が民の資質として深く拘わっているのではないか
と--思うのですが、現在の小泉首相が望まれたリーダで改革断行に期待
されながら、党内の声に足止めされている状況は「合議」の壁を打ち
破れない結果とするなら、この国の民の定めなのだろうか。
争い事は好まず とことん話せば分る。相手の過ちは寛容であり決して
突き落とすような責めはせず、再び友情を復活させる。
喧嘩両成敗で必ず相方のメンツを立てて最後は手拍子打って水にながして
終る。だから過ちについての反省がなく 又再び同じ過ちを犯す事に
なる--日本人はつまる処 ワイワイ ガヤガヤ 話合って 出来るだけ
一両三方損の原則で円満な採決しか出来ない民族なのでしょうか?

Re:天皇制の必要性について--偶像化へ? -投稿者: やまかわ  2001-12-10 23:05:41
内親王のご誕生、愛子様と命名されてまことにお目出度く心より御喜び
申しあげます。そしてこの一連の国民の感激は提灯行列、御輿から
全国津々浦々に全ての民の喜びが響き渡った---この盛り上がりって
正直予想以上でした。勿論マスコミ報道の過熱振りにも拍車は掛かっていま
したが。中高年 年配ならずも若い男女の歓迎振りには少し驚きと、
安心とが入り混じってしまいました。
この現象は何なのでしょうか。この国のごく自然な民族性でしょうか。
戦後私の精神的支柱でもあった坂口安吾が「天皇はただの天皇家に戻す
ことが必要」。当時の天皇制論議の盛んな時、天皇を支持する人達に
よって生活保障すれば、いかなる反論も天皇家自身で出来るに違いないと言う意
味でのメッセージでした。要は天皇の民営化を唱えた訳です。
既に現在では死語に等しいものとなりましたが、当時はかなりセンセイショナル
でした。
人間宣言をされ、開かれた皇室なのだが、天皇をはじめ皇室の催事に
向かう国民の関心は、ともすれば「神のような人」え昇華させている
様な---あこがれ、から崇拝へ変化していっているやに見えます。
天皇と自分の間には、何の利害も もつれも ドロドロした人間くささ
も、お互いの存在に何の影響ももたらさない、自分達との安泰したこの
不思議な距離感は今新しい「偶像化」された天皇を生み出している様に
感じてならない。「象徴」は「偶像」となって国民が望んで創りだした。あって
もなくても 良い存在とは、この無空間に近い最も安泰な
存在なのでしょう。
このテーマでの若い人達の更なる意見の広がりを、もっと期待したい
ものです。はじめさん しげさん effortさんはじめ皆さんに御礼
申します。

Re:天皇制の必要性について -投稿者: effort  2001-12-16 12:57:29
久しぶりにカキコします。
皇孫殿下のご誕生はおめでたい話題ですが、
多分にマスコミ主導の人気の盛り上げであり、クリスマスのような
イベントとして一時的に興味を持たれたように感じられました。
天皇一家の(アイドル化)に付随した現象と考えた方が良いのでは
と思います。
やまかわ様が書かれた(偶像化)と(アイドル化)は同じ現象の
表裏をどう感じるかの違いでしかありませんが、私は軽さのような
もの感じました。
この軽さが慶事である事に発するのであれば良いのですが、
天皇の存在が軽くなったことに発する可能性もあり、
天皇の人気向上という楽観は危険だと思います。

天皇の民営化論は非常に興味深い意見です。
坂口安吾がそのような考えを述べていたとは知りませんでした。
以前、天皇を飼っているという意識を我々は持ちつつあるのでは
ないかという爆弾を投下しましたが、
国民の意識改革の面からも面白いと思います。