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日本再生のシナリオは?(財政編) -投稿者: 哲生  2001-08-15 00:44:53
ここでは、少し日本全体を俯瞰し、財政問題を中心に、その再生のシ
ナリオを皆さんと議論したいと思っています。

まずは税制の話を私の方から問題提起させて頂きたいと思います。
というのもここは「相続税、是か非か」のところから派生したもので、話を相続
税だけでなく、税制全体の話をしたいと思うからです。
そしてこれは小泉首相が言う構造改革に伴う痛みにもつながる話なの
です。

前 提
日本は他国に比べ、国民一人一人の付加価値が非常に高い。
米国やイギリス等他の先進国が石油や農業といった一時産品による価
値の比重が高いのに比べ、資源を持たず、農地が狭い日本は、原料を
輸入し、高い技術的付加価値をつけて輸出することを生業とし、その
国民自らの高い生産性のもとに世界第二位のGDPの国となりまし
た。
日本国の税制の在り方を考える場合、まずこの構造をしっかりと認識
することが必要です。
なぜならば、日本においては産油国のように金が天から降ってくるよ
うな状況ではなく、その徴収ソースを、殆ど国民の付加価値のみに求
めなくてはならないからです。

税金の考え方は色々 -投稿者: 哲生  2001-08-15 00:52:38
税金は私だって取られたくはないけど、我々が生活することに伴う様
々なインフラ整備が当然必要なわけで、その費用が発生する以上誰か
が負担をしなければならないわけですよね。
その時、@どういう方法で、A誰から、Bどれだけ取るか。この3つ
の要素をどう組み合わせるかで、いろんな議論が起きるわけです。

その仕組みのわかりやすい例として、飲み会があります。
例えば職場で飲みにいった時に、4人が参加して、2万円かかったとします。
一番シンプルな分担方法は1人5千円の負担です。
(これを税の世界では水平的公平といいます)
しかし、参加したメンバーに上下関係があると、課長1万円、係長4
千円、残り二人のヒラ社員が1人3千円みたいな分担もありえます。(これを垂
直的公平といいます)
あるいは、たまたま裕福な家庭のヒラ社員がいたりすると、課長の中
には、「俺の家はこいつより貧乏だから、俺の支払う分は少なくてい
いはずだ」と言う人も出てくるかもしれません。
つまり、国が必要とする費用(今は行革とか支出削減の話は除きま
す)を、どうやって、誰からどれだけ取るかが税金ですが、それを分
担する方法はいろいろあって、それぞれ大なり小なり理屈があるとい
うことです。

では、一番いい税の在り方と何か?
それは、やはりベストミックスなんです。
つまり、消費税のような水平的公平と、所得税のような垂直的な公平
を上手くミックスすること、そして企業や国民の収入、消費、財産に
バランス良く税制の網をかぶせて、広く薄く取ることが公平感に繋
がってくるのです。

日本の税が他国より高いという誤解 -投稿者: 哲生  2001-08-15 00:55:18
マスコミでもよく間違えているのですが、日本の税が先進諸国と比べ
て高いという指摘は今や過去の話です。
また、相続税のように、高い税率が残っていても実際に適用されるの
がごくわずかの人間で、大多数は低い税率が適用されたりするよう
に、税率だけで各国比較することは無意味です。
税率では無く、所得に対する税収比率で比較すべきなのです。
そして日本の国民負担率は、2001年度見込みで36.9%、海外
統計は97年度が最新で、ドイツが55.9%で、フランスが65.3%です。
(これらの負担率には社会保障も含みます)

いかに日本の国民負担が低いかおわかりでしょう。
これをまず理解していただきたいと思います。

日本の税制改正の最近の動き -投稿者: 哲生  2001-08-15 01:05:16
もう少し最近の動きを含めて解説しますと、 数年前まで、日本の税
体系を欧州と比較すると以下のようになっていました。
これはわかりやすくするため、かなり強引にデフォルメしています。

例えば国家が必要な費用を3万円とした場合、階層別の負担割合が、
欧州では 高所得者1万5千円 中所得者1万円 低所得者 5千円
日本では 高所得者  2万円 中所得者8千円 低所得者 2千円
となっています。

つまり日本は、数年前までは、他国との比較において低所得者とい
った弱者に優しく高所得者層に厳しい政策を取ってきたのです。

では、今はどうなっているかというと、高所得者層の負担を引き下げた結果・・

 高所得者 2万円  中所得者 8千円  低所得者 2千円
であったものを、取りあえず、 
 高所得者1万6千円 中所得者 7千円  低所得者 2千円
に変更したのです。
運営コストが3万円かかっているのが前提ですから、5千円分の税収
が不足するのは、小学生でもわかります。

でも今の日本はこの段階です。不足分は取りあえず国債(借金)でし
のぐだけで、将来誰から、どのように5千円を取るか、決めていないのです。
というか、景気対策の名のもとに、誰も決めようとしない。

確かに今の景気状況では、増税はもってのほかでしょう。
ただし、今後はどのように税収増の道筋をつけるかをきちんと今から
議論する必要があるのに、それすらやろうとしないのが、今の政府です。
この国の指導者のいいかげんさには驚くばかりです。

Re:日本再生のシナリオは?(財政編) -投稿者: 勝又智詩  2001-08-15 05:32:37
 雑駁な意見で失礼しますが、国(政治家)を非難しながら国(官僚)
の出す数字を信用するのは如何なものでしょうか。確かに課税負担率
は低いかも知れません。しかし、日本の物価は世界一です。特に公共
料金が高い。これは「形を変えた税金」でしょう。
 例えば道路。自動車税や重量税の問題もありますが、高速道路と言う
化け物がいる。台湾などでも高速道路はあるけれど「パブリックなもの
だから」と言うことで、お盆と正月は無料にしています。日本では有料
移動駐車場です。もし無料であれば、混雑したなら一般道に降りるから
混雑緩和にもなるし、燃料だって喰わないし、環境にも良いのだけれど
「価格に転嫁する」と言う悪癖から、改める気も見られない。
 次に水道。水道法を盾に、井戸水でも十分生活できる地域にも水道を
敷設し、役人の天下り機構としています。しかも、その料金は税金とは
言われない。が、確実に国民負担になっている。そうしたことを考える
と、日本の負担率は案外高いものです。50%は楽に超えてます。
 かつて、アメリカが財政赤字で苦しんでいた時、レーガン大統領は、
涼しい顔でこう言ったそうです。「なに、1%のガソリン税を負担して
貰えば解決するさ」と。果たして、アメリカで実現できたかは疑問です
が、要は、今日の日本は至る所から税金を取り、あるいは、価格に転嫁
して来たために、適当な財源が見つからないと言うことです。

2:日本再生のシナリオは?(財政編) -投稿者: 勝又智詩  2001-08-15 06:12:36
 私見として、最低課税金額の引き下げか消費税率の引き上げが必要と
考えます。次に税制の簡素化が求められ、納税者番号制度の導入が妥当
と思います。加えて、郵便貯金の解体が求められ、以上により、中期的
には財政再建が可能と思います。

 それと役人のリストラですか。人がいれば、仕事をしない訳には行か
ないので、ついつい余計な仕事をする。でも、その原資は税金ですから、
そうした事態を避けるためにも、役人の数は半分にしたいですね。
私に言わせれば文部科学省は要らないし、国土交通省も、農水省も不要
です。経済産業省や厚生労働省も、現在の10分の1で良いと思う。
そこまでスリムになれば、無駄遣いは激減します。まずは「そこから」
始めなければ、国民は納得しないと考えます。勿論、議員も現在の半分
か3分の1で良い。あるいは5分の1だって、十分にやって行けます。

 総じて言えば、日本の戦後政策が間違っていたのですが、このままの
社会主義国で行くか、貧富の差は出るが自由主義で行くかが、問われて
いるのだと感じます。

Re:日本再生のシナリオは?(財政編) -投稿者: TUJI  2001-08-15 08:20:53
哲夫様

とても意義のあるスレをあげて頂きありがとうございます。
私は税に対しては素人同然(平均より多く納税はしてますが)なので
興味深く拝見させていただこうとおもいます。

「付加価値によって成り立ってきた社会」という前提にはとても同意
いたします。それ故に不安定で底なしの泥沼に落ち込む危険性がある
のですね、その辺は私の言う先人たちの「モラルの高さ」という前提
もあると思うのですが(物価の高さもこれに起因してるとおもうのです
が。

さて、素人判断の稚拙な意見で申し訳ありませんが「税の複雑性の
弊害」という面は勝又さんのおっしゃるとうりだとおもいます。
そういう面で単純かもしれませんが消費税がベターでありこれに
一本化してもいいのではないかとというのが私のいけんであり、
それによって引き起こされる富の偏重に対しては「相続税」で富を
再分配し弱者を救済していく、貧富の差を欧米水準に合わせる
必要はまったくない訳ではありませんが日本は日本のやり方を模索
する必要が付加価値によって成り立ってきた「特異」な社会には
必要かと思います。

伝統に対しての精神的な継承は「天皇陛下」というすばらしい
「体現者」もいらっしゃることだし、、、。

Re:日本再生のシナリオは?(財政編) -投稿者: YT  2001-08-15 11:27:11
哲夫さん、勝又さんのご意見に基本的に賛成です。
日本の所得税制は、世界で稀なる社会主義税制で、
課税最低限が低いため、独身貴族が跋扈しています。
私は、10年前ですが、ドイツで4年間駐在していました
ので、その時の印象を以下述べてみます。
物価は、当時消費税16%込みでの比較で、衣食はほぼ
日本並、但し物の種類は極めて少ない。高速道路は無料、
公立高校、大学の授業料無料、公立美術館、博物館無料。
ガソリンとタバコは消費税とは別の高い税制で、ガソリン代
は日本並、タバコ代は日本の倍。住は土地代が安いため、
住宅コストは、都市部比較で日本の半値という感じでした。
高速道路が無料であるため、鉄道料金は対抗上、日本のほぼ
半値でドイツ国鉄は万年大赤字です。公立大学無料のため、
私立大がほとんどなく、共通テスト合格者のみ大学へ行ける
制度であるため、大学進学率20%程度です。
独身者への所得税率が高いため、20代の若者は、マル貧で
安アパートに住み、古い中古車しか買えず、ブランド品など
誰も買えません。30台の夫婦は基本的に共稼ぎです。
1ヶ月のバカンス費用と、将来の一戸建ち購入のためです。
以下次の項で。

Re:日本再生のシナリオは?(財政編) -投稿者: YT  2001-08-15 11:56:43
要するに、ドイツは低・中層の所得税が高く、消費税により
公共料金の無料化が可能で、且つ年金も高いため、60
前後で引退、ボランティア、旅行で老後を過ごすのが
一般的なパターンです。消費税はEU諸国並に、現在は
20%程度に上がっていると思います。
従って、日本は、相対的に低すぎる消費税、低・中所得者の
税率を上げていく方向になると思いますが、高すぎる公共
料金の是正、年金プランの充実(今は若年層が不利で、支払う
気がしない、且つ受給者も額が低いため、消費意欲が低く、
景気にマイナス)、都市部の再活性化等にに効率的に使うか
だと思いますが、外郭団体を含めた、非効率な公営組織の廃棄
・民営化も同時に進め、無駄使いをなくしていくことも
税制改革の大前提です。ドイツの例を皆さんの参考で上げ
ましたが、ドイツがいいと言っているわけではありません。
国民の一人として日本はどうあるべきかいろいろ考えて       
行きましょう。

皆さんの参加ありがとうございます。 -投稿者: 哲生  2001-08-15 21:41:57
勝又さん、TUJIさん、YTさん
早速議論に参加していただき、ありがとうございます。
皆さんの意見にコメントする前に、私のスタンスをもう少し書かせて
もらいます。
すいません。

日本の税制の問題点 -投稿者: 哲生  2001-08-15 22:17:29
続きます・・・

今まで書いたように、今の日本の国のスタンスは、「必要以上に国民
に投資」し、「その投資した分を回収する必要があるのに増税しない」のです。
日本は3大弱者(地方、老人、低所得者)に対し、他の先進国以上に保護してい
る。
これが「必要以上に国民に投資」しているということ。
そして「必要なのに増税しない」のは、日本の為政者と、国民の両方に問題があ
る。

このことを、わかりやすく消費税で説明しましょう。

税は、収入、消費、財産にバランスよく課税されるのが理想ですが、
日本は相対的に消費に対する割合が低かった。
また、税は水平的公平性が保たれることも理想なのですが、消費税はその理想に
近い。
だからヨーロッパを初め、新たに豪州で導入されるなど、制度として
は優れているといわれているし、日本でも必要な税制なのです。

なのに平成元年の消費税導入時は竹下政権の首は飛ぶし、平成9年の5%への引
き上げも大変だった。
為政者の説明不足が一番の原因だが、無責任な野党と、それに乗っか
る一部の国民の側の意識の低さにも責任があります。

例えば平成元年に社会党は消費税反対で勢力を伸ばしましたが、その
後与党になって村山元首相が消費税を容認したのは、本当は消費税が
日本に取って必要だとわかっていたからなのです。
以前消費税反対を強健に言っていた共産党だって、今は消費税を認めています。
(今は3%に戻せといっているけど。これも根拠の無い話)

なのに国民の受けのいい消費税反対で党勢を伸ばそうという低レベル
の政党と、それに安易に乗っかる国民がいるから、「必要な増税」が
出来ないのです。政治家は選挙で落ちることが一番恐いですからね。

日本に必要なのは、「国の将来のグランドデザインを国民に示し、
必要とあれば増税を断行する政治家」と、「それを支持する国民」な
のであり、これが小泉首相の言う痛みを伴う構造改革の一つなのです。

税制の構造改革を先延ばしすると・・ -投稿者: 哲生  2001-08-15 22:32:20
国家も個人と同じことが起きます。
何が起きるかというと、まずは財政の硬直化です。
今でも国家財政のうち、3割以上は借金返済に充てています。
それがどんどん増えて6割、7割というようになってしまうと、我々
は様々な行政サービスが受けられなくなります。
当たり前ですよね。その年に使えるお金が減るのですから。

影響は国だけでなく、地方自治体にも及びます。
なぜなら国税のうち1/3は、地方自治体に回されて、使われているからです。
公務員を減らしたり、その給与を減給しても追いつかないでしょう。
公共事業ゼロ、都バス・都営地下鉄の廃止、学校費用のオール自己負
担などが行われるかもしれません。

次はリスケないしは破産です。
個人でも借金が払えなくなったら、リスケ(債務繰り延べ)やリファ
イナンス(再融資)して、それでもだめだと自己破産(債務帳消し)ですよね。
国家だってリスケや自己破産はあり得ます。発展途上国では日常茶飯事です。
日本と東南アジア諸国を初めとする諸外国との間では常にそういった
国家間の借金をどうするかで揉めています。
日本の場合は債権者が国債を買っている国民や企業なので、国が国民
や企業に対してリスケを要請することになるでしょう。  

構造改革を先延ばしすると、本当にこういう事態が起きかねないのが、今の日本
なのです。

アンフェアな税制度の改革が急務 1 -投稿者: 哲生  2001-08-15 22:45:13
以前にも書きましたが、一番良い税の徴収方法は、ベストミックスです。
それを前提に考えれば、課税方法も自ずと決まってきます。
つまり課税する対象としては、収入、支出、財産があるわけで、これ
にバランスよく課税することが、一番の公平です。
今までの日本は収入・財産に偏重して課税してきました。
そういう意味で、今後消費税が日本の税体系の大きな柱にならざるを
得ないということになります。税率アップも当然ですし、少なくとも
欧州並みの15%程度は必要なのです。
そしてその時には、当然現在の消費税制度の問題点である高い免税点
や簡易課税制度の見直しが不可欠となります。
欧州のように生活必需品の税率を下げるといった二重税率も必要となるでしょう。
でも、こうした消費税の引き上げは、第一歩に過ぎません。

以前書いたように、今までの日本は、他国に比べて弱者に手厚かったのです。
そして日本における3大弱者は、「低所得・老人・地方」であり、こ
れらを手厚く保護をしてきた結果、今の破滅的状況を招いたのです。

まずは低所得者
他の国に類の無い課税最低限の高さが諸悪の根元です。
日本では360万円以下の人には所得税がかかりませんが、欧州では
120から200万円位からかかります。
低所得者に対して配慮はすべきですが、過剰な保護は削減しなくてはならない。

次に老人問題
私も老人は大切にすべきだと思うけど、今まで国として出来ること以上の事を老
人問題に対応してきたのだから、今後はある程度、我慢してもらうしかない。

最後に地方の問題。
これはマスコミもよく取り上げる問題です。
地方は今まで必要以上に都市部に比べ、優遇されてきました。
橋や農道といった批判材料はいくらでもあります。

アンフェアな税制度の改革が急務 2 -投稿者: 哲生  2001-08-15 22:51:12
例えば東京の人間は、税金を取られたうち、その1割も還元されていないのです。
残りの9割以上は地方のために使われているのです。
こんなおかしな話はありません。
もちろん東京は地方の犠牲の上に成り立ってますから地方を優遇する
のは理解出来ますが、余りにもにもひどい差別です。

私は単に地方だからといって差別をしているのではなく、それぞれの
身の丈(納税能力)によって生活すべきだという事です。
今までは、地方が納税を100円しかしていないのに、1万円くれと
国に要求をすれば、それがまかりとおってきました。
しかし、もうそれが許される国家財政ではないのです。

つまり、今まで3大弱者のため税金を投入してきたわけですから、
本来の健全なる収支に戻すためには、徐々に是正する必要があるのです。

このようなことを書くと、多分反発が来るでしょうが、改めて言います。
3大弱者は今まで他の先進国と比べても優遇されてきたのです。
だから、国民の8割以上が中流という意識を持てる国になったのですが、片やそ
の繁栄が借金漬けで出来たものであり、今までのやり方が
通用しなければ、その優遇を制限するしかないのです。
当たり前の事です。
天からお金は降ってきませんからね。
こういう当たり前のことを為政者は判っているはずなのに、国民に不
利になることをきちんと説明し、理解を得ようとする政治家が今まで
いませんでした。
そして小泉首相は、そのことを痛みを伴う構造改革という表現で断行
しようとしています。
日本の将来は今回の改革が本当に出きるかにかかっていると言っても過言ではな
いでしょう。

今まで長々と書いてすみませんでした。
私自身の考えを分かり易く問題提起したつもりです。
皆さんの更なる意見をお待ちしています

私見1 -投稿者: 勝又智詩  2001-08-16 01:58:47
 これは、とある方に会った時に言おうと思っていたことなんですが、
私は道州制の導入と地域マネーの導入、加えて司法の充実の3点が国家
再生の鍵であると考えています。
 昔、トヨタのコストダウン発想について教わったことがありますが、
秘訣は「とても達成できないような目標を掲げること」なんだそうです。
既存の方法では「とても無理」なハードルを越えさせないと、新たなる
発想が生まれないと。ですから「道州制導入は早すぎる」とか「不可能
だ」と言われる時期にスタートすべきだと思います。これか1点。
 そして国際経済と地方経済の切り離し。これは、キャッシュフローを
どう確保するかについての一つの提案です。これが2点目。
 私が「税制より司法を」と言うのは、2つの理由からです。一つは、
先のバブル潰しは国家権力による憲法違反なのに、訴訟ができないから
です。詳細は割愛しますが。次の理由は、法治国家なのに裁判よりも、
暴力団に頼んだ方が「安くて、早くて、上手に」解決してくれると言う
実態からの脱却です。少なくとも、市に一つは裁判所が欲しいです。
 そして税務。これはイギリス型の「売上税」の導入と、アメリカ型の
納税者番号の併用としたい。そして、教育では殺人の次に、脱税が悪い
ことであると、教える必要があるでしょう。国家という立場からすれば、
殺人より脱税の方が罪は重いんです。そうしたことが大切と思います。

私見2 -投稿者: 勝又智詩  2001-08-16 02:32:16
 税制に入る前の環境条件について主として書きましたが、肝心な話題
へと進みます。「相続税〜」の所で私が言いたかったことは、ひとつに
「日本には、本当の意味で、金持ちはいない」と言うことです。自家用
ジェットを持っていたり、外国の首相候補や大統領が「友達だ」なんて
人物が何人いるか。国関係や組関係でなく、普通の民間人で「そうした
人」を作ることが、哲夫さんの言われる前提条件を満たすことが出来る
(安全保障と言う意味で)と思います。
 別な視点で言っても、国家は国民を豊かにしない限り、潤沢な税金を
得ることが出来ないのですから、毎年「モグラ叩き」のように国民から
「金持ちを選んで」潰して行けば、やがて出てくるモグラが居なくなる
という、至極簡単な事柄を肝に銘じて貰いたいです。フィリップスかと
思いますが、年商1500億円で未上場の企業がある。こうした会社は
M&Aに会わないから、海外流出の心配がありません。そのような企業
を育てる気持ちが大切でしょう。アメリカでもそうですが、欧州でも、
大企業や有名企業は必ずしも首都にないんです。シリコンバレー然り、
シュツツガルト然りです。ハリウッドにしても元は砂漠です。アメリカ
ではハリウッド方式と言って、映画政策に出資した金は、映画がヒット
せず低配当だった時、個人でも損失金として控除されます。これが日本
の補助金方式だと、映画を作りたくて借金を申し込んだのにも関わらず、
映画が出来ないと、出資金を決められないと言われる。相手が芸大でも
出てればともかく、東大法学部だったりすると、申請する気もなくなる
と嘆いた奴もいた。ここを直さないと投資効率は上がらないでしょう。

私見3 -投稿者: 勝又智詩  2001-08-16 02:54:16
 哲生さん、名前の間違いごめんなさい。

 納税方法なんですが、源泉徴収を辞めるか、せめて確定申告をしない
とペナルティを与えるとかが必要でしょう。源泉徴収が国家総動員法に
よって制定された制度であることを、知っている人が少ないことに私は
驚いた事がありますが、酒税などを含めて、戦時立法で既得権益化して
いる税制は、全部ゼロベースとして見直すべきと思います。
 明治の元勲の言葉を持ち出すなら、伊藤博文は「役人は事業をしては
ならぬ」と言っており「情報収集にのみ奔走すべし」とも言ってます。
つまり「小さな政府」ですね。その代わり地方は実務を行う。ドイツが
そうした形ですよね。だから、公務員で優秀なのは地方に行きたがる。
 あと、退職金ですか。この税率こそ上げるべきでしょう。ここが安い
から、役人が天下るんです。そして任期3年程度で次々と転職する。
その都度退職金が出るから、結果として、生涯賃金より高額の退職金を
手にします。ここをこそ改めないと、給与のシャドウ・キャビネットが
消えることはありません。公共投資の一部が、彼等の人件費だから。
 そして箱物行政で作った施設ですが、運用を民間に委託して、補助金
は出さないことでしょう。それだけでも大きなコストカットになる。
本筋から外れた意見ばかりで恐縮ですが、具体例で行かないと、どうも
概念論は苦手なもので(汗)大蔵省もと銀行局長で、悪名高き総量規制
通達を出した人間が、東京証券取引所の理事長に就任している。こんな
人事を止めないと、税金の下血が続くでしょう。

住民税について -投稿者: MK(初代)  2001-08-16 12:10:43
みなさまの博識には、頭が下がります。勝又智詩さんはじめまして。
少し時間ができたので、お邪魔します。どうぞよろしく。

哲生さん
所得税の事はだいたい分かりました。では、住民税の事はどうですか。
サラリーマンは、所得税とほぼ同額の高率の住民税を、天引きされていると思わ
れます。
それが、高い、痛い。
地方は、道路の整備は要るでしょうが、どこへ行っても大きな公民館などの施設
が出来ています。
これ以上、大きな箱物など必要ないですよね。

その辺、説明していただけたら嬉しいです。
あと、配偶者控除についても。

住民税について、つけたし。 -投稿者: MK(初代)  2001-08-16 12:53:45
YTさんも、はじめてです。失礼しました。どうぞよろしく。
実生活に基づいたドイツでのお話、楽しく読ませていただいています。

ところで、この掲示板に書き込みされる時、どうされていますか。
直接書き込むよりは、一度ウインドウズならアクセサリーのメモ帳とか
ワードパットに書いてから、それを保存。そして書き込みたい部分を
→ドラッグして右クリック→コピー→書き込み欄を呼び出し→右クリック貼り付け。
コピーアンドペーストと言うそうですが、もしご存知なければ、試してみてくだ
さい。
私は初心者ですが、色々失敗して学んできました。
他の方も、どうぞ。差し出がましい様な事を書いてごめんなさい。

では、また。

皆さんからのコメント感謝です。 -投稿者: 哲生  2001-08-16 23:27:03
皆さんからのコメント有り難うございます。
すこしづつレスしますので、よろしくお願いします。

まずは勝又さんの最初のコメントに対してです。
>雑駁な意見で失礼しますが、国(政治家)を非難しながら国(官僚)
>の出す数字を信用するのは如何なものでしょうか。
税の話に限らず制度の是非を議論する時、抽象的な議論だけでなく
裏付けとなるデータがあって説得力を持つわけです。
その時、信頼のおけるデータとして国のデータをベストでは無くても
ベターでしょう。
もし勝又さんが国よりも信頼のおけるデータをお持ちなら教えて下さい。

>確かに課税負担率は低いかも知れません。しかし、日本の物価は世
>界一です。特に公共料金が高い。これは「形を変えた税金」でしょう。
議論が拡散するのを防ぐため取りあえず税制の話に絞ってしたかった
のですが、公共料金や特殊法人中央省庁改革といった歳出面の削減も当然断行す
べき課題です。
勝又さんが書かれた道路等の公共事業の問題や、中央官庁のリストラ
の必要性についてははそのとおりだと思います。
道路公団はとっとと潰し、イタリアが高速道路の運営をアパレルのベ
ネトンに任せたように民間企業に経営させれば値段は下がり、収支も劇的に改善
されるでしょう。

しかし、一点だけ指摘させてもらうと、
>次に水道。水道法を盾に、井戸水でも十分生活できる地域にも水道
>を敷設し、役人の天下り機構としています。しかも、その料金は税
>金とは言われない。が、確実に国民負担になっている。そうしたこ
>とを考えると、日本の負担率は案外高いものです。50%は楽に超えてます。

これは現実離れした試算ではないでしょうか。
現行税制+社会保障の37%なのに、高速道路や水道といったインフラ
15%近くになることは無いでしょう。
ラフな試算でも年間100万円を超すことになります。
ただし、特殊法人に内在する「かくれ借金」を含めるとその位になる
かも知れませんけどね。

いずれにしても社会的インフラ部分を含めたとしても、日本は先進国
の中でも国民負担率は低いのです。
これは客観的事実として認識して欲しいことなのです。

独自政策が許されない時代 -投稿者: 哲生  2001-08-16 23:34:49
TUJIさん

>そういう面で単純かもしれませんが消費税がベターでありこれに
>一本化してもいいのではないかとというのが私のいけんであり、
>それによって引き起こされる富の偏重に対しては「相続税」で富を
>再分配し弱者を救済していく、貧富の差を欧米水準に合わせる
>必要はまったくない訳ではありませんが日本は日本のやり方を模索
>する必要が付加価値によって成り立ってきた「特異」な社会には必要かと思い
ます。

確かに水平的公平を消費税で達成し、垂直的公平を相続税で達成する
というのは実にシンプルで面白い制度だと思います。
私も今の税制度は複雑怪奇で簡素化すべきだと思いますが、日本だけ
がこうした独自路線を取るのは難しいでしょう。

何故なら、各国の輸入に係る関税が引き下げないしは廃止で統一され
つつあるように、また企業会計基準も世界的な整合性が求められてき
ているように、一つの国のルールがグローバルな基準から大きく逸脱
することはもはや許されない時代になってきているからです。
逸脱することは、その国が国際的な競争市場から閉め出されることを意味します。
もちろん精神的な継承や文化遺産に変化が起きることはありませんが、企業や経
済活動については、今までのような日本的な経営や経済パフ
ォーマンスだけでは生き残れない厳しい時代に突入しているのです。

独身者への増税が少子化を救う? -投稿者: 哲生  2001-08-17 00:35:14
YTさん
コメント有り難う御座います。

ドイツにいらっしゃったんですね。羨ましいです。
ベルリンの壁の崩壊は目の当たりにされたんですか?

ドイツは欧州の中では比較的法人税が高かったのですが、やはり他国
との関係上下げざるを得ないようです。
EUのように地域が狭いと、人や物やサ−ビスが少しでも税率が低い
地域に移動するようですから、制度がどんどん横並びになるんで
しょうね。このことが今後国政的なトレンドになっていくのでしょう。

YTさんの情報で驚いたのは、ドイツ国鉄が万年大赤字ということと、
>独身者への所得税率が高いため、20代の若者は、マル貧で
>安アパートに住み、古い中古車しか買えず、ブランド品など
>誰も買えません。
ということです。
ドイツも日本と同じように国鉄問題があるとは知りませんでした。

独身者の負担を増やすことは賛否あるでしょうが、結婚へのインセン
ティブを高めることで少子化対策にもなるかもしれませんね。
年金等老後の保障がきっちりしていることは、日本も見習うべきでし
ょう。やはり将来が不透明だと、どうしても足元がすくんでしまいますから。

アウトバ−ンはトラックのみ有料のようですね。交通量を抑えるために、今値上
げが検討されているそうです。
交通量を料金でコントロ−ルするひとは渋滞対策になるかもしれま
せんが首都高の料金を上げられても辛いかなぁ・・・

あと、お荷物である旧東ドイツ地域を底上げするために公共事業のよ
うな積極的財政支出を今も続けているんでしょうか?

質問ばかりですいません。

>哲生さん2 -投稿者: 勝又智詩  2001-08-17 03:15:10
 丁寧な指摘、ありがとうございます。

 ここは難しい問題ですが、例えば米価。多くの国の場合、国民生活の
安定化と言う考えから、生産者価格に対し税金で補填して、消費者価格
を低くする方式を用います。あるいはコンサート。公共施設は深夜まで
利用できないことから、大規模なコンサートは東京ドームなど限られた
場所でしか開かれません。そのため、地方から移動する費用、宿泊費等
がかかります。あるいは内港湾規定。これは完全なカルテルで、船舶の
運賃を「国家が」決定しています。ために「時間は掛かるが安い船便」
を利用することができません。車検制度もそうでしょう。日本とドイツ
しかありません。公立学校なのに「制服」を買わせたり、体育着なども
規定されている。背広なども、アメリカでは控除対象ですが日本は違う。
眼鏡は、ドイツでは医療費として計上できる。フランスなどでは住居の
親子間売買を認めているが、日本では認めない。あるいは免許更新費用
や、安全協会費、各種資格取得費用(天下りの財源)等々。内外比価と
言ってしまえばそれまでですが、本来なら、低価格で供給されるはずの
サービスを数えれば、相当な金額になると思いますよ。
 私は「日本再生」のポイントは、私達の生活は「どうあるべきか」と
言うものではないかと考えるわけで、それを実現するには何を負担し、
何を諦めねばならないのかを、明確にして行く事だと思っています。

勝又さんの私見に対する考察 1 -投稿者: 哲生  2001-08-20 23:51:34
少し間が空いてしまいました。すいません。

勝又さんへ
私見の部分に対するコメントです。
もう少し詳しく聞かないとわからない部分がありますので、少し質問
させて下さい。

>私は道州制の導入と地域マネーの導入、加えて司法の充実の3点が
>国家再生の鍵であると考えています。
道州制については、私も賛成です。
その精神は、「行革と自立」であり、今後地方が中央に依らず立脚し
ていくためには必要な制度だと思います。
今存在する3200もの自治体が今後もそのまま生き残れる環境にな
いのは明らかですし、企業と同じく合併、合理化により競争力を付けることが大
事です。

>そして国際経済と地方経済の切り離し。これは、キャッシュフロー
>をどう確保するかについての一つの提案です。これが2点目。
これだけですとよくわかりませんので、もう少し説明してください。

>私が「税制より司法を」と言うのは、2つの理由からです。一つ
>は、先のバブル潰しは国家権力による憲法違反なのに、訴訟ができな>いから
です。詳細は割愛しますが。
訴訟が出来ないのは税制度に対してなのか、バブル潰しに対してなのか、どちら
なのでしょう?

>次の理由は、法治国家なのに裁判よりも、
>暴力団に頼んだ方が「安くて、早くて、上手に」解決してくれると言>う実態
からの脱却です。
これは逆説的に使われていると思いますが、司法改革が進めば変化が
出てくるでしょう。

>そして税務。これはイギリス型の「売上税」の導入と、アメリカ型
>の納税者番号の併用としたい。
イギリス型の売上税というのは付加価値税(消費税)とは違うんですか?

>そして、教育では殺人の次に、脱税が悪いことであると、教える必
>要があるでしょう。国家という立場からすれば、殺人より脱税の方
>が罪は重いんです。そうしたことが大切と思います。
国家としてはそうですが、国民主権の立場のプライオリティからすれ
ば殺人の方の罪を重くすべきでしょう。

勝又さんの私見に対する考察 2 -投稿者: 哲生  2001-08-20 23:55:12
>「相続税〜」の所で私が言いたかったことは、ひとつに「日本に
>は、本当の意味で、金持ちはいない」と言うことです。自家用
>ジェットを持っていたり、外国の首相候補や大統領が「友達だ」な
>んて人物が何人いるか。国関係や組関係でなく、普通の民間人で
>「そうした人」を作ることが、哲夫さんの言われる前提条件を満
>たすことが出来る(安全保障と言う意味で)と思います。
>別な視点で言っても、国家は国民を豊かにしない限り、潤沢な税
>金を得ることが出来ないのですから、毎年「モグラ叩き」のよう
>に国民から「金持ちを選んで」潰して行けば、やがて出てくる
>モグラが居なくなるという、至極簡単な事柄を肝に銘じて貰いたいです。

私は以前書いたように、「本人がいくら金持ちになってもかなわない
」と思っています。本人の努力で金持ちになったのなら、それを使う権利があり
ます。
しかも以前と違い、今や所得税は他の先進国と比べても遜色なく、
国家が金持ちを潰すような状況ではもはやありません。
今後は日本も大富豪が生まれる可能性は高まっているのです。

しかしそれを子孫までも無条件に引き継がれることは反対です。
何故なら収入、支出、財産のバランスよく課税することが税
の理想であり、財産に対して課税する行為は他の先進国でも行われて
います。
そしてその負担率も他国と比べて突出しているわけでも無く、問題ない
というのが私のスタンスです。

蛇足ですが、金持ちでないと外国の首相や大統領と友達になれないわけではあり
ません。
また、外国の要人との交流だけが日本の安全保障に必要なのでもありません。
文化的な価値を認められたり、社会的影響力を持つような人々同士が交流するこ
とも
大いに価値があることでしょう。

勝又さんの私見に対する考察 3 -投稿者: 哲生  2001-08-20 23:57:37
>アメリカではハリウッド方式と言って、映画政策に出資した金は、
>映画がヒットせず低配当だった時、個人でも損失金として控除さ
>れます。これが日本の補助金方式だと、映画を作りたくて借金を
>申し込んだのにも関わらず、映画が出来ないと、出資金を決めら
>れないと言われる。
投資環境については、確かに日本においては規制が多すぎました。
でもご存じかと思いますが、出資や債権に関する規制は、今や自由化
が進みつつあり、この流れは止まらないでしょう。

映画に関して言えば、今後ブロードバント時代に必要とされるデジタ
ルコンテンツとしての魅力が再認識されつつあり、ロケ誘致を支援す
るフィルムコミッションが全国各地で設立される等面白い動きがでて
いますし、大手商社の中には映画への出資金を元本保証で小口化して
販売する動きなど、有限責任の中で国民が選択出来る商品が生まれつつあります。
今後こういった流れが拡大していけば面白いでしょう。

>納税方法なんですが、源泉徴収を辞めるか、せめて確定申告をしな
>いとペナルティを与えるとかが必要でしょう。
これは大賛成です。
というか、今の国民に政治や税制度に関心を持ってもらう決め手はこれしかない
でしょう。
何故なら源泉徴収というのは、税金を払う自覚を持たせない極めて
悪質な制度だからです。
税金を取る国側としては実に都合がいいけれども、国民は税金
を取られている実感が少ないから、その使い道には関心が薄い。
実際に自分の手で申告するようになれば、国民の意識は変わります。
源泉徴収の改正については、また詳しく書くつもりです。

あと、勝又さんが言われる「小さな政府」や退職金制度の
是正も、もちろん賛成です。
歳出面の削減については、かなりの部分意見にが一致するようですね。

地方自治の在り方が最優先 -投稿者: 哲生  2001-08-21 00:02:49
MK(初代)さん
お久しぶりです。
返事が遅れてすいません。

>所得税の事はだいたい分かりました。では、住民税の事はどうですか。
>サラリーマンは、所得税とほぼ同額の高率の住民税を、天引きされていると思
われます。
>それが、高い、痛い。
>地方は、道路の整備は要るでしょうが、どこへ行っても大きな公民館などの施
設が出来ています。
>これ以上、大きな箱物など必要ないですよね。
そうですよね。地方税も税金を取られる側からすれば、かなり痛いです。
住民税を含む地方税は、一応各自治体の判断で税率が決まることと
なっており、実際地方自治体によって税率は少し違います。
また最近地方財政も苦しいので東京都のように銀行に外形標準課税を
かけたりといった、独自の財源を探す動きも活発化しています。
地方の税制を考えることは、地方自治を今後どうすべきかというとこ
ろからスタートしなければなりません。

私は以前書いたように、地方は今後身の丈で生活することしか出来なくなると考
えています。
そのためには自治省という既に役割を終えた組織を即刻解体し、中央
からのコントロールではなく、地方自らの自立を図ることが必要です。

その時、地方としての選択肢は大きく分けると2つあります。
ひとつは自治体同士の合併を梃子に、スケールメリットを追求すること
で、大都会に対抗する方法。
政府が検討を始めた道州制などはこの範疇でしょう。
もうひとつは、他の自治体との横並びではなく、独自に地域を活性化させる道を
選ぶ方法。
例えば
 産業振興を核とし、企業誘致のため法人住民税をゼロにする。
 住民税が高いが、その見返りの行政サービスを手厚くして住民を呼び込む。
 住民税は安いが、その変わり行政サービスを殆ど無くす。
 観光や歴史的遺産を核とし、それらの保存活動を中心に地方税を使い、観光客
を呼び込む
といったように、個性ある行政サービスを提供する地域が出てきてもいいのです。
そういう自助努力をする地域とそれ以外の地域との格差が開くのは仕方がないで
しょう。
地方が個性を競って企業や住民に納得してもらうサービスを提供する
必要があるし、そうでない自治体は衰退していくのです。

国民のコンセンサスの是非によります -投稿者: 哲生  2001-08-21 00:05:10
MK(初代)さんへの続きです。

>あと、配偶者控除についても。
配偶者控除制度の改廃は、今後日本としてどういう社会を築いていく
かというコンセンサスによります。
今はその恩恵にあずかっている人が多く、専業主婦スタイルを国民が求めている
といえます。
それが、今までのような親の片方だけが働くのではなく、両親共に働
ことが社会的に認知されていけば、保育所の整備、SOHOのような
サテライトオフィス(自宅で仕事をする事です)といった環境整備と
ともに税制の改正も行われることでしょう。

あと、掲示板に書き込みする時の方法は、MK(初代)さんと同じようにしてま
す。
知らない人は参考になったと思いますよ。
ここの書き込みで不便なのは相手の文章を引用するとき、 > を、いちいち付
ける手間がかかることです。
誰かいい方法をしりませんか?

考察1について -投稿者: 勝又智詩  2001-08-21 03:35:26
>道州制の導入。
 一説によると、旧自治省は全国を300の市にする、青写真を作って
いたと聞きます。これは江戸時代の「藩」と同じ数であり、地域割りも
似たようなものだったと聞きますが・・・

>地域マネー
 これを説明しますと、ちょっとした書籍分くらい書かないとならない
ので、検索エンジンで探してください。サイトが幾つもあります。

>税制度、バブル潰し(訴訟の対象)
 両方です。前者は、税制を決定したのは議会(=国民)であるからと
言う理由で。後者は、弁護士が「金にならない」との理由で受けてくれ
ないからです。そうでなければ、共産党系の弁護士が動いています。

>イギリス型の売上税
 基本的には同じですが、学用品や食品などへの課税はゼロで、ホテル
などへの宿泊料には20%以上の税金を掛けているところでしょう。
つまり、貧乏人と金持ちとを分けていると言えます。

>殺人〜
 倫理と論理は別です。あくまでも「経済原則から見れば」と言うこと
であって、決して殺人罪を軽くせよと言うのではありません。

考察2について -投稿者: 勝又智詩  2001-08-21 03:49:29
 他の先進国と比べて税率が安いとありますが、それは具体的にどの国
を指しておられるのでしょうか。累進課税の国の場合、所得額と税率の
両方について紹介下さると助かるのですが。

>収入、支出、財産のバランスよく課税することが税の理想であり、
>財産に対して課税する行為は他の先進国でも行われています。
 簡単に言います。そうであるならにば、「財産を持っている、全ての
国民に対して相続税は課税されるべき」でしょう。そうでなければ、法
の下の平等ではなく、金持ちを罰する制度と言うしかありません。

>そしてその負担率も他国と比べて突出しているわけでも無く、問題
>ないというのが私のスタンスです。
 スイスでは多くの州で相続税はゼロです。また、相続税を取っている
州でも1〜3%です。負担率ではなく、税率でお答え下さい。他国の、
どの国の相続税率が何パーセントなのかを。

相続税に関する考察1 -投稿者: 勝又智詩  2001-08-21 04:09:55
 数字の嘘と言うか、統計学に騙されたくないと思います。「負担率」
と言いますが、それは「国民全員が支払うものではない」ことを指して
いるわけで、「金持ち狙い打ち税制」とでも言うべきものです。
 次にあるのは、個人が成功するまでの家族の協力や負担を、全く計算
していないと言うことです。マイホーム・パパで大富豪になった例が、あるのな
ら教えて欲しいが、私の級友が今年上場したけれど、彼は職場
に寝泊まりして、苦節15年休みも取らずに頑張り、家族も協力しての
ことです。それを認めない税制なら要らない。
 バブルの例でも分かるように、ある日突然「金持ちにされてしまう」
危険があり、その際、一気に負担率が上昇することを考慮した発言とは
思えません。哲生さんが死ぬほど働いて手にした資産を、「あなたは、
金持ちと認定されました」との一言で、相続税をしこたま取られても、
「富の再配分だから」と割り切れるのでしょうか?
 具体例を出します。3000万円の建て売りを購入したとします。
これには不動産取引税や消費税、登記費用や専属専任媒介契約費用など
が掛かると同時に、所得税や固定資産税などが課税されます。購入関係
の費用としては、不動産価格の2割程度が加算されるでしょう。多くは
税金であることは言うまでもありません。当然、夫婦共働きで、子供は
託児所預かりになります。そうした負担をしたのに、相続税を取られる
のは何故でしょうか? 控除されないのですか?

相続税に関する考察2 -投稿者: 勝又智詩  2001-08-21 04:26:18
 私が相続税について不信感を持つのは、その「論理的根拠とは何か」
ということからです。「何処の国でも採用しているから」では駄目です。
何故なら、「何処の国でも帝国主義だから」と言って、帝国主義政策を
採った日本が、今日「どう言われているか」でも分かるでしょう。です
から、筋立てた根拠を知りたいのです。
 「富の再配分」と言いますが、国際社会において「富の再配分」なる
ものが実行されているでしょうか。例えば、アメリカは儲けすぎている
から、大統領が交代したらアフリカに国富の何割かを渡すべきだとか、
そうした発言や行動があったでしょうか。国家に於いて成されない行為
を、どうして個人に強要できるのか不思議です。
 加えて言うなら、資産家の資産とは、いったい何を意味しているのか
定義して頂きたいと思うのです。相続税を取られるならば、資産家は、
何の権利を「購入したのか」について、明確に教えて欲しい。相続税で
取られるのだから、所有権ではないでしょう。賃借権か、一時使用権で
あるはずです。ならば、購入時に相続税分を減額されるべきでしょう。
 負担率の嘘は、1でも書きましたが、「誰かが金持ちになる」と言う
考え方です。しかし、私達は「誰もが金持ちになる」ことを前提として
発言しているわけで、相続税の対象にならない(金持ちになる気のない)
人を対象に考えているのではありません。

相続税に関する考察3 -投稿者: 勝又智詩  2001-08-21 04:47:31
 加えて言いますと、国民のための国家であり、国家のための国民では
ないと言うことがあります。「当然だ」と言われるでしょうが、しかし
多額の税金を納めている人も、一円も税金を納めていない人も、何故に
「同じ一票」なのか説明できるでしょうか。もしそれが「法の下の平等」
であるならば、国民の税率も「一律」にすべきなんです。「それとこれ
とは別」と言うのであれば、どうして「差別」が「正当」なのか、私の
脳味噌にも理解できるようにご説明下さい。税額や税率によって票数が
異なるなら理解もします。しかし相手はゼロなんです。「責任(負担)
なき所に代表なし」と言うのが本当ではないでしょうか。

 相続税とは、どんなに取り繕っても「金持ちに対して、国家が国民の
嫉妬を代弁して与える懲罰行為」でしかありません。

 岐阜に世界遺産になった白川郷がありますが、その家屋の資産価値は
1億円以上と言われています。ですが、住民に相続するだけの余力など
ありません。ではどうなるかと言えば、国家が受け取り、管理人として
「公務員」が常駐する形になるでしょう・・・それで「小さな政府」など
作れるのでしょうか。国民がいくら金持ちになっても良いのです。
「富は民に」を否定する税制は、悪魔の制度と言うしかありません。

取りあえずのレス 1 -投稿者: 哲生  2001-08-22 01:11:15
勝又さん

>>地域マネー
> これを説明しますと、ちょっとした書籍分くらい書かないとなら
>ないので、検索エンジンで探してください。サイトが幾つもあります。

確認しますが、私は、勝又さんの、

>そして国際経済と地方経済の切り離し。これは、キャッシュフロー
>をどう確保するかについての一つの提案です。これが2点目。

というコメントに対して説明を求めたのですよ。
あなたのこのコメントの中には地域マネ−という言葉は入っていません。

また、地域マネ−位私も知ってますが、勝又さんのいう地域マネ−
は一般的な意味で使われていないでしょう。普通は自治体やNPOが
地域振興のための補完手段として使うものであって、地方経済を切り
離すほどの地域マネ−がどういう意味があるのか、説明してくれない
とわかりません。

>>イギリス型の売上税
> 基本的には同じですが、学用品や食品などへの課税はゼロで、ホ
>テルなどへの宿泊料には20%以上の税金を掛けているところで
>しょう。つまり、貧乏人と金持ちとを分けていると言えます。
ですからそれは付加価値税か消費税というべきであって、売上税ではないでしょ
う。

>他の先進国と比べて税率が安いとありますが、それは具体的にどの
>国を指しておられるのでしょうか。累進課税の国の場合、所得額と
>税率の両方について紹介下さると助かるのですが。
私は今まで日本の相続税率が低いなんて一言も言っていません。
負担率がグロ−バルスタイダ−ドから見て大きく逸脱していない現状
の制度は、そのままでいいといっているのです。

>>収入、支出、財産のバランスよく課税することが税の理想であ
>>り、財産に対して課税する行為は他の先進国でも行われています。
>簡単に言います。そうであるならにば、「財産を持っている、全
>ての国民に対して相続税は課税されるべき」でしょう。そうでな
>ければ、法の下の平等ではなく、金持ちを罰する制度と言うしか
>ありません。
税の専門家である勝又さんの発言とは思えないですね。
相続税に限らず所得税や他の税制度だって徴税コストの見合いで
裾切りをするのが当然です。1万円の徴税コストをかけて、100
円の税を徴収するのはバカらしいことです。
問題なのは、その裾切りが政治的に利用されて高く設定されるような
弊害です。

取りあえずのレス 2 -投稿者: 哲生  2001-08-22 01:12:38
>>そしてその負担率も他国と比べて突出しているわけでも無く、
>>問題ないというのが私のスタンスです。
> スイスでは多くの州で相続税はゼロです。また、相続税を取って
>いる州でも1〜3%です。負担率ではなく、税率でお答え下さい。
>他国の、どの国の相続税率が何パーセントなのかを。

確か米国は60%でしょう。

スイスのようなマイナ−な国と比較するような瑣末な議論はやめまし
ょう。その分日本より消費税を高く取っているに過ぎないのです。

繰り返しになりますが、国家が個人に対してどの税負担をかけている
かのメルクマ−ルは負担率であって、税率ではありません。
特に相続税のように、課税機会が少なく、金額が大きいものは負担率
で比較しないと意味がないのです。
私が政府税調に出ていた時も、負担率で議論してましたよ。

哲生さんへの私見1 -投稿者: 勝又智詩  2001-08-22 06:40:40
税の専門家である勝又さんの発言>
 私は税の専門家ではありません。ただのオヤジです。ですから、
「地域マネ−位私も知ってます」とか「ですからそれは付加価値税か
消費税というべき」と言われるのです。反論はしません。

地域マネー>
 税調に出られている方に、私如きが言うのは釈迦に説法でしょう。
ただ、紙幣とは英語でバンク・ノートと言いますよね。それだけです。

政府税調・負担率>
 ですから、それは取る側の意見であって、取られる側の意見ではない
と、そのように申し上げているんです。国民の顔が見えないから(ある
いは見ないから)言えるのであって、事実、退職金に対する厚遇措置を
行うのは、相手が見えるから(自分達だから)でしょう。

徴税コスト>
 要は「取りやすい奴から取る」と言うことでしょう。だから取るのが
大変な暴力団からは、取れない税務署員が多い。でも、それは不公平で
あるだけでなく、不公正でもあり、正直者が損をする馬鹿を見る仕掛け
です。山ほど税金の無駄遣いをしていて、国家の屋台骨を支える大事な
仕事に「効率」とは、笑うしかありません。

哲生さんへの私見2 -投稿者: 勝又智詩  2001-08-22 07:00:06
スイス、アメリカ>
 軍隊を持ち、太平洋戦争以降も戦争をした国と、日本とを比較するの
もどうかと思います。それにアメリカの相続税が高いのは、寄付行為を
促進させるためであり、所得税が低いからでしょう。
 笹川記念財団を日本財団と改称させたように、日本では国家(役人)
がしゃしゃり出たいから、個人の富を奪うのです。カーネギー財団を、
アメリカ財団に改称させたら、大統領はどうなるか・・・

 それと、スイスはマイナーな国だからと言われましたが、それは小国
と言う意味で良いのでしょうか? もし、そうであるなら、日本も小国
になったら良いではないですか。大国になって、要らない交際費を払う
くらいなら、私は小国になって欲しいと思います。高い消費税と言われ
ますが、スイスは個人所得も高い。ネギ問題で分かったように、3本で
50円のネギが買えるなら、消費税が30%だって納得しますよ。でも
国産だと3本で148円です。だから問題なんです。生活物価がグロー
バルスタンダードなら、税制もグローバルで良いでしょう。建設物価を
見ても分かるように、日本は世界の倍も県政予算があり、業者がいると
言うのに、家屋の価格はアメリカの3倍で、ローンを組むと5倍の支出
を要求される。これで消費が伸びるなら、日本人の金銭感覚を疑います。
その上で相続税でしょ。私は国家の奴隷に、なりたくありません。

暴論1 -投稿者: 勝又智詩  2001-08-22 07:24:45
 日本の所得税が安くて、寄付に対する税金がアメリカ並みであるなら
私は相続税の意味もあると思うけど、江戸時代より悪い税制では、私は
納得することはできない。ボクシングの世界チャンピオンだった具志堅
氏は、年4回の防衛戦をやったことがあり「そのうちの3回は、税金の
ためだった」と言っています。今でもタモリ氏は「俺の稼ぎは3ヶ月。
後は国の稼ぎ」と言っている。それほどまでに徴税して於いて、残った
金を自由に使おうとすると、「贈与税だ」「相続税だ」と言われる。
それじゃあ「個人の金」なんて、無いに等しいじゃないですか。死ぬ程
辛い思いをして、やっとのことで手にした金を、「濡れ手に粟」で国家
が掠め取って行く。これでは、国民は「国家の奴隷」です。
 そう言うと「国民の義務だから」と言われる方がおられるが、「では
税金を払っている在日外国人と、払っていない日本人と、どっちが国民
なんですか」と聞くと「それは・・・」と言って、黙ってしまう。 勿論、
戦後の闇市の時代、外国人特権で操作もされず、徴税もされない時期も
あったし、今も疑惑はあるけど、彼等の言い分も分かりますよ。それは
日本の税制が可笑しいからでしょう。あるいは憲法かもしれないけど。
 松下幸之助翁ではありませんが「所得が30倍になったら、国家予算
は1500倍になった」では、どう考えても納得できないんです。その
うえ、今度は666兆円の赤字だという。とんでもないことです。
「そんな国なら要らない」と私は本当に思いますよ。

暴論2 -投稿者: 勝又智詩  2001-08-22 08:59:37
 日本の相続税法には「法定遺留分」というものがある。つまり、肉親
が財産を受け取ることを、国家が前提としているのです。家族ではない
人間への財産分与を遺言に残すことを規制するために、保護規定として
慰留するわけで、故人の財産配分の一部を、国家が勝手に決定している
のです。そうした上で税金を取る。何の権利で?
 サラリーマンの生涯賃金が3億円と言われるけど、単年度所得として
3億円を計上したら、住民税を併せて1.95=約2億円が取られる。
けれども、その人が「一発屋」だった場合(人生の中で、その機会しか
収入がなかった場合)、サラリーマン並みの可処分所得を保障するため
に、還付されるかと言えば違うでしょう。せいぜい生活保護だけども、
地方財政が逼迫しているので、それもままならない。それでも「平等」
と言われなら、それは「何の平等」なんだろう。役所は単年度決済だけ
ど、人生は70年以上続く長期決済です。
 日本のような社会主義国では、ケインズ理論は通用しないことが証明
されたと見るべきで、ケインズに代わるような経済理論を日本人が発明
していない以上、シュンベータやハイエクなどの理論を利用すべきかと
私は思います。現在流行している経済理論でなくても良いのです。今の
日本政府がケインズならば、一気に「現代」迄行かなくても、ケインズ
以外の経済理論なら効果を期待できるでしょう。

暴論3 -投稿者: 勝又智詩  2001-08-22 09:45:04
 相続税について、素朴な疑問を3つほど。

 日本では70歳以上の方の、75%が何等かの不動産を持っていると
言う。勿論、貯蓄もされている。それは、間違いなく国民がフローから
ストックへとシフトしたことを意味しており、こんな低金利が続くと、
生活費として元本の取り崩しが始まってしまい、投資に回らなくなる。
それを相続税でもって、強制貫流させようと言うのは・・・・

 同じ3億円を持っていたとして、宝くじ当選者と、遺産相続者とでは
資産の10年後生存率が格段に違うという。「周囲の環境」とか「親を
見ていた」とかの、ヒト・モノ・カネの違いがあるからだけど、一番の
違いは「遺伝」なんだと私は考える。運動選手のように、金持ちの才能
もまた遺伝するのだろう。「だからゼロからで良いのだ」と言う考えも
あるだろうが、それは「社長が死んだら、会社を潰せ」と言うに等しい。
早く所得税を納めて貰いたいのなら、早く稼げるように「なって貰う」
ことが大事だろう。そのための原資は、幾らあっても良いではないか。
少なくとも貧乏人よりも「早く育つ」に違いないのだから。

 代々の金持ちがいて、それが困ると国民が言っている国がいくつある
のだろうか。少なくとも日本には「死の商人」はいない。だから、金持
ちが戦争を起こすことはないのに・・・

私も暴論 -投稿者: TUJI  2001-08-23 01:08:24
金金金金、申しますが、一体金ってなんなんでしょうか。

物の代用品でしかないでしょう?しかも物を効率よく回すために
考えられた代用品でしかない。
流通や技術という「不確かな物」から成り立ってきた日本の経済を
根本から考えますと、私はその物が不確かの物だけにきちんとした
精神武装が必要かと思うのです。
つまりは「付加価値」というモラルや精神性の土台のうえでしか成り
立ちえなかった経済にたっているのではなかろうか。

それをかんがみずに金だけで見ようとするからいけない。
今、この付加価値がいったいどうなっているのだろうか?
先人がやってきた事にあぐらをかきただ使う事のみに経済の再生を
はかるとはまさに本末転倒ではなかろうか。
上達しない付加価値はそれが簡単であるほど低賃金な労働力のほう
にむかうものであって、かろうじてハイテク技術がもってるから
いいだけで、その精神性やモラルを軽んじた付加価値国家に将来
などあろうはずがない。

相続税を廃止したところで、その相続される金や財産が今の100
分の1の価値になることも充分に考えられるのではないか。

私も暴論2 -投稿者: TUJI  2001-08-23 01:42:20
私は相続税とは一つの手段でしかないと思う。
目的はハングリー精神の持続という精神論でしかないのだけれど。

そうでなければ資源もなく、国土もせまい我が国がグローバル化
した世界の中でいまの位置をどうやって維持していけるのだろうか
確かに今の日本のストックは世界一でそれが有効に使われてない
のかもしれない、しかしそれを吐き出す事ばかりにめをうばわれ
すぎなんではないのだろうか。そしてそれが吐き出されつくしたあと
は?またストックしたままにしてもその持ってる資産の価値は?

さらなる技術の向上とファッションとかでもよりお洒落な「付加価値
」が土台にならなければ持ちこたえられない段階になりつつあるなかで
定職もつかずふらふらして親の庇護の下にいる若者がどれだけおおいい
ことか。
まぁ、この辺は私の思い違いかもしれませんが、このような認識
から今の若者のカンフル剤として有効であると思うからこその相続税
支持論なのです。

そして究極の暴論 -投稿者: TUJI  2001-08-23 02:19:15
今の日本の借金が600兆円?それでもって貯蓄も同じくらいなんでし
ょ?もっとあるのかな?

みんな貯蓄を国家にあずけたらいい。
だって、その借金による公共事業やらなんやらで働いた金がストック
されてるわけでしょう?ほとんど。

これは言いすぎだけど、日本は国家と国民の間に何故かおおきな壁が
あるように思えるからなんです。
韓国で金融危機があった時、国民が銀のネックレスやらなんやら寄付
してたのを覚えてる人はいるでしょうか。
つまりは前提となる国家観があまりにもおそまつでバランスが悪いん
ではなかろうか。そう思わずにはいられません。

Re:日本再生のシナリオは?(財政編) -投稿者: mk  2001-08-23 08:40:00
TUJI さんへ

もし、お金をたっぷり貯め込んでるお年寄りがいるとして、
どうしたら、お金を使ってもらえるかと考えたのですが、多分土地建物はあるだ
ろうし、
タンスも押入れも、洋服などで一杯。すると、やはりその可愛がっておられる孫
さんなどに、
対する出費なら、じゃんじゃんでると思うんですよ。
人間一人では、生きられないし、同じくお金も一人で使い切るには、限度がある
し、第一面白くないと
思います。だから、死んだら国に取られるなどという、暗い不安こそ取り除くこ
とが、大切だと
考えていますが、いかか?
それに、国のお金の使い方こそが、間違っていたわけで、そんなのもう信用でき
ない。

ふらふらしている若い子も、町にでると目立ちますが、それも目立つだけで、私
の周りの
子供たちは、今も昔も変わらず、結構まじめで将来に対してもシビアに考えてい
ますよ。

Re:日本再生のシナリオは?(財政編) -投稿者: MK(初代)  2001-08-23 08:48:30
ひぇ〜〜?またミスった。すみません。
名前は、mk→MK(初代)です。ハンドル名の所をクリックしても
「投稿する」と同じ事になるみたいですね。知らなかった。

TUJI様へ1 -投稿者: 勝又智詩  2001-08-24 05:00:11
>流通や技術という「不確かな物」
 これは技術者に対する暴論ですね。
ま、タイトルも暴論だから構わないけど、そんな「不確かな物」で
成立しているインターネットを利用するのは矛盾だし、滑稽ですね。

>その精神性やモラルを軽んじた付加価値国家に、将来などあろう
>はずがない。
 そう。だからこそ、先人が大切にし、残してくれたもの(遺産)
の継承を、「悪」とされるのが理解できないんです。

>相続税を廃止したところで、その相続される金や財産が今の
>100分の1の価値になることも充分に考えられる
 だからこそ、額の多寡ではなく「その精神が問題だ」と言ってる
じゃないですか。一枚の写真を宝として相続する人がいても良いの
です。問題は、本来、個人の価値観によって決定されるべき遺産の
価値を、国家が「勝手に決定」することにあるのです。

>目的はハングリー精神の持続という精神論でしかないのだけれど。
 では、TUJIさんは一切の相続を拒否される訳ですね。
そして、資産家になるべく最大限の努力をされているのですね。
私は、TUJIさんが高額納税者として登場する日を、お待ちします。

TUJI様へ2 -投稿者: 勝又智詩  2001-08-24 05:23:07
>みんな貯蓄を国家にあずけたらいい。公共事業やらなんやらで
>働いた金がストックされてるわけでしょう?ほとんど。
 本当にそう思いますか?
それなら、相続税を主張する意味を理解します。
つまり、「金持ちの「金」は、国から貰ったものだろう」と言う
訳ですね。そうすると外貨準備高や、貿易摩擦は何で発生したと
思われます? ソニーも丸紅も国営企業と言うなら分かりますが。

>韓国で金融危機があった時〜
 日本でも戦時中はそうでした。それを否定したのが戦後教育です。
別な言い方をしましょう。TUJIさんが言われるような美徳は、先祖
代々継承するものであり、決して新興勢力には発生しない考えです。
鎌倉武士が「いざ鎌倉」となったのは、幕府が土地の私有と相続を
認めたからなんです。自分が死んでも、全体が戦で勝ったならば、
褒美として子供達に財産(土地)を残せるようになったから、安心
して戦場に出向いたのです。そうした史実を知ってください。

 最期に、日本人が持つ貯蓄の全てを国家に委ねたら、日米戦争が
勃発するか、世界恐慌になりますよ。日本の金融機関は、その預金
を米国債と日本国債の購入資金に充当しています。ですから、解約
(預金引き出し)とは金融機関を潰すことではなく、融資を受けて
いる企業を潰すものでもない、国家を潰すものなんです。もう少し
実態を調べられては如何でしょうか。

飲み会の例に思うこと -投稿者: 勝又智詩  2001-08-24 09:59:58
 確かに「飲み会」の例による、垂直的公平論は理解します。

ですが、

 1,酒を飲まない部長と、大酒飲みの平社員の負担が垂直で良いのか。
 2,4人の子持ち課長と、独身の副主任の負担が垂直で良いのか。

  との問題が生じます。2,については控除されますが、1,については
 問題が残ります。健康保険は1,について水平負担(人頭税的)です。

企業の「飲み会」と言うのは皮肉でしょうか・・・

 1,企業の飲み会において、上司の負担額を高く設定する理由は、単に
  高所得と言うだけでなく、組織内の地位が高いと言うことを含んで
  いるが、税制において地位は考慮されない。

 2,部長ならば、取締役になる可能性が近いことを意味するが、納税の
  場合、そうしたインセンティブは一切考えられない。

  と言う違いがあります。1,について言えば、国が高額納税者を良く
 納税したとの理由で、表彰したと言う話を聞かないし、2,についても
 同様です。高額納税者であることが、日銀総裁や大蔵大臣への近道と
 言う話もないでしょう。

 以上の理由によって、税の垂直負担の公平性には疑問があると、そう
思う訳で、ある種の欺瞞性を感じる次第です。高額納税者に勲一等でも
与えるなら別ですが、地位を認めずに徴税するのは奴隷扱いでしょう。

Re:日本再生のシナリオは?(財政編) -投稿者: TUJI  2001-08-26 08:54:51
勝又さんへ

私のくだらない暴論につきあって頂きましてまことにありがとう
御座います。
現在多忙中でありまして返事は後日させて頂きます。

まずは基本的な考え(前提)の違いから -投稿者: TUJI  2001-08-28 22:59:20
勝又さん、MK(初代)さんへ

改めて議論の流れを見直して根本的に何が違うのか解った
ような気がします。要するに国家観ですね。
勝又さんはこういってますね。

>国民のための国家であり、国家のための国民では
>ないと言うことがあります、当然といわれるとおもいますが

この辺から違うんです。わたしは当然とは言えないのです。
私にしてみれば何故国家と国民を区別するのか理解できない。
だって、直接民主制でしょう?政治家は国権の最高機関たる国会
を召集して行政を行ってる訳ではありませんか、そして官僚はあくまで
もその公僕にすぎない、じゃ、いまの現状に不備があるとすれば
根本的に国民に責任があるとしか思えない、そうじゃありませんか?

何故、
>そんな国家ならいらない(信用できない)
などといえるのか、まずはこの辺が理解できないという事から始め
ます。

勝又さんへの答え -投稿者: TUJI  2001-08-28 23:14:09
一つ一つ説明しますと

> これは技術者に対する暴論ですね。 ま、タイトルも暴論だから構
>わないけど、そんな「不確かな物」で
>成立しているインターネットを利用するのは矛盾だし、滑稽ですね

そのような意味で「不確かな」といった訳ではないのですが、、、。
要するに今日の最先端の技術が明後日には時代遅れになっている
確かな技術で確立した情報の発達によって技術の希薄化が進んでいる。

石油や鉱物資源などの一時的なものより「不確かな 」と言っているに
過ぎません。我が国の資源はこのようなサイトの短い「技術」という
土台にあるという事をいいたかっただけです。

次に -投稿者: TUJI  2001-08-28 23:35:07
>そう。だからこそ、先人が大切にし、残してくれたもの(遺産)
>の継承を、「悪」とされるのが理解できないんです。

だれも「悪」などと言ってませんよ。
それ「財産」を物質的のものとして「唯物的」にみるのか「精神的」
に見るのかのちがいでしょう。

> 本来、個人の価値観によって決定されるべき遺産の
>価値を、国家が「勝手に決定」することにあるのです。

勝又さんの考える「国家」が「勝手に決定」するというような
国民とかけはなれてるようなものであればそお思われてもしかたが
ないのかと思います。

次に2 -投稿者: TUJI  2001-08-28 23:52:09
>>みんな貯蓄を国家にあずけたらいい。公共事業やらなんやらで
>>働いた金がストックされてるわけでしょう?ほとんど。
> 本当にそう思いますか?
>それなら、相続税を主張する意味を理解します。
>つまり、「金持ちの「金」は、国から貰ったものだろう」と言う
>訳ですね。そうすると外貨準備高や、貿易摩擦は何で発生したと
>思われます? ソニーも丸紅も国営企業と言うなら分かりますが

そうでうね、この辺はまさに暴論でした、外に対しての日本企業の
実績を踏みにじるかのような発言に関しては不適切だったと思います。

しかし、ソニーのように海外に進出した企業も「日本国」という
前提、つまり全世界のなかでも飛びぬけて安価で優れた物を作れるよう
な「前提」があったればこそのものなのでしょう?

まとめ(まとめられるかな?) -投稿者: TUJI  2001-08-29 00:19:56
勘違いしないで下さい。
>TUJIさんは一切の相続を否定するんですか?

こんなことは一言もいっておりません。
時と場合によると言っているんです。
「究極の暴論」でも言ったように(究極の暴論と言ってる訳だから
細かく突っ込まないように)確かに国民一人一人の立場にたてば
こんなに税金が高いのに国家は赤字だらけ、、、納得いかない!

違うと思う、つまりはそんな狭い考えしか持っていない国民だからこそ
このような赤字があるのだと、国家を構成する必要不可欠な国民
にはその赤字を上回る「貯蓄」があるわけだ。
つまり、自分の会社は赤字でリストラやらしなければ存続も危うい
なかだけれど自分自身にすれば貯金があるからなんとかなる。

こういってるに等しい。しかし国家なくしてこの国の企業がどう
成り立っていけるのだろうか?

企業を構成する国民、場合によってはつまらない単純な仕事しかない
かもしれない、そんな人達も「職業に貴賎なし」とおもえるような
日本であるべきだと思う。

Re:日本再生のシナリオは?(財政編) -投稿者: MK(初代)  2001-08-29 00:20:02
TUJI さんへ

今日(8月30日)、東芝は1150億円の連結赤字のために1万7千人の人員削減を発
表しました。
政府は666兆円もの赤字になるまでに、何をしたか。何をしなかったか。
その辺ですよね。
借金に首がまわらなくなったら、経費節減や、人件費を削るしかない。それがで
きないのなら、
もうこれ以上国にお金が集まっても、しかたがないと思っています。
永遠に借金づけですよ。今のままなら。

そして相続税 -投稿者: TUJI[  2001-08-29 00:39:04
国家との相互性を考えない相続は「不可」と言わして
頂きたい。

何故なら国家は国民から搾取すると直接民主制のいまでも思われてる
からです。
このような考えは結果的にいい会社が作れないといっしょで国民にも
いい影響を与えない、ましてやそれを相続する次世代の若者達

甘えた環境で育った「動物」にどのような結果が待っているのか
やはりこれも近い将来が判断を下すと思うのだが。

実は私はもうかなりあきらめています。みーンな能天気でどうしようも
ない、、、、。

Re:日本再生のシナリオは?(財政編) -投稿者: TUJI  2001-08-29 00:51:51
MK(初代)さんへ
何故、その様にないにもしなかった「政府」と自分自身を関連ずけ
られないのでしょうか?
あなたも選挙権をもって選挙にもいってらっしゃるんですよね?

日本国というコップのなかでだれが悪いなんていったところで
そのコップの器たる国民が悪い以外ないにがあるんでしょう。
政府をスケーブゴードする国民ほど太刀の悪い国民はいない
と言わしていただきたい。

TUJIさんへ -投稿者: 勝又智詩  2001-08-29 03:09:05
 丁寧な回答、ありがとうございます。

 3つ言わせてください。1つは、技術と発明とは別だと言うこと。
今、私達の多くが使っている水晶時計の原理は、100年以上も前に、
あのキュリー夫人の夫君である、ピエール氏が発見した「ピエゾ効果」
を利用しています。技術とはそうしたもので、ライフタイムの概念とは
合わないような気がします。実際、大型橋の建築は日本の建設業者以外
に、技術を持っている国や企業はないのですから。

 2つ目。金融不祥事の際、当時の大蔵省は、司法と立法を兼ねていた
ことを無視されるのでしょうか?・・・彼等は行政機関ですよね。私達は
そうした「事実」を見て発言しているのであって、私達が官僚を選挙で
選んでない以上、その責任を問われることを不服としているだけです。

 3つ目。「国破れて山河あり」と言うように、国がなくなっても民族
は残るんです。大日本帝国がなくなって、「日本人全部が死に絶えた」
と言うならともかく、現に私達は日本人(民族)として生きている訳で、
江戸幕府が滅んでも明治政府が出来たように、国家を国民が潰すことは、
最終手段ではあるけれども、国民に与えられた正当な権利でしょう。

TUJIさん〜国家観〜 -投稿者: 勝又智詩  2001-08-29 04:31:35
 TUJIさん>

>私にしてみれば何故国家と国民を区別するのか理解できない。

 例えば徴税。私達に徴税権はありません。国家にある。
つまり、そうした強権を持っている存在と、それによって束縛される
存在とを対比しているのであって、一般的な発想だと思いますが?

>直接民主制でしょう?

 代議員制度を直接民主制とは言いません。間接民主主義です。

>政治家は国権の最高機関たる国会を召集して行政を行ってる

 立法府は行政権を持ち得ない。議院内閣制の勘違いでは?

>官僚はあくまでも、その公僕にすぎない

 公務員は全体の奉仕者であるから、国会ではなく、全国民への奉仕者
と考えるのが適当。

>現状に不備があるとすれば根本的に国民に責任がある

 国民には一般公務員を解雇する権限はありません。
この論法で行くと、犯罪者が悪事を犯すのは国民の責任、となります。
 厚生省の薬害エイズも、諫早湾の問題も、外務省の不正使い込みも、
彼等(犯罪者)の悪事の責任が、国民にあると言うのでしょうか?

Re:日本再生のシナリオは?(財政編) -投稿者: MK(初代)  2001-08-29 08:10:32
TUJI さんへ

おっしゃることは、わかりますが、勝又さんの書かれたように、全部が全部こち
らに責任があるわけではない。
また、だからこそ、これからの小泉首相に期待するわけです。
経費節減のための、役人の大量首切りなんて、誰もできないだろうとあきらめつ
つも。

なお、前回の(8月30日)は、(8月28日)の間違いです。すみませんでした。

お邪魔しますよ -投稿者: ウサチュウ  2001-08-29 14:39:20
 いやはや、白熱していますな。ただ少しばかり脱線している感があり
ますな。という訳で、TUJIさんに、お伺いしたいんですけど、

「国家(ステート)と国民社会(ネーション)を混同されてません?」

 日本人の国家観ってのは、この両者を混同してしまいがちなんですよ
ね。で、そこから救いがたい混乱が生じる訳ですけど。どうでしょう?

間があいてすいません -投稿者: 哲生  2001-08-30 00:40:43
皆さん色いろな意見ありがとうございます
出張のため、少し間隔が空いてしまいました。
すいません
今後も忙しくてレスが遅れがちになると思いますが、よろしく
お願いします。

勝又さん
>私は税の専門家ではありません。ただのオヤジです。
そうですか。それは失礼しました。
てっきり税理士の人かと思っていました。

>政府税調・負担率>
>ですから、それは取る側の意見であって、取られる側の意
>見ではないと、そのように申し上げているんです。国民の
>顔が見えないから(あるいは見ないから)言えるのであっ
>て、事実、退職金に対する厚遇措置を行うのは、相手が見
>えるから(自分達だから)でしょう。
勝又さんが取られる側の論理だけで税制を考えるのであれば、
これ以上なにもいいません。
取られる側は、少しでも取られたくないに決まっています。

取る側と取られる側のバランスが必要だと私は思います。
それを取る方も取られる方もそれぞれが納得する理論がグロ
ーバルスタンダードだと私は言っているのです。
取られる側のばかりを許すから日本は社会主義的構造を持ち、
国家に必要な税収入を今は得られないのです。
これ以上取られる側の論理を振り回すと国家は存続しなくなる、
そんな危機的状況まで追い込まれていることを認識すべきです。
もっとも国家など要らないというアナーキストなら、これ以上
議論しても仕方がないですけどね。

それに公務員が自分達に都合の良いように制度設計している
ような書き方は正確ではないでしょう。彼らだってサラリ−マ
ンです。
彼らが自分達の都合を考えていれば、自営業者や農業従事者の
補足率の低さ(いわゆる10−5−3問題)などとっくに解決
しています。

今の税制で比較すべき -投稿者: 哲生  2001-08-30 00:46:52
勝又さん

>スイス、アメリカ>
>軍隊を持ち、太平洋戦争以降も戦争をした国と、日本とを比較する
>のもどうかと思います。
これまたよくわからない論理ですね。
それだと米国だけでなく、NATO軍(イギリス、フランス、ドイツ
等)とも比較が出来なくなりますよ。

>それにアメリカの相続税が高いのは、寄付行為を
>促進させるためであり、所得税が低いからでしょう。
失礼な言い方ですが、推測で書かないで、もう少し現在の税制度
を勉強してから書いて下さい。
日本の所得に対する所得課税の負担率が12%なのに対し、米国は16%です。
税収構成比を見ても、先進諸国で所得課税率が一番高いのがアメリカです。

>高い消費税と言われますが、スイスは個人所得も高い。
一人あたりGNPは、日本とスイスは約4万ドルで、殆ど差が無いで
す。

>ネギ問題で分かったように、3本で50円のネギが買えるなら、
>消費税が30%だって納得しますよ。でも国産だと3本で148
>円です。だから問題なんです。
ネギと建設物価だけでは、国家のインフラはわからないでしょう。
もちろん東京は余りにもインフラが高すぎるのは事実で、是正すべきです。
でも犯罪発生率の低さなど、世界に誇るべきものは沢山あります。
例えば勝又さんが好きなスイスは、国民皆兵で、二十歳前後には
17週間の軍事訓練があり、その後も訓練が続きます。
これはスイスという、周りを大国に囲まれた国の宿命であり、私は
この行為を否定しているのではありません。
それぞれの国が、それぞれの歴史を経て、文化や制度が存続してい
るわけで、安易な比較は出来ないのです。

>ボクシングの世界チャンピオンだった具志堅氏は、年4回の防衛
>戦をやったことがあり「そのうちの3回は、税金のためだった」
>と言っています。
今まで私が何度も書いたように、過去の話をするのは止めましょう。
過去の日本は、所得税にしろ、法人税にしろ他の先進諸国より高か
ったのは事実です。

でも今は違うのです。

ここは今の制度を踏まえながら将来に向かって何をすべきかを議論
すろところです。
過去の制度が悪かったと愚痴っても、何ら発展性はありません。

続きます -投稿者: 哲生  2001-08-30 00:48:34
勝又さん

>今でもタモリ氏は「俺の稼ぎは3ヶ月。後は国の稼ぎ」と言って
>いる。それほどまでに徴税して於いて、残った金を自由に使おう
>とすると、「贈与税だ」「相続税だ」と言われる。
タモリが、今、英国やフランスやドイツに移住すれば、日本より高
額の所得税を払うことになるのです。

>日本の相続税法には「法定遺留分」というものがある。つまり、
>肉親が財産を受け取ることを、国家が前提としているのです。家族
>ではない人間への財産分与を遺言に残すことを規制するために、保
>護規定として慰留するわけで、故人の財産配分の一部を、国家が勝
>手に決定しているのです。そうした上で税金を取る。何の権利で?
それは別に日本だけではないでしょう。
米国、イギリス、フランス、ドイツも同じです。
特に日本の制度はドイツ、フランスの制度と殆ど差がないはずです。

>日本では70歳以上の方の、75%が何等かの不動産を持っている
>と言う。勿論、貯蓄もされている。それは、間違いなく国民がフロ
>ーからストックへとシフトしたことを意味しており、こんな低金利
>が続くと、生活費として元本の取り崩しが始まってしまい、投資に
>回らなくなる。
>それを相続税でもって、強制貫流させようと言うのは・・・・
これも意味不明です。
強制還流というのはどういう意味ですか?

>代々の金持ちがいて、それが困ると国民が言っている国がいくつあ
>るのだろうか。少なくとも日本には「死の商人」はいない。だから
>、金持ちが戦争を起こすことはないのに・・・
別に代々の金持ちがいてもいいけど、いなくちゃ困るわけでもないでしょう。
日本には冷泉家などのように、大金持ちではないけど歴史がある名家
で、過去の遺産を大事に将来へ受け継ごうという立派な一族は多いのです。
そういう人達には敬意を表するし、我々は大事にすべきです。

国と国家 -投稿者: 哲生  2001-08-30 00:51:47
TUJIさん

>みんな貯蓄を国家にあずけたらいい。
>だって、その借金による公共事業やらなんやらで働いた金がスト
>ックされてるわけでしょう?ほとんど。
それを合法的にやっているのが国債の発行です。
もっともこれは国債を買っている人は、国家に献上したとは
思っていませんが、国が破綻すれば太平洋戦争中の軍票と同じく
価値がゼロになりますから、献上することになります。

>これは言いすぎだけど、日本は国家と国民の間に何故かおおきな壁
>があるように思えるからなんです。
私も賛成です。
ここでは国と国家を分けて考えたいと思います。
国家は国を大事にする教育をないがしろにしてきました。
もっと日本の国の歴史をきちんと勉強する機会があれば、国民の
意識も変わるでしょう。
そういう意味でも「新しい歴史教科書」には期待をしていたのに、残念です。
また、我々はもっと国を愛することを学ぶ必要があるのですが、
同時に国家に対しては厳しい目で監視することが重要なのです。
国家は国民の民意の反映であり、その結果が今の国家です。
国民もやっとそのことに気がついてきたからこそ、小泉さんの
人気が高いと思いたいのですけどね。

一理あると思います -投稿者: 哲生  2001-08-30 00:53:32
MK(初代)さん

>もし、お金をたっぷり貯め込んでるお年寄りがいるとして、
>どうしたら、お金を使ってもらえるかと考えたのですが、多分
>土地建物はあるだろうし、タンスも押入れも、洋服などで一杯。
>すると、やはりその可愛がっておられる孫さんなどに、対する
>出費なら、じゃんじゃんでると思うんですよ。
これは自民党の亀井静香などが好きな案です。
そのために贈与税の見直しをして、もっと子供や孫にお金が
移転して使って貰えれば、景気も良くなると言う発想です。
私も一理あると思いますけどね。

飲み会の例に思うことについてへのコメント -投稿者: 哲生  2001-08-30 00:56:01
勝又さん

私も最初に書いたように、確かに垂直的公平はいろんなベク
トルがあり、すべてのベクトルを満足させる税制度は残念
ながらまだ生み出されていません。

どれかを採用すると、採用されない側の不公平感が残ります。

だからどの国も収入、支出、財産にバランスよく課税するこ
とで不公平感を和らげようとしているのです。

ウサチュウさんへ -投稿者: TUJI  2001-08-31 01:32:29
>「国家(ステート)と国民社会(ネーション)を混同されてません?」

> 日本人の国家観ってのは、この両者を混同してしまいがちなんでよ
>ね。で、そこから救いがたい混乱が生じる訳ですけど。どうでしょ>
>う?

救いがたい混乱を生じさせている典型的なれいを地でいってる私から
あえて言わせていて頂きますと
「井戸の水が枯れるか枯れないと困ってる時に蒸留水かミネラル水にし
ようか迷っている」―――毛沢東

こういわせていただきます。解りますかな?

Re:日本再生のシナリオは?(財政編) -投稿者: TUJI  2001-08-31 02:01:59
哲夫さんへ

御返事有難う御座います。早速ですが
私は国と国家をあえて区別する事にはあまり賛成できません。
何故ならあまりにも密接に関わりあっているこの両者を
「税」というカーソルだけで為政者と非為政者というような
簡単なベクトルで区別するような安易な考えにはとても同調出来ない
からです。

例えば国家(ステート)をひとつの会社として捉えるのならば
その従業員たる国民が個人の利益のみにはしり会社の利益をまったく
かえりみないような状況におちいるのならばその会社の未来にどのよう
な末路が待ちえるのか日をみるよりあきらかでしょう。

今現在の大企業と言われるような「企業」の、その創立時の希望に
もえた従業員というより一社員のモラルの高さからのみなし得たと
思われる技術の先進性はいったい何処にいってしまったんでしょう。

いわばその人たちが残した遺産をどのように有効に「消費」するか
のみに依存したお話ならばあまり意味がないのではないのでしょうか。

つまり、日本の再生はそのモラルの再構築を前提としてしか成り立ち
えないのではないのでしょうか。税の話はあくまでも二義的なもので
しかないようなそんなきがするのです。

Re:日本再生のシナリオは?(財政編) -投稿者: TUJI  2001-08-31 02:24:58
勝又さんへ

>国敗れて山河あり

どうしようもなく悲しい響きですね。山河を認識するにも
人があってのものであってその山河をよぶ呼称でさえも国家と
いう政治的な共同体でしか認定できないのである限り、、、、。
私はその共同体が長く永遠に存続できる事を切に願います。
ましてはその共同体が自分自身の国家であるならばなおさらです。
例えばアイヌのように当時アイヌ人が呼んでいた呼称を尊重して
あの岬を「納沙布岬」と呼ぼうと言われてもアイヌ人の立場からしてみ
ればぴんとこないでしょう?

おっしゃるとうり国家がなくなっても民族は存続するでしょう
しかし、そのような状況で存続した民族もどこかの国家に帰属せずには
いられない、ちょうど会社を渡り歩いているうちに年をくって
住民票も場合によっては戸籍も否定するような浮浪者みたいに国家
レベルで落ちぶれるようになっても勝又さんは民族自体は残るから
「OK」というのでしょうか?

哲生さん> -投稿者: 勝又智詩  2001-08-31 04:00:34
 視点を変えてみます。

 私は、所得税一律10%を考えています。勿論、アルバイトからも。
くれぐれも言いますが、物価問題は別です。ここを混ぜ合わせにする人
が多いけど、物価政策の失敗と税制とは別物であり、政策の失敗を制度
で誤魔化そうとして来たために、歪な国家になったのだと思うので。

 仮に「行き過ぎだ」と言われるのならば、せめて最低課税額を100
万円とすべきでしょう。年収3万ドルで非課税なんて国、私は知らない。
 逆に言えば、国家は年収200万円でも生活できるような、そうした
物価政策が必要であり、10−5−3とか9−6−4などと言われる、
不公正な税制は直ちに撤廃すべきでしょう。

 相続税については、贈与税と一本化すべきだと考えるし、遺言通りと
すべきでしょう。税率は、せめて20%程度とするか、あるいは寄付を
誘導する形が望ましいと考えます。何より注意しなければならないのは
バブルが発生して、相続税が瞬間的でも大衆課税化することです。制度
と言うのは「臨機応変に」とは行かないので、保護規定が必要と感じて
います。・・・税理士ですか、企画営業なんですけどね。

TUJI様> -投稿者: 勝又智詩  2001-08-31 04:35:24
 大化改新、鎌倉幕府、明治維新等々、ある種の地殻変動が大和ノ国に
起こってきたことは事実であり、そうした可能性を、私は否定する気は
ないと申し上げているだけです。どっかの惚けた法制局のように「権利
はあるが使えない」と言う気はないと、そう申し上げているだけです。

国・国民>
 TUJIさんが言われることも分かりますが、時として誤解を生む考えで
あることも確かでしょう。本来なら一元論ですよ。けれども、問題点を
突き詰めて行く時に、方便として二元論が必要な場合だってある。
それは丁度、本来なら地動説だけど、子供に天体の動きを説明するには、
天動説の方が適当であるのと同じです。ある流通で「生活者」って言葉
を使いましたよね。でも、店長が「俺も生活者だ」と言ってたら、数年
で生活できなくなってしまった。やっぱり立場があると思いますよ。

 私のスタンスとして、基本的には「出口抑制論」なんですね。それは
ご理解頂けると思いますが。ただ、皆さんがソフトランディングを志向
されているのに比して、私は「何でもあり」と考えています。役人だけ
が悪いとも思っていませんが、族議員の要になっている人達がいるのも
事実なので・・・まあ、そういうことです。

国と国家2 -投稿者: 哲生  2001-09-04 23:50:01
TUJIさん

>私は国と国家をあえて区別する事にはあまり賛成できません。
>何故ならあまりにも密接に関わりあっているこの両者を
>「税」というカーソルだけで為政者と非為政者というような
>簡単なベクトルで区別するような安易な考えにはとても同調出来ない
からです。
もちろん私も「国」と「国家」を分けると書いたのはマクロ的な
意味で書いたわけで、その中では税制というのは国家を形成する
一つの柱に過ぎません。
もう少し詳しく説明すると、私が書いた「国」というのは、例えば
司馬遼太郎が書いた「この国のかたち」のイメージであり、
本来日本国民であれば共通意識、土壌として持ち得る歴史と文化に
裏打ちされた「国」です。
誤解を恐れず言えば、八百万の神や、仏教や、天皇、あるいはこれ
らの複合体への信仰をル−ツとした日本特異な世界観を持った社会ともいえます。
それは我々が強制されるようなものではなく、少々の畏怖と、無垢
の尊敬と、大いなる安心感を我々に与えてくれる存在であり、意識
しなくても倫理観を支えていたのではないでしょうか。
もちろんTUJIさんが言われるモラルもこちらに含まれます。
個人形成に取って非常に大事なこういう土壌が枯れてきたのが今の
日本であり、処方箋として自国の歴史教育の変革や地域社会が果た
す役割の拡大が求められています。
これについてはまた別の部屋を立てて議論したいと思っています。

また、企業のモラルについては、企業だけが特別モラルが衰えたわ
けではなく、こうした社会全体のモラル低下が企業にまで波及し
ていると捉えた方が自然ではないでしょうか。
社会全体のモラルアップを図ることが大事な時期であり、解決策が
求められている気がします。

国と国家2 -投稿者: 哲生  2001-09-04 23:54:07
続きます

そして「国家」とは我々の「国」を具現化するツールでしかありません。
よく言われるように、日本の場合は「国」を形成する国民がほぼ
単一であり、島国の中で同一の価値感を共有してきた希有の国です。
そういう意味では「国家」と「国」に殆ど乖離が無いから一体と
して捉えがちですが、例えばヨーロッパでは必ずしも価値観や文
化を共有したり単一民族で国家が形成しているわけではなく、
まだら模様に入り組んでいる「国」というエリアを、無理矢理
「国家」という線引きをしているに過ぎません。
ですから「国の民」は「国家」よりも自分達のアイデンティテイ
を重視することを望むから、ユーゴやチェチェン等の紛争が起き
てきたわけです。

こう書くと、日本がほぼ「国」と「国家」が同一ならば分けて
考える必要が無いのではと思われるかもしれません。
でもそれは違うと思います。
何故ならば、「国」を思う気持ちそのままで「国家」を思うこと
は為政者に対して盲目となることを意味します。
それは結果的に健全な「国家」形成を阻害するばかりか、我々
個人に対しても、今日の日本の状況のように不利益をもたらす
ことにつながります。
今の政治状況が悪いのは政治家だけではなく、その政治家と
結びついた利権を貪る企業がいて、それを国民が黙認してき
たわけで、そういう意味で国家が行う様々な施策に対して厳し
くチェックすることが健全な「国家」を形成することになる
と思うのです。

「国」が存続しえないのが今の税制 -投稿者: 哲生  2001-09-05 00:39:12
>視点を変えてみます。
視点を変える前に私の質問に答えて欲しかったんですけど…
課税最低限や不公平税制の是正については、私も以前書いたように
同意見です。

>相続税については、贈与税と一本化すべきだと考えるし、遺言通
>りとすべきでしょう。税率は、せめて20%程度とするか、ある
>いは寄付を誘導する形が望ましいと考えます。何より注意しなけ
>ればならないのはバブルが発生して、相続税が瞬間的でも大衆課
>税化することです。制度と言うのは「臨機応変に」とは行かない
>ので、保護規定が必要と感じています。
役人というのは未知なる状況には弱いですが、一度経験した前例が
あれば比較的早期対応出来るものです。
オイルショックなどは、まさに良い例で、第一次と第二次の時に政
府対応には雲泥の差がありました。
確かにバブル期の相続税制度是正は完全に後手に回りましたが、今
後は二度と同じ轍を踏まないでしょう。

私も今の日本国の財政がバランスが取れている状況であれば、相続
税の若干の見直しも有り得ると思います。
でも今は収支がアンバランスなばかりか、今年度末で666兆円に
もなる借金も抱えるような危機的状況になっている・・・

もちろん支出の削減は必要だし、特殊法人改革等は断行すべきです。
ただ今すぐに公務員を半分にするような支出削減は現実性に乏しい
わけで、少しでも収入確保が必要なのです。
そのためには、必要最低限の景気対策以外の減税は、これ以上すべきではない。

私は「国」が存続、発展し得ないような税制は、理屈がどうあろうとも
害毒だと思いますし、今の日本がそういう状況にあることを皆さんに知って欲し
いのです。

哲生さん> -投稿者: 勝又智詩  2001-09-05 14:54:28
 国が666兆円の赤字であることは、報道を通じて知っていますが、
私が思うのは「穴の空いたバケツに、水を注ぎ続けたくはない」と言う
だけのことです。それと「日本は好きだが、日本政府は好きじゃない」
と言う国民が、増えていると感じることです。

 「政府に強請ると、サービスが悪いは、料金(税金)が上がるは」と
国民が実感したなら、それ以上の要望も出さなくなるでしょうが、その
代償として、信用が低下するのは必然です。バブル崩壊より今日まで、
日本政府の信用は落ち続けています。だからこそ、首相が「改革断行」
と言っているのではないですか。

 タイタニックではありませんが、税収の10倍も債務を背負っている
現状は理解しても、浸水を止めない限り、沈没するしかないでしょう。
そりゃあ「国家と国民は一体だ」として、「死なば諸共、一億玉砕」と
言う考えもあるでしょうが、私達は、そうした戦争の反省から、今日の
日本を築きあげたと考える所もある。
 「金融が大変なことを理解してください」で、70兆円出すけれど、
いったい何人の人間が逮捕され、何社が放漫経営を問われたか。国家の
債務となれば、それこそ誰も責任を取らないのではないのか、あるいは
財政再建を掲げた、小泉内閣が逮捕されるのか(責任はポストによって
継承するから)。そうなら、二度と再建者は出なくなる。

 こと財政再建に関しては、国民が親で国家は子供です。小遣いを貰う
際、無駄遣いを窘められるは当然で、それが二度三度となれば、仕送り
停止になるのは自明の理です。助けないとは言わないが、助けるに十分
な環境整備が大切と言うだけです。

ネットで見つけた、おもしろい意見 -投稿者: MK(初代)  2001-09-05 20:42:08
哲生さん 話は少し戻りますが、下記の所得税率の話は本当ですか

「マインドコントロール下で分からないでしょうが、所得税の最高税率が世界最
低なんだ。
今度ブッシュ減税にぬかれるけど。37%(地方税込み50%)は一見高そうだが、
バブル前なら
40歳のリーマン程度。ポマードが消費税を2%あげてまで、年4000万超の者限定
の減税で
50(65)%から下げてやったわけだけど、当時それで8500万の手取り増といわれた
イチロー君は
いくら余計に使ってくれたね。後半部分は論評に値しないか?」

―2ちゃんねる ニュース議論よりー

関係ないことですが -投稿者: ウサチュウ  2001-09-09 14:26:10
@「月は緑色のチーズで出来ている。これは事実であると私は確信して
いる。これを事実ではない、というのであれば証明せよ」
A「あなた方が霊が存在する証拠がつかめないのは、あなた方が霊の存
在を信じない狭い心の持ち主だからです」
B「水素と酸素は結合して水になる、という密接な関係にある。故に水
素と酸素は同一視しても良い」
C「国家の存亡にかかわる、この非常時に………」

 人格と主張との間には因果関係はない、と私は思い、常々自重してい
るのだが、常軌、いや失礼、上記の様な主張、論法を繰り返されると、
さすがに疑いたくなってくる。

 「こやつ、○○か?」、と。

※かなり脱線してしまいましたな。申し訳ない。

ウサチュウさんへ -投稿者: TUJI  2001-09-09 23:24:45
上記は私に対しての事かと思うので御返事させていただきます。

>@「月は緑色のチーズで出来ている。これは事実であると私は確信し>て い
る。これを事実ではない、というのであれば証明せよ」

最近の若者に対しての認識の話かと思いますが、証明せよなどとは
言っておりません、そもそも前提となる認識が違う訳ですから
お話にならないでしょうといってるだけです。
それと、私の「現在の若者に対する認識 」を「月は緑色のチーズ
で出来ている」という例に例えるのはかなり恣意的ですね、信仰宗教
の教祖様じゃないんですからもっとましな例えをしてください(笑)

>A「あなた方が霊が存在する証拠がつかめないのは、あなた方が霊の>存在を
信じない狭い心の持ち主だからです」

ウサチュウさんじゃないんですから、こんな尊大で横柄な態度で言って
るつもりは毛頭御座いませんがそのように聞こえたのなら申し訳ありま
せん。

>B「水素と酸素は結合して水になる、という密接な関係にある。故に>水素と
酸素は同一視しても良い」

Cにもつながりますが時と場合によると言ってるのです。
これも認識の違い、私は根本的なものに矛盾があると思っていますから
枝葉の部分ばかりの話では「木を見て森を見ず」なのではないのでしょ
うかといっているに過ぎません。
水素と酸素を結合させ水たらしめてるものはなんなんでしょう?

>C「国家の存亡にかかわる、この非常時に………」

つまり、ウサチュウさんはこのような認識にたっていない訳ですから
ほっとけばいいでしょうに、何ゆえちょっかいを出すのか。
自分でも仰ってるように人格にからめまてまで公の場所で人を非難
するのは如何なもんですかね。しかも、、、、OOとは、、、、
ちょっとショックですな。

哲夫さんへ -投稿者: TUJI  2001-09-09 23:32:44
せっかくの有意義なコーナーを私の原因で脱線させて
しまい申し訳ありませんでした。

まだまだ言い足りない事があるのですが、これはべつの部屋で
ということで。

またお会いしましょう。

また間が空いてすいません。 -投稿者: 哲生  2001-09-10 23:36:59
勝又さん

私が何度も書いたように歳出面を絞るのは当然の話です。
でも今の景気状況では、公務員をいきなり半分にする
ようなドラスティックな策を取るわけにはいかないわけで、
現実的な路線としては歳入を少なくとも減らすべきではな
いのは当たり前です。


MK(初代)さん

>マインドコントロール下で分からないでしょうが、所得税の最
>高税率が世界最低なんだ。
これは正確に言うと正しくないです。
例えば石油産油国の中では所得税が無かったり、もっと低い国
があったりしますからね。
正確に書くとすれば、「日本は先進諸国の中では所得税の最高税
率が一番低い」です。

>37%(地方税込み50%)は一見高そうだが、バブル前なら40歳
>のリーマン程度。ポマードが消費税を2%あげてまで、年4000
>万超の者限定の減税で50(65)%から下げてやったわけ
これは、ほぼ事実です。
正確には直接税(所得税)から間接税(消費税)への移行が目的
だったのですけどね。


TUJIさん
脱線しても結構ですから、遠慮なく書き込んで下さいね。


最近ここの話題も税制以外に話が移りつつありますから、税につ
いては次回からは私なりに結論づけていきたいと思います。

誰が税の制度を決定しているのか 1 -投稿者: 哲生  2001-09-10 23:43:45
私は最初の所で政治家の問題を指摘しました。
それをもう少し掘り下げてみたいと思います。

私達は、税制度を実質的に決決めているのは官僚と思いがちですが、違います。
皆さんは税制も予算と同じく官僚が根回しして、政治家がその手の上
で踊らされていると思われているかも知れませんが、少し違うので
す。
膨大な要求件数となる予算と違い、税制の方はそもそもの要求件数
が少ないため、政治家が関与し易いのです。

その辺のシステムを分かり易く説明しましょう。
何事もそうですが、物事を決めるシステムには、要望、調整、決定という流れに
なります。
税制改正要望も同じです。
まず要望ですが、これは各団体(産業団体等)が、各省庁に対して要
望し、それを受けて各省庁は財務省(旧大蔵省)に対し、要望していきます。

そして調整ですが、不思議なことに三カ所で行われます。
ひとつは事務的に要求官庁と財務省が、減税か否かの議論をします。
しかしここでは議論するだけで、財務省も決定権限はありません。

もうひとつは、政府税調です。ここがいわゆる税に関する日本政府の
最高諮問機関で、私がオブザーバーで出席していた頃のメンバーは、
今の日本を代表する税の学者達に加え、産業界では塙日産自動車社長
、森下松下電器社長(今は会長)といった産業界、福井県知事等の自
治体の長、マスコミ幹部等そうそうたるメンバーでした。(作家の神
津カンナもいたが、殆ど出席せず)。
今は松永真理や猪瀬直樹などがメンバーになっている筈です。
しかし不思議なことに、ここで調整されたことが政府の決定になるわ
けではありません。
正直いってメンバーが多すぎるために、個々の意見を集約することが
できなくなっているのです。このためその答申は尊重されることなく
、形式的な位置付けに甘んじているのが実態なのです。

誰が税制を決めているのか 2 -投稿者: 哲生  2001-09-10 23:45:14
そして実質的に税の調整、決定を行っているのが「自民党税調」なのです。
これは自民党内の一つの委員会にすぎないのですが、絶大の権限があります。

少し前になりますが、だばこ税増税の話がありましたね。
あれは当時、亀井政調会長の発案で出されたものを、自民党の山中貞
則氏が事実上け飛ばしました。
また、最近では株式投資に係る譲渡益課税の軽減といった、景気回復
を睨んだ首相官邸筋などからの税制改革要望についても税調幹部は無
視し続けてきました。
最近やっと会議の開催だけは決まったようですが、どこまで実のある
成果があがるか疑問です。
山中氏がなにものかといえば、自民党税調の名誉顧問であり、事実上
のドンなのです。
本来は委員会の一メンバーより政調会長の方がはるかに偉いのですが、
こういうことが起きるほど「自民党税調」の権限は絶大なのです。

そして「自民党税調」の中で、さらにインナーといわれる、一部の議
員だけによる秘密の決定機関があります。
そのことは最近マスコミでも報道されてますが、少し前に報道された
記事によると、「自民党税調」の顧問でインナーメンバーである某代
議士が財務省幹部に対し、「お前らはいつまでも役人でいられるが、
オレたちには選挙があるんだ。」と言い放ったと書かれていました。

つまり、日本の将来を決めるべき税制が、ほんの一部の議員、しかも
目先の事しか考えていない議員のもとで決定されている…
このことが大いなる問題なのです。

>哲生さん -投稿者: 勝又智詩  2001-09-23 06:42:56
>「お前らはいつまでも役人でいられるが、俺達には選挙があるんだ」
>と言い放った〜日本の将来を決めるべき税制が、ほんの一部の議員、
>しかも目先の事しか考えていない議員のもとで決定されている〜

 私をアナキストと言った方が、コミュニストだなんて、変な話です。
議会制民主主義なら当然でしょう。議員が官僚を支配しなければ、私の
指摘が「当たり」になる。ならば「今までの否定」は何だったのか。

 問題は、そうしたことを話題にしない国会であり、マスコミです。
事実であるなら、次回の選挙で「落選させる」ことが大事でしょう。
「そうは言っても、田中角栄の例があるから」などと言ってたら、本当
に日本は駄目になってしまいますよ、違いますか?

 このフォーラムに所属議員の名前を書いたら良い。哲生さんは、私と
違って実名ではないのだから、全員について書くことが大切でしょう。
そして、賛同者があらゆるサイトに喧伝して行く。それを「名誉毀損」
と言えるかどうか・・・検察が動くまでやれば良いと思う。
 茶飲み話なら「ここまで」言うのは違反です。ご隠居の自慢話だ。
でも、本心から「何とかしたい」と思っているのでしょうから、私達に
出来ることは手伝いたいと思いますよ。そうなると、「知らせること」
が大事でしょう、そう思うのですが。